日頃お世話になっている人が釣り人だったら釣り具を贈ると喜ばれるだろう。
私も釣り人なので釣り具を頂くと非常にうれしい。自分では買えないとか買わないだろうアイテムをもらうと正直うれしいものである。
ただ、ぶっちゃけこのルアーもらっても使う竿が無いわ・・・とかさすがにこのルアーは釣れる気しないわ・・・とか、いきなり根がかