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フィッシング 必要知識

飛距離か正確性か?色々なキャスティングについて

投稿日:2015/10/11 更新日:

釣りでキャスティングと言うと仕掛けやルアーを投げることをいう。

キャスティングには実は色々な種類があってそれぞれ特長があり、向かい風にはこの投げ方とか橋桁の下やバースを狙うときはこの投げ方とか色々状況によって使い分けていくとより快適な釣りが可能となる。

このページではキャスティング(投げ方)について紹介していく。

まずはこの投げ方からマスター「オーバーヘッドキャスト」について


一番オーソドックスなキャスト方法の一つがオーバーヘッドキャストで初心者が投げ方を覚える時一番最初に練習すべきなのがこの投げ方。難易度は最低レベル。

メリットは正確性、飛距離とも標準的な点。真っ直ぐ前に投げる分には正確性は非常に高い。ただし、横風や向かい風に弱いというデメリットも存在する。無風の時や追い風の時には多用する。

ちなみに向かい風の時などは弾道が低くなるように投げると良い。

後ろに障害物があったり周りに人がいる場合には「アンダーキャスト」

船釣りなどでは必須のキャストなのだがルアーを下から投げるのがアンダーキャスト(いわゆる下投げ)。難易度は少し練習すれば習得出来るレベル。振り子の原理で投げれば良い。

飛距離については最低ランクであるものの正確性は標準から標準より上。上に電線があるとか周りに障害物がある場合や人が多い場所などでは危険回避のために多用する。運河などの飛距離の要らない釣り場の遊歩道等ではよく使う。

飛距離を伸ばすなら「ペンデュラムキャスト」


垂らしを長くして振り子の原理で投げるペンデュラムキャストという投げ方がある。

ショアジギングやサーフからのヒラメ釣りなどでは必須の投げ方で遠心力を利用できるため飛距離が伸ばせる。

メリットは飛距離を伸ばせる以外にもロッドへの負担が小さく重いルアーを投げやすいことが挙げられる。デメリットとしては垂らしを長くするため周りに障害物が無い場所でなければ使えないことや多少のコツが必要ということ。キャストミスも少し多い。

砂浜で投釣りをする時に使う「回転投法」

詳細はシマノサイトへ

飛距離が必要な釣りで活躍するキャスティング。エサ釣りの投げ釣りだがルアー釣りに応用することは出来る。かなり動作が大きくなるので周りに誰も居ない時などに試してみると良いだろう。

スパイラルキャスト等のブラックバスで使うキャスティングはこちらから

キャスティングで飛距離を上げる方法

飛距離を上げるキャストのコツをいくつか紹介しておく。

  • 垂らしを長くして遠心力を最大限に利用する。上に書いたペンデュラムキャストと同様なのだが回転投法などでも垂らしは長めのほうが飛距離が上がる。
  • 左手でロッドエンドを引く力を込める。ソルトの場合は基本的に両手でロッドを持って投げるが利き手だけで投げると飛距離は伸びない。利き手の反対側(右利きの場合左手)の手でロッドエンドを引く力を入れることでパワーは倍増する。
  • 投げたあとはルアーが飛んで行く方向へロッドを向けておく。スプールからラインが放出されているときは出来るだけルアーまで一直線になるようにロッドを向けておく。

正確性を上げるならフェザリングを

ベイトリールを使うときはサミングと言って親指で糸の放出を調整するがスピニングリールを使う時もキャストの正確性を上げるためにラインの放出を指で調節するとよい。通常キャストする手の人差し指でフェザリングをするが届かないとかやりにくいという時はロッドを持っていない方の手で調節しても良い。

色々な釣りのキャスティング(投法)まとめ

注意したいのは使用するタックルによって投げ方も勝手が変わってくることもしばしばでトラウト用のフニャフニャのロッドとアジング用のシャキッとしたロッドではキャスティングは全く違うものとなる。

キャスティングは釣りの基本であり非常に重要な技術の一つ。魚の目の前にルアーが届きさえすれば釣れるって状況もあるのでキャスティングの向上は釣果に直結する。日々の練習でどんなタックルでもキャスト出来るようにしておきたい。

どうしても飛距離を手っ取り早くあげたいという人はルアー遠投天秤なる商品も販売されている。

動きや泳層が変わってしまいいつでも使える商品ではないが持っていると便利な商品である。

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