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タモ網(ランディングネット)を紹介!使い方やおすすめ商品について

投稿日:2017/09/22 更新日:

タモ網(ランディングネット)を紹介!使い方やおすすめ商品について

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。

このページではそんなタモ網の使い方や選び方など基本的なところを紹介していく。


タモ網のパーツ説明

タモ網の名称
タモ網は玉の柄と呼ばれる柄の部分とタモ枠とネット部分で構成されている。

それぞれ単品で買うことが出来て好きに組み合わせ可能なので拘る人は使いやすい組み合わせにしたりしている。私の場合も近所の運河で釣りをする時は足場が低いので主に3メートルの柄を使っているが足場の高い釣り場へ行くときは5メートルの柄を使う。ネットと枠は使い回せば良い。

他にも最近はネット部分を折りたたむことが出来るジョイントパーツなども極一般的に使用されるようになり、セットになったものには標準装備されるようになってきた。コンパクトになって持ち運びする時便利なのでおすすめしたいパーツである。

タモ網の選び方について

タモ網の選び方で重要なポイントは長さ重さである。

長さ

堤防イメージ
短いタモの柄を使うと足場の高い堤防などでは水面まで網が届かない事がある。

そのため行く釣り場の足場の高さよりも長いタモ網を用意しておくのが重要。

それほど足場の高くない場所なら3メートル程度の柄を使えば水面に届くのであるが沖堤防などへ渡ったり、外洋に面した釣り場へ遠征したりした場合は5メートルぐらいは無いと届かないことが多い。

玉の柄を一本だけ買うなら大は小を兼ねるということで5〜6メートルある長い柄を買っておきたい。

蛇足だがとんでもなく足場の高い場所で6メートルとかじゃ全然届かない場合は落としタモというものがあるので知っておくと良いかもしれない。

重量

重くなれば当然使い勝手は悪くなる。特にタモ網は伸ばして使うアイテムであるためテコの原理からながければ長いほど取り回しが難しくなる。

そのため出来る限り軽い物を買うことをおすすめしたいが軽ければ軽いほど折れやすい。非常に安いタモ網セットが売られているが多少強引に扱うとすぐに折れてしまう。

私の友人は一番安いタモ網セットが軽くて最高と言っていたが折れるリスクを考えるとあまりおすすめとは言い切れない。使い方さえ間違わなければそう簡単に折れるものでもないが同行者に手伝ってもらう場合、思わぬ使い方をされるリスクも有る。

軽くて丈夫なものとなるとそれなりの値段にはなるがそう買い換えるものでもないので納得のいくものを買っておくことをおすすめしたい。

タモ枠

タモ枠イメージ
枠についてであるがサイズと形状がとても大事になる。

安物のタモ網セットを買うとついてくるのが45センチ枠とかなのだがとても小さい。チヌのような全長の短い魚の場合は45センチ枠でも何とかならなくもない。

なぜタモ枠が小さいとダメなのか?それは魚を横向きにすくおうとした時に上手く入らないからである。なので60センチのシーバスを掛けた時、45センチのタモ枠では引っかかって横向きではネットインしづらい。

魚は柔らかいので折れ曲がって入らなくもないが暴れるので想像以上に入りづらいと感じるだろう。ランディングのタイミングはとてもバラしやすいのでネットインに無駄に時間をかけることはバラシに直結する。

こういう理由で小さい枠はおすすめできないのである。横からすくった時にスムーズにネットイン出来る60センチの枠をおすすめしたい

形状についてであるがナス型というか先端部が広い形が最近人気になってきている。これは重心が下になるので操作性がアップして、一番横幅が長い部分が水面にちかいので非常にネットインしやすくなっているのが特徴。

私も60センチのタモ枠が壊れてからはヘキサネットという八角形のナス型タイプを使うようになった。とても使いやすく満足している。

タモ枠は出来れば折りたためないタイプの方がいい

タモ枠で壊れる部分はどこかというとほぼ間違いなく折りたたみの蝶番部分。塩水が溜まりやすく腐食が進みやすい部分なのでどうしても一番先に折れる。

折りたためるタイプは場所を取らず電車釣行などでも活躍するがつなぎ目のない一体型のタモ枠に比べて寿命はとても短くなってしまうだろう。車の収納スペースが広いとかタモ枠を折りたたまないで大丈夫な場合は一体型をおすすめしたい。

ネット

ネット部分はナイロンのタイプとラバーのタイプがある。

昔のネットはほぼ間違いなくナイロン製であったが最近はラバー製が増えてきている。

ラバー製のメリットとしては魚への負担が小さいということ

トラウトフィッシング用のランディングネットはほぼラバー製であるがこれはトラウトの体の粘液がナイロンネットだと剥がれてしまいやすくダメージが大きくなるためだ。

トラウト以外の魚もリリース前提で釣りをする場合、ナイロンネットよりもラバーネットのほうが負担が少なくリリース後の生存率も上がるためブラックバス用のランディングネットはラバーネットが増えている。

多少重くなって取り回しが悪くなるデメリットもあるが私の場合それほど気にならない。

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もちろんシーバスやチヌなどもリリースするならラバーネットを使うほうが負担は少ない。

タモ網の使い方

タモ網の使い方図
タモ網の使い方は普通の金魚のネットみたいに使うのではなく、極力柄に負担がかからないように気をつけながら魚の頭側からネットインして、柄がしならないように気をつけてロープを手繰り寄せるかのごとく魚をゆっくり持ち上げるのが正解。

時々横向きに持ち上げる人がいるが柄に負担がかかるとすぐに折れるし、大きな魚だとテコの原理が働き絶対に持ち上がらない。

伸ばした部分を縮めながら枠を引き寄せよう

おすすめ商品


使いやすい形のネット。6メートルと長さも十分で折りたたみパーツも標準装備。

ランディングネットステー


ランガンする時に腰に差しておけるパーツ。チヌ釣りやバス釣りのように常に移動しながら釣りをするときには必須アイテム。

ジョイントパーツ


色々なタイプが売られているが今私が使っているのがこの商品。ひねるだけで開くので片手で操作しやすく便利。

タモ網についての基本知識まとめ

タモ網は直接釣りにはかかわらない部分であり、補助的な釣り具なのであまり何も考えずとりあえずあればいいやって感じで選んでしまいやすいが安いものだと非常に使いづらかったり、壊れやすかったりする。

使いづらいタモ網だとランディングでルアーがネットに引っかかってあともう少しというところでばらしてしまったりすることになる。

こういう悔しい思いをしたくなければそれなりにちゃんとしたランディングネットを最初に買っておくことがおすすめだ。

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