毎年このシーズンになると釣りたくなるのがキスという魚。
引きが小気味よく、きれいな魚で釣って楽しく、食べても美味しい投げ釣りの好ターゲットである。
今回はそんなキスを狙って岬町まで行ってきたのでそのレポート。
朝9時スタート
キスは昼でも問題なく釣れる魚で、ツバスやアジのように朝の時合を逃すとなかなか厳しいと言う魚ではないというのも嬉しいところ。とりあえず普通に朝起きて釣り場についたのが朝の9時ごろだった。
場所はかなり前に行ったことのある深日漁港。大阪の南端、岬町にある漁港である。
なぜこの場所をチョイスしたのか?
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深日漁港でエギングとSLCGでキス釣り!
今日は梅雨なのに梅雨っぽくないめっちゃ暑い日だったが釣りに行ってきたのでレポート。 前回に引き続き後輩と今回は泉南地域で有名な深日漁港へエギングアンドキス釣りをやってみた。
以前行った時にキスがよく釣れたからである。
正直この時期キス釣りならそこまで行かずとも貝塚人工島でも釣れるし、多分神戸でも釣れる。
なんなら淡路島行ったほうがもっと釣れると思うがただなんとなく深日漁港をチョイスしただけである。
本来はこの時期アオリイカも釣れるはずなのだが土曜日にかなりの雨が降り、濁りが入る沿岸部はアオリイカの活性が下がって魚影が絶望的に薄くなるだろうと感じ、キス専門でチョイ投げすることにした。
餌と仕掛けは漁港の近くの小さな釣具店で購入。仕掛けはちょっと微妙なのしか置いておらず、ここで買うのはおすすめできない…。しょうがなく買ったけどだいぶ日焼けしてたのでかなり売れてなかった感が漂う…。
餌は石ゴカイ。キス釣りは石ゴカイでやるのがなんか好き。500円分からとのことだったので500円分購入して釣り場へ。
釣り場には紀州釣りをやっている人が何人かいたが割と空いていて釣り場を確保して早速釣り開始。
チョイ投げはとりあえずなんかアタリが多くて外道もよく釣れる楽しい釣りなのであるが、タイミングが満潮の潮止まりだったからか開始して20分ぐらいアタリが無く、餌すらかじられない無の状況が続く…。
嘘でしょ?チョイ投げで坊主とか岬町まで来てありえるのか???
かなりビビりながらズルズルと底をサビいて当たりを取るが多分活性が低すぎて移動する餌を追わないのではないかと考え、ひたすら止めてキスのあたりを待つことに。
これが正解だったようで1分ぐらい止めているとコンコン!となんかきた。
合わせを入れて巻いてくるとなんかやたら重い。これはなんだ?魚じゃなさそうだけどもしかしてタコ?タコだったら超ラッキーだけど?と必死で巻いて上げると靴下だった…。ギャグ漫画に出てきそうな物釣れたな…。
その後、また重くなって今度こそタコだろ!と思って巻いてくるとなんか足が生えていて広がってる?これもしかしてタコ?と思いながら寄せてくるとヒトデだった…。ちょっとタコに見えたのに…。
という感じで一人で面白いことしているうちにやっと魚がかかってくれた。
それがハオコゼ…。一度刺されてからこいつだけは苦手なのだ…。キングオブ毒魚と呼んでいい毒魚を触れずにペンチで上手く外してリリース。
次に来たのがピンギス。
小さいけどやっと本命。坊主は無くなったので安心。
次にガッチョと呼ばれるネズミゴチも釣れてだんだんキス釣りっぽくなってきた。
ちなみにピンギスもガッチョもアタリ全くわからず。なんかゴミ掛かったかな?と思ってあげてきたらついてた感じ…。
もっと引きがある魚釣れないかなと思っていたら大きなアタリ!
なんかめちゃめちゃいい引きする魚が来てこれは小さい黒鯛とかキスじゃない魚なんじゃなかろうか?と思ったけどこれキスだったらめっちゃでかいで?って感じでワクワクしながら寄せてくるとでかいキスだった!
このサイズ釣れたらもう今日の釣り目標達成ですわ。もう思い残すことは何もない!
って感じだったけどまだ餌が半分以上あるのでとりあえず昼過ぎまでは頑張ることに。
とにかくなんかこの日は群れが通るか通らないかでアタリ連発と無がローテーションする日でアタリが無さすぎて終わりかな?と思ったタイミングでまた釣れるを繰り返し、最終的に13時30分までやって10匹のキスをゲット出来た。
周りの人の釣果を見ていたけど、穴釣りでガシラが釣れていた他、紀州釣りでアジ、チヌ、コッパグレなんかが釣れている感じだった。サビキの人は見た限りでは何も釣れていなかった。
エギングとかショアジギの人もいたけど釣れてる気配は特になし。
今回は定番外道のフグが全く釣れずかなり快適なチョイ投げが出来た。水温がまだ上がりきってないのが原因だろうか?
これからがキス釣り本番なのでまた次回は淡路島とか行ってみようと思う。