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PEラインとリーダー結束に必須!FGノットをマスターしよう

投稿日:2014/09/08 更新日:

PEラインとリーダー結束に必須!FGノットをマスターしよう
PEラインを使い始めて10年以上になるが私のメインラインとリーダーとの結束はノーネームノットを使用し続けていた。
ノーネームノットとは(シーガーサイトへ)

ただ、根がかりした場合リーダーとPEラインの結束部分で切れることが多く結束強度的に問題があったりしていた。結ぶのも容易とは言えず時間がかかっているのもデメリット。失敗が少ないところはノーネームノットのメリットだった。

ソルトのルアーゲームで一番のネックはPEラインとリーダーとの結束に時間がかかる事。根がかりなどの場合に結束部分で切れると結び直すのに時間がかかって時合を逃す事もある。

最初の頃は電車結びと言うユニノットを使ったような結び方を使っていた。これは手軽に結べてそれなりに強い結び方

デメリットは結び目が大きいのでガイドにぶつかり結び目がどんどん弱まっていくこととやたらとライントラブルが多いという事。すり抜けが悪いからガイドに引っかかってルアーだけぶっちぎれてサヨウナラする事もかなり多かった。

PEラインとリーダーの結束はFGノットが最強だと気づいた

FGノット」という結び方がこのソルトルアーフィッシングのノットでは最高のノットとされている。

私も元釣り具屋という事で研修で結び方を習って一時期使っていた事がある。

だがヘタクソだったので段々緩んできて最終的にすっぽ抜けてしまう経験をしてからFGとか最悪!とFGノットを使わなくなっていた。

そんな私がなぜ今FGノットをマスターしようと思ったのか?

PEラインの説明書にFGノットの結束強度は91.5%でノーネームノットの結束強度は79.7%!さらにFGノットはマスターしたらノーネームノットより早く結べます!って書いてあったからだ。(MIDノットは100%の結束強度だがかなり手間がかかりそうなのでFGノットをマスターする事にした)

ノットの強度が上がるのに早く結べる?!

これはマスターせなあかんやろ・・・ノーネームノットで喜んどる場合やないで・・・。

というわけで、FGノットマスターに再挑戦する事にしたのだ。

FGノットの結び方のおさらい

FGノット紹介画像1

FGノットはまず編み込みを行う。上の図のようにリーダーにPEラインを巻きつけていくわけであるがリーダーをPEラインに赤い矢印のようにくぐらせて左右で一回とする。

それを10回ぐらい繰り返して編み込む。
FGノット紹介画像2
編み込みが終わったら一度ハーフヒッチという言い換えると片結びを一回入れて編み込み部分を締め込む。締め込み方のポイントは何度も小さい力でギュギュギュと少しづつ締め込むこと。一回で思い切り力を入れても切れてしまったりする。何度も何度もちさな力で締め込むことできっちりと締め込める。ここできっちりと締め込まないと最悪すっぽ抜けてリーダーごとルアーを持っていかれたりするので気をつけよう。

色が変わるまで編み込み部分を締め込めたらハーフヒッチを10回ぐらい繰り返す。交互にするという人もいるが私は気にしたことがない結び目がスパイラルになるかまっすぐになるかの違い。どちらでも強度は変わらないと思う。
FGノット紹介画像3

2〜3回ハーフヒッチを入れるごとに締め込みを行うようにすると緩みにくい。

最後に余ったラインを切れば完成。拘る人はメインラインに対して編み込みを入れたりするが私はこれで切られる気がしないし、魚を釣っていて実際切れたことが無い。

FGノットは動画で見て学ぼう

おそらく上の説明だけでFGノットを完璧に結べるようになる人はいないと思う。私も最初雑誌に紹介された解説図だけでやろうとしたが全く理解できず諦めてノーネームノットへ逃げた・・・。

今回FGノットをもう一度勉強し直そうと思い文明の利器、YouTubeでFGノットを探すと色々と動画が出てきた。動画を見てると簡単そうじゃないか!

実際やってみた。


出来た。
簡単やん・・・( ꒪⌓꒪)

かなり強く引っ張ってみたけど切れる気配はない。やっぱり動画で見ながらやると簡単にできるようになるもんだんだな・・・。もっと早く気付くべきだった・・・。

ダイワの動画にも別のやり方があったのでそれも参考にするといいだろう。

FGノットは結構色々なスタイルで作られるもんなんやね。自分にあったスタイルで結べるようになればいいだろう。

皆さんは恐らく既にFGノットをマスターされてると思いますけど、もしまだノーネームノットだったり電車結びだったりするのならFGノットマスターしてはどうでしょうか?

FGノットが簡単結べる便利な道具紹介

icon第一精工 ノットアシスト 2.0
こういった便利な商品を使うともっと簡単にFGノットを結ぶ事が出来るようです。
icon

追加情報

ポートアイランドで釣ったメジロ
FGノットにしてから数ヶ月経ったけどだいぶコツがわかってきて簡単に結べるようになった。

コツはリーダーもメインラインもギリギリで切らないこと。5ミリほど残さないと使ってるうちにちょっとだけずれて解ける原因になる。
気になる時は必ずライターで炙ってコブを作っておくこと。

使ってみて気づくのがFGノットは非常に結束強力が強いので根掛かりをしてもリーダーごと持って行かれずにルアーとの結束部分で切れることが多い。

結び目が強すぎて高切れすることがあるのでそこには注意が必要だがリーダーごと持っていかれることが減ったので釣り場でノットを組むことが減り、だいぶストレス無く釣りができるようになったと思う。引きが強烈な写真のような青物も不安なくゲット出来たりして本当にFGノットに変えてよかったと感じる。

総合的に判断してやっぱりFGノットは必須ノットです。

関連記事:PEラインは選び辛い!色々使ってみて思った特徴をまとめてみる

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