バスロッドしか持っていないけど、海でルアー釣りをしたい。
でも、海は広くて波が高くて、荒々しい。こんなフィールドで釣りをするにはそれなりのタックルが必要だ。
それでもなんとかならないか?という人のためにバスロッドでできる海のルアーゲームをいくつか紹介する。
バスロッドで海釣りをするなら場所が重要
基本的に重要なのがバスロッドでは磯釣りや砂浜からの釣りが非常に難しいということ。
根をかわすことの出来る長さがない、波頭をかわすことの出来ない長さ。これが一番のネックなのだ。
そこで、おすすめなのが漁港や、防波堤でのライトゲーム。
1.メバリング
メバルは基本的に日本全国どこにでもいるフィッシュイーターでバス用のタックルでも問題なく釣ることができる。
むしろ船の間を狙ったりする場合、長過ぎる専用の竿よりも正確なキャストをこなすことが出来、釣りやすかったりもする。
ゴロタ場と呼ばれる岩が転がった浅瀬や、テトラの穴釣りなどでメバルやソイ、ガシラを狙うのもお勧め。
2.アジング
メバリングと基本的に変わらないが、回遊性の強い魚なので引きはメバルより強い。
アジは群れで行動する魚ので釣れるときは連発するのも楽しい。味も美味でそれもまた魅力の一つ。
バスタックルのように先調子で感度の高いロッドは非常にアジのアタリを取りやすく、アジング専用ロッドが無くても十分アジングは成立する。実際私もアジングをたまにするが専用ロッドの必要性を全く感じず、バスのスピニングロッドでバンバン釣っている。
3.ライトエギング
ライトエギングはヒイカ、スルメイカ、ヤリイカ、マイカなどのツツイカ類を狙う釣り。エギングのように激しいジャークを伴わないため、バスタックルでも問題なく対応できる。
アオリイカも秋の子イカシーズンならバスロッドで十分動かすことのできる2.5号のエギがメインで使われるなど漁港でのエギングなら全く問題なく対応可能だろう。
4.シーバス
シーバスも色々と釣り方が増えてきてバスタックルでも十分対応出来るやり方もある。
運河のストラクチャーゲームや、岸壁ジギング、テクトロトウィッチなどはバスタックルでも全く問題なく対応出来る。
足場の高い場所やテトラなどを攻める場合は長さが足りないことでバラしや根に潜られることがあり、やりづらいがオープンな場所ならちゃんとやり取りすれば70センチクラスでも十分仕留めることは可能。
5.クロダイゲーム
クロダイ釣りもバスタックルがベストマッチした海のルアーゲーム。
ボトムを狙うやり方はバスのボトム狙いと全く同じ、トップで狙うのもバスと同じ。引きはしゃれにならないほど強い最高のターゲット。
ベイトフィネスタックルがチニングにはベストマッチしたタックルだと思っており、私は専用ロッドを持たずバスタックルのみで何年もチヌを釣りまくっている。
その他、バスタックルでできるソルトルアーゲーム
他にも、漁港でのライトショアジギングでサバなどの小型回遊魚を狙う釣りだったり、もしもビッグベイト用のタックルがあるならタコ釣りなんかも楽しい。
まだまだ工夫次第でバスタックルでの海のルアーゲームはいくらでも広がると感じている。