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ラインは自分で交換しよう!基本的なやり方を紹介

投稿日:2015/04/23 更新日:

ラインは自分で交換しよう!基本的なやり方を紹介
釣りをしていると定期的にライン交換が必要となってくる。

吸水性があり紫外線などでの劣化があるナイロンラインなどを使う場合はプロは一日使ったら毎回巻き替える

フロロカーボンやPEラインなどでも知らず知らずのうちにダメージが蓄積して縮れたりするので定期的に巻き替える必要性があるだろう。

今回はライン交換の方法について紹介していく。


ラインチェンジのタイミング

ラインチェンジのタイミングはいつなのか?よくわからないでずっと同じラインを使い続けることもあるだろう。

それでもちゃんと釣れればいいのだが不意の大物がかかった時に切られて悔しい思いをする可能性があるのでラインは時々チェックしてチェンジしておきたい。

フロロカーボンラインやナイロンラインは弱るのが早い

フロロカーボンラインやナイロンラインは一日使い続けると糸ヨレや根掛かりなどで段々縮れたりすることが増えてくる。ラインを良く見てざらつきや潰れがあるならその部分まで切って使う。

毎回10メートルぐらい切っていくと100メートル巻いたとしても5回使うと50メートルぐらいしか残らないことになる。最近は150メートルのラインを75メートルづつ使うことが多いので50メートルも切ったらほとんど投げる部分が無くなってしまう。

そういうわけで切って行ってラインの残りが少なくなったら巻き替えるのが良いだろう。もちろん弱ってないと思うなら毎回何メートルも切る必要はない。

PEラインは強い

PEラインはナイロンラインやフロロカーボンのようにモノフィラメントではなく何本かの原糸をよって作られているのでよれによってラインが潰れたりしないし、通常リーダーを付けて使うのでメインラインがそうそうダメージを受けることはない。

そのためPEラインの場合は上手く使えば1年くらいは普通に使える
ハードに使用している場合はガイドとの摩擦が起きやすい先端数メートルは毛羽立ってくるのでその部分は定期的に切る必要性が発生するものの150メートル巻いておけばそう簡単には減らない。

あとPEラインは他のスプールに一度巻き替えてラインを裏にしてから使えば使っていなかった部分を表にして使うことが出来、だいぶくたびれてもまた新品状態を使うことができる。

ラインチェンジイメージ

またラインを長持ちさせるにはコーティング剤の使用も重要。

ラインを巻く

ラインチェンジが必要になったらラインを巻き替える。

残ったラインは通常手で引き出して捨てるが、手で引っ張って出すと時間が掛かって嫌だっていう人は専用のライン引き出しマシンであっという間にラインが引き出せる。

こういうやつです。

ラインを出したら新しい糸を巻く。

この時、スプールに鉛筆などをはめて足の親指で鉛筆を挟んで巻くのが一般的だが若干やりづらい。知り合いは軸を使わずにラインを巻くと言っているがコロコロ転がっていくのでやりづらい。

結局私がたどり着いたのが高速リサイクラーというマシン。結構ラインを巻き替えるっていう人は確実に買った方がいいと思うレベルでめちゃくちゃいい。適度なテンションをかけることができるし、スプールにラインを戻すことも簡単にできるマシンだ。

ライン交換イメージ
こんな感じで万力で机などにセットして、
ラインをセットした図
このようにスプールをセットする。
ラインを巻き替えるイメージリール
あとはリールに糸をセットして巻くだけ。

ラインを巻く時はしっかりとテンションをかけよう

ラインをリールに巻きつける時は指や布などでラインに適度なテンション(重さ)をかけてピンとした状態で巻くことでリールに巻き付いた時に糸がふわふわにならないようにするのが大事。

もしもテンションを掛けずにふわふわした状態で使用すると糸が飛び出たりして絡まったりするトラブルが多くなる。

最悪の場合ふわふわ過ぎてスプールとの摩擦がなくなりラインが空回りして巻けなくなることすらある。PEラインは特にふわふわしやすいので注意が必要。出来れば釣具屋で巻いてもらったほうがよい。

あとスプールに糸を結びつける時はしっかりと結んでおく必要がある。しっかりと結んでおかないともしもトラブってスプールを外したりした時に水中にスプールを落としてしまい沈めてしまった時に必死で糸を手繰り寄せてもスプールが戻ってこない可能性がある。

初めてリールにラインを巻き替える場合

お店などでリールとラインを買うと糸巻きサービスをやっているのでそういうサービスを利用することは多いと思うのだがネットでリールを買ったりした場合自分でラインを巻くことになる。

そんな時気をつけてほしいことは下糸の分量。これが釣具屋店員でも中々難しいところでリールに書いてある糸巻き量と経験からこのくらいの下糸かな?と考えながら下糸を巻き、メインラインをその上から巻く。ちょうどピッタリの糸巻き量のリールを買えば下糸はいらない。

ラインは基本的にリールのスプールいっぱいではなく、10円玉一枚分ぐらい少なめに巻くのがトラブル防止の上で重要なポイント。

色んなラインがあるがPEラインの1号とフロロカーボンの1号とナイロンラインの1号は微妙に違う。特に厄介なのがPEラインの号数表示で1号と書かれていてもフロロカーボンと同じように巻くと非常に多く余る。1号表記なのに巻いてみると実際は1.5号ぐらいのイメージになるわけである。

PEラインは各社でも太さにばらつきがあるので下糸調整は本当に難しい。

時間がある人はまず、メインラインをリールのスプールに巻き取り、その上から下糸用のラインを巻いてちょうどいい量をセットしてからさらにそれを別の空スプールに巻き替え、裏表逆にして巻き取れば完璧な仕上がりとなるが通常めんどくさくてこんなこと中々やらない。特に釣具店でこういうことをやってくれることは殆ど無い。

で、釣具店などで下糸をセットしてもらってやってもらう場合もこういう下糸巻きすぎ問題にハマることがある。どうなるのか?やり直すのが当然だと思っているだろう。実は巻きすぎた分を切って捨てる場合がある

お客のラインなのに捨てるなんて!と思うだろうが混雑する時期に糸巻きを何台も頼まれているとやり直す時間がないこともあるのだ。

余裕があればやり直すかも知れないが10メートルや20メートル切ってもわからないので切ってしまう人もいる。(あくまでそんな事があるという話なのでみんながこんなことをしてるわけではない)

なので店で糸巻きをやって貰う場合、ちゃんと横で糸巻きをチェックしておくと良いだろう。店員からするとすごいプレッシャーだがちゃんとやってくれるはずである。

参考100均の扇風機で作るライン交換の時短ツールの作り方

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