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インプレッション シーバス ショッピング 必要知識

2017NEWエクスセンスDCを使ってみたインプレ

投稿日:2017/06/23 更新日:


どうも!釣活くんです。

今回は使ってみたシリーズ、NEWエクスセンスDC編です。

どんなリールなのかはメーカー公式サイトにてご確認ください。

軽くNEWエクスセンスDCについておさらいしておくと、シーバスフィッシング用のベイトリールでデジタルコントロール(DC)によりスプールの回転が制御され遠投性能が向上したリール。簡単に言うとブラックバス用のアンタレスDCのソルト版と言える。

参考2017注目リール「NEWエクスセンスDC」紹介

釣具のブンブン高井田店へ


リニューアルオープンしたらしいのでちょっと気になって行ってみることに。会員に対してセールごとに毎回届く封筒に50000円以上のロッド・リール購入の場合6500円引きクーポンが付いているというのもでかい。

まぁぶっちゃけ高井田店まで行く意味は無かったなとしか言えない。西昆陽店という家からチャリで15分にある店で良かったよ。なにせ大阪の中心を通過する時、車が死ぬほど混んでるから片道1時間以上かかるからな。多分一生行かないだろうな。店自体はいい店で商品が見やすくて品揃えも最高だった。

エクスセンスDCの外観写真

きれいな状態は最初だけということでとりあえず写真を撮っておいた。


印象としては思ったより黒いなと言うこと。フィッシングショーではもっと灰色のようなイメージだったのだが黒だね。しかもマットブラックだからよりシックな印象。とにかく見た目としては私の中では満点を付けたいぐらいかっこいい。

正面。最近のシマノのバス用ベイトリールのデザインは統一性があるような気がする。プレデターのマスクみたいな感じ。

裏も一応撮っておいた。サイドプレートを開くレバーが裏にある。



横から見た写真。キャスコンが外部から操作できなくなっている。この部分に関してはDC化によって不要になったのかと思ったが側面を開けると調整が可能。通常この部分を触ることはないが調整したければ出来るということである。


同梱品一覧。通常工業機械という扱いになるリールにはあまり保証書と言うものが付いていないのだがこのリールには保証書がついている。恐らく電子機器なので付いているのかと思われる。

ドラグ音もエキサイティングドラグサウンドが搭載されていてとてもいい感じに鳴り響く。

使ってみた感想


早速シーバスPE1号を150メートル巻いて南芦屋浜という場所でツバスを狙いに行ってきた。

PE1号を300メートル巻ける設計ではあるが相当なテンションをかけて満タンまで巻いて300ギリギリおさまるぐらいじゃないだろうか?PE1号を150メートルでちょうどいいぐらいの印象すら感じる。

レッドペッパーというペンシルベイトを軽く投げてみると非常に気持ちよく飛ぶ。

2投目はフルキャストしてみたらブレーキがMinだったため空中でバックラッシュ・・・。流石にノーブレーキでフルキャストはダメ・・・。

真ん中ぐらいまでブレーキを上げてキャストすると気持ちのよい飛び方。若干向かい風であったものの空中でラインがスプールでふわっとすることもなくスムーズな回転でラインが放出される。これはDCだからこその気持ちよさ。

大体のベイトリールは投げた時、空中で一旦バックラッシュみたいになって戻るみたいな事が起こるのだがこれが起こらないのがDC。流石だなと思える性能を存分に味わう。

ブレーキ強めだったら多分ノーサミングでもバックラッシュしないような気すらする。流石に怖くてやってないがストレスが大幅に減るのは間違いないと感じた。

飛距離が伸びる

恐らく誰もが気になっているだろう飛距離についてであるがこれに関してはベイトリールとしては最高レベルの飛距離を約束してくれると断言できる。デジタルコントロールされた回転はヴィーーーンという音とともに滑らかに回り圧倒的な飛距離を稼いでくれる。

