ポイ捨てするやつは釣運まで捨てとる。
ゴミ拾うやつは釣運を拾っとる。

釣りサイト「釣活」ブログ

インプレッション 必要知識

バイオマスター後継機「ストラディック」を使ってみた

投稿日:2015/07/07 更新日:

ストラディック

今年のシマノのスピニングリールでツインパワーの次に注目すべきリールはバイオマスターの後継機と言われている「ストラディック」。HAGANEギア搭載のコストパフォーマンス抜群のこのリールを早速使ってみたのでその良さを紹介していこう。

ストラディックとは

詳細はシマノの公式ホームページを見ていただけるとわかるのだが2015年の目玉技術である「HAGANEギア搭載」リールながら実売価格1万円台半ばというコストパフォーマンス抜群の機種である。元々はシマノのリールでこのポジションはバイオマスターという名前の機種だったのだがアメリカで売られていたリール名と同じストラディックというモデル名に変更された。

HAGANEギアってなんぞ?って方に少し説明すると精密冷間鍛造ドライブギアのことであり通常マシンカットで製造するギアをシマノの技術力によって高圧による成型によって製造する事が出来るようになった。高温で溶かして金型にはめ込むわけでもなく、マシンカットで削るわけでもなく高圧で成形することにより、より精密でより耐久性の高いギアを作ることが出来るようになったということである。

ストラディックを買った

6月発売ということでストラディックを探してみたがまだまだ売られているモデルが揃っていないようで2〜3種類しか見当たらなかった。

エギング用のヴァンキッシュがそろそろなんだかガタが来ているような気配なのでこのリールの後継機としてストラディックの2500HGSを購入。4万円台のヴァンキッシュを買い換えるのに1万円台のリールってどうなん?と思いつつもちょっと使ってみてダメだったらまた新ルビアスでも試してみるかといった感じで購入を決めた。(ヤフオクがあるおかげでレンタル感覚で釣具が手に入る時代になったね)

とりあえず外観

ひとまず色んな角度から写真を撮ってみたので並べてみる。見た目についてはそれほど奇抜でもなく普通のデザイン。ギアのポジションがロッドに近い場所になったツインパワーやステラと同じ構造になっている。ローターの感じやスプールの形、逆回転オンオフ切り替えレバー排除による防水性の向上などステラやツインパワーと同様の構造がいたるところに見受けられる。
th_IMG_1315

th_IMG_1316

th_IMG_1312

th_IMG_1310

th_IMG_1311

th_IMG_1306

th_IMG_1309

使ってみた感触

ストラディックをエギングロッドにつけて使ってみた。エギングではなくオクトパッシングなのだが。
ストラディック

とりあえずエギング用に買ってみたのでエギングから試してみる。
普通に使ってみて思ったのだが「ものすごくいい」。今まで使っていたヴァンキッシュの巻き心地の遥か上の巻き心地。巻いていてトロケそうな気分になる。もうツインパワーと同じぐらい気持ちいい巻き心地。巻き心地の軽さでは圧倒的にヴァンキッシュなのだが重厚なヌルヌルとしたシマノっぽい巻き心地が好きな人にはストラディックの巻き心地はたまらないと思う。

ただ、CI4を使っているヴァンキッシュに比べると重さはかなり重く感じる。それはしょうがない。まぁこの大きさなのでめちゃくちゃ気になるレベルでもなく比べてみるとさすがに全然違うかなってくらい。比べなければ重すぎるとは思わない。

エギを思い切りシャクった時にちょっとだけドラグが滑るように設定しているのだがそのドラグの出る感じが凄く気に入ってる。ヴァンキッシュは音がなさすぎる。まぁそれだけ滑らかなドラグなのだろうがあまりにドラグが鳴らなすぎてほんとにドラグ出てる?って時がある。私の場合は下品なぐらい響くダイワのドラグが好きなのでストラディックのドラグ音は好印象。まぁこれは人によって違うだろうけど。。ドラグの滑りはいい感じ。

オクトパッシング用の重いルアーを巻き上げても全く重い感じがしないのはギアがHAGANEギアだからか?なんにしろぶっちゃけ4万円台のヴァンキッシュの後継機で全く問題なく使えるレベルだということは言える。今のところ問題はダブルハンドルじゃないということぐらい。これは今は同じ大きさのヴァンキッシュと互換性があるのでヴァンキッシュのハンドルを使っておこうかな。。。そのうちサードパーティ製のカーボンハンドルを買って着けてももいいだろう。
ちなみにハンドルだけでなくスプールも互換性があり共有できる。ただしドラグノブのサイズが違うのでスプールだけ交換することは出来ない。ドラグノブとセットで交換になる。

ストラディックのインプレッションまとめ

久しぶりに出たバイオマスターの後継機となるストラディックだが使ってみた感触を一言で言うとこのリールはさすがバイオマスターの後継機と言いたいリール。メインのリールとして使っても申し分ないレベルなのに1万円代半ばで買えるこの高コストパフォーマンス。シマノは上位機種を売る気がないのか?と思える。

しかも耐久性の高いHAGANEギアのおかげでこの買った時の気持ちのいい巻き心地がハードに使っても長期間担保されるというわけであり買い替えスパンも長くなってしまうんじゃ?ほんとに利益のことを考えてないない正直なものづくりしてると感じてしまう。(実際に耐久性が高いのかは4年ぐらい使ってみないとわからんけど。。)

私の中で今のところ今年一番買いのリールはストラディックという評価をさせて欲しい。

関連リンク

関連ページ:16 ストラディックCI4+[STRADIC CI4+]を使ってみた

Webサイト運営継続のために今日もAmazonの閲覧履歴を御覧いただきありがとうございます。

おすすめ記事

1

冬はルアーターゲットが減るシーズン。 それでも釣れないわけではなくて低水温が好きな魚もいる。また温排水などの条件が整う場所では冬の方が他のシーズンよりも釣れるということもよくある。 そこで今回は冬のソ ...

2

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。 このページではそんなタモ網の使い方や選び方 ...

3

「偏光グラス」とか「偏光」とも呼ばれる偏光サングラス。 釣りをするなら必須アイテムの一つに入れるべきアイテムだと私は思っているぐらい、偏光サングラスは常に持ち歩いている。 今回は偏光サングラスの基本知 ...

4

釣りの時に何を持っていけばいいのかわかっているようで、時々「あれ持ってくるの忘れてた!」ってなることがたまにあるのでここで釣りに行く時に持って行く物リストをまとめておこう。 釣り全般で必要なものリスト ...

5

エサ取り名人として名高いカワハギ。 日本各地で釣ることが出来、釣り方も投げ釣りや胴付など初心者でも簡単な釣り方で狙うことが出来る。 専門のタックルも売られているが基本的にどんなタックルでも釣ることが出 ...

-インプレッション, 必要知識

Copyright© ルアーフィッシングの「釣活」 , 2024 AllRights Reserved.