そろそろ腕が鈍りそうなくらい釣りに行けてなかったので管釣り行ってきた。
今シーズンからタックルベリーに買い取られたフィッシュオン王禅寺。
料金設定とかは変わってないので今までどおりだが何やら受付の隣に新しい建物が出来てた。もしかしてタックルベリーが出来るのか?
3連休中日であるこの日は非常に混雑していた・・・もうねこりゃは入れる場所無いわってくらいファーストポンドが混みまくってたので下の池へ移動。
ここも混んでたけれど入れないほどでもなかったので入れてもらえた。
実に1年ぶりくらいのトラウト。
全く勘が取り戻せない・・・。同行のワッキーは釣れてたけどこっちは全く釣れる気配すらない。
恐らくレンジが合ってない。スプーンの色もなんか違うような気もする。迷宮だ。こうなるとスパイラルに陥る。
こういうときは得意なつりでリズムを掴むしかない。
クランクのお出ましだ。私はクランク教の信者なのでクランクが大好きなのである。何故か?クランクは勝手に一定レンジを攻めることが出来るからである。
ただ、この日のレンジはクランクで攻めることの出来るレンジではなかった・・・。あたりすらない。
ミノーもだめでスプーン以外のルアーが通用しない状況であることが導き出される。
こういうときどうするか?禁じ手を使うのだ。レギュレーションを守った上でのギリギリのアイテム。それがXスティックなのである。トーナメントで禁止されていることもあるこのルアーを使うのはこういうスパイラルに陥った時意外はないのだが今回はその時。
2投目でゲット・・・さすが禁じ手。使い方は結構コツのいるルアーなのだがはまれば必釣。
それでもマスの群れがすぐに動くようで連発しない。釣れるマスはどれも元気満点でいい引きをしてくれるので結構活性はそれなりに高いはず。レンジさえ合わせれば連発できるはずなのでここでレンジを探すことにした。
ワッキーは表層がいいと言っているが俺は全然あたりもないのでレンジを探すために大間のマグロ漁師メソッドを試すことにした。
この大間のマグロ漁師メソッドというのは何のことか?正月放送されていた大間のマグロ漁師対松方弘樹のマグロ対決で大間のマグロ漁師が圧勝した釣り方のことである。
松方弘樹氏は竿を3本出し、100メートルと50メートルと20メートルというような3つのレンジを釣るやり方でマグロを狙っていた。3つのタナを狙える効率の良い釣り方である。
それに対し、大間のマグロ漁師は1本しか出さないが、全てのレンジを狙える釣り方をしていた。それは仕掛けを一度着底させてゆっくりと巻き上げるというやり方。これで圧勝していたのだ。
文字で説明しづらいので図にするとこういうことである。
魚のレンジがコロコロ変わる場面ではこういう狙い方の方が釣れる場合があるわけだ。今回はまさにこのパターンがうまくマッチし、これに気づいてから飽きない程度に釣れ続き、時々連発という楽しめる釣りが出来た。
でも釣れるレンジは大体2パターンで池中央の最深部ボトム付近と手前のブレイク沿いを回遊していると思われる魚。ボトム狙いに固執すれば数を伸ばせたと思うがスプーンを巻きたい気分だったので今回は10匹程度。
釣れたスプーンは後輩がデザインした大根カラーのスプーン。限定カラーじゃなくて通常カラーにして欲しいくらい良く釣れるスプーン。奇跡のカラーリングだと思う。
次回はファーストポンドでトップで釣れる釣りがしたいな。