ポイ捨てするやつは釣運まで捨てとる。
ゴミ拾うやつは釣運を拾っとる。

釣りサイト「釣活」ブログ

フィッシング ブラックバス

2013年多摩川のブラックバス状況

投稿日:2013/05/02 更新日:

多摩川のスモールマウスバス
多摩川のブラックバス。2013年現在ほぼその全てがスモールマウスバスになっているが今年もすごく釣れている。
2012年多摩川ブラックバスの状況というブログを書いたが、この時はスモールマウスは2012年がピークだと書いた。
違った。まだまだこれからもスモールマウスは釣れ続ける。


まず、重要なのが北米の河川で繁殖しているブラックバスはスモールマウスバスだということだ。スモールマウスバスは川という環境にフィットする。だから多摩川や小貝川、入間川で釣れていて、霞ヶ浦で釣れていないのだ。

今年の多摩川を見た感じだと、完全にサイクルが出来ている。
サイクルというのは異常繁殖の時期を越えた安定期のことだ。小さいバスがいて、大きいバスがいる。これこそが安定期。

ブラックバスというのは新しい場所に入るとまず、天敵がいない上にエサが豊富なので爆発的に増える。どれだけブラックバスを釣っても全部同じサイズという状況。そういう野池たまにある。同じ年に生まれた魚ばかりなのだ。

次に大きくなるにつれてエサが足らなくなる。その頃、その世代の子供が育ち始める。大きめの魚は一気に淘汰されて小バスは体が小さいのでまだ生き残る。

最終的に淘汰に勝ち残った大き目の魚と小バスの2極化が起こる。小バスの多い池はランカーが必ずいる。そういうものだ。

次第に大きめの魚から小さめの魚までのピラミッドが出来る。
ブラックバスが入った最初の頃のように同じようなサイズばかりではなく色々なサイズの魚が入り乱れるのが自然の生態系に取り込まれた状態。

今の多摩川は50センチ級の魚から10センチの魚まで色々な魚が入り乱れる状況なので、もう安定期のその向こう側までいっていると言ってもいいだろう。

はっきり言って多摩川はスモールマウスバスフィッシングフィールドとして野尻湖や桧原湖と肩を並べていると思う。それくらいちゃんとしたゲームが楽しめる。2013年の多摩川はスモールマウスバスフィッシングフィールドとして完成した元年だといってもいいんじゃないかと思うほど楽しいフィールドである。都会のど真ん中にこんなフィールドが出来上がった幸せを感じずにはいられない!

一部の外来魚嫌いの方にとっては由々しきことだろうけどもう完全に手遅れだし、在来魚ってそんなに弱くないから全滅なんてしないと思う。

ちなみに、多摩川の丸子橋より上流は一日500円の遊魚料が必要です。

おすすめ記事

1

春、釣りを始めたい人が増えるシーズンですが正直そこそこ難しいシーズンだったりもします。 なぜかと言うと気温が安定しないことが多く、三寒四温で急激に水温が下がったりした時は魚がさっぱりエサに食いつかなく ...

2

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。 このページではそんなタモ網の使い方や選び方 ...

3

「偏光グラス」とか「偏光」とも呼ばれる偏光サングラス。 釣りをするなら必須アイテムの一つに入れるべきアイテムだと私は思っているぐらい、偏光サングラスは常に持ち歩いている。 今回は偏光サングラスの基本知 ...

4

釣りの時に何を持っていけばいいのかわかっているようで、時々「あれ持ってくるの忘れてた!」ってなることがたまにあるのでここで釣りに行く時に持って行く物リストをまとめておこう。 釣り全般で必要なものリスト ...

5

エサ取り名人として名高いカワハギ。 日本各地で釣ることが出来、釣り方も投げ釣りや胴付など初心者でも簡単な釣り方で狙うことが出来る。 専門のタックルも売られているが基本的にどんなタックルでも釣ることが出 ...

-フィッシング, ブラックバス
-,

Copyright© ルアーフィッシングの「釣活」 , 2024 AllRights Reserved.