私がこれはヤバイと感じたのがフリップキャストという言うなれば「ひょい」って感じで下から投げるやり方で投げた時の予想以上の伸び。予想着水地点の数メートル向こうまで飛んでいる。想像以上に飛んでしまうので少し注意が必要なレベルである。

巻き心地が最高

このリールの飛距離よりも実感したのが巻き心地の素晴らしさ。マイクロモジュールギアが最高に気持ちよくベアリング数の多さもあってなんともラグジュアリーな感じ。ハイギアなのを感じさせない巻き心地であり、持った感覚も重すぎず、軽すぎない何をやるにもちょうどいいと感じるレベル。

久しぶりにずっと巻いときたいリールに出会った感がある。

バックラッシュは辛い

普通に使っているとほとんどバックラッシュすることはないのだが空気抵抗の大きなルアーを向かい風でフルキャストしてしまうとかキャストをミスって水面に叩きつけてしまったりするとどうしてもバックラッシュはする。

その場合、ナイロンやフロロカーボンラインと比べて回復に時間がかかるのがPEライン。特にコーティングのないシーバスPEのようなラインはかなりぐちゃぐちゃになりやすくてめんどくさい。バックラッシュ数は少ないがすると面倒なのであまり無理なキャストをしないように気をつけたい。

パーミングがしづらい

このリールのデメリットの一つが大きさが結構大きいので手の中に収まりにくい。

リールを手の中に収めることをパーミングというのだが小さいリールであったり、平べったいリールの方が手のひらに収まりやすいのでパーミングしやすいと言える。

このリールは高さが結構あるので結構手が大きくないと収まらないだろう。パーミングがしづらいとアタリが取りづらくなるので繊細な釣りにはあまり向かないと感じる。

NewエクスセンスDCを買った感想まとめ

このリールは高い。普通に買うと実売60000円以上する。ただ、使った感想としてはその価値確実にあるという印象である。

今後、シーバスフィッシングでもビッグベイトでの釣りなどベイトリールが活躍する場面が増えてくると考えられるし、青物やハタゲームでもトルクフルな巻き上げ力を誇るベイトリールのほうがやり取りにおいてアドバンテージになることが考えられる。

ただ、ベイトリールはバックラッシュしやすいという弱点があり、飛距離もスピニングに劣っていた。このリールはその部分を克服したと言ってもいいだろう。トラブルが圧倒的に少なくなり、飛距離もベイトリールとは思えないレベルで遠くのポイントを攻めることが出来る。

まだ少ししか使っていないものの、2017NEWエクスセンスDCは買ってよかったと感じた。

2018追記

2017年のタチウオ&サゴシ・青物シーズンをガッツリ使って見た感想を追記しておくとベイトリールでショアジギングはとてもやりやすいということがわかった。特にタチウオの場合、時合が短い場合があり、やり取りに手間取っていると時合を逃しかねない。ベイトリールなら強引なファイトも可能でテトラなどでも不意に突っ込まれてラインが切れてしまったりといったことがないのがすごくメリットとして感じた。

バックラッシュについては思っていたほど多くなく、ブレーキ調整さえしっかりしておけば気になるほどではなかった。ショアジギングというメタルジグメインの釣りだったからというのもあるだろう。

デメリットとしてはどうしてもベイトタックルは強引なやり取りをしがちで、シーバスがかかった時にちょっと慎重さを欠いたやり取りをしてしまい惜しくも大型シーバスにラインをぶち切られるという状況に2度も出会ってしまった。シーバスをメインに釣る時はドラグは緩めで釣るか、もしくはドラグ性能でまさるスピニングタックルを使用することをおすすめしたい。

あと、2017シーズンはやたらと青物・タチウオが釣れたことで非常に出番が多かったこのリールであるがあまり手入れせずに使っていたら塩が中に入ったらしく異音が発生してしまった。メーカーにオーバーホールをお願いしたら5000円かかった。こんな高いリールが半年でトラブル発生とは少しがっかりだった。高いリールほど繊細なので使ったあとは必ず手入れをしようと思う。

by カエレバ

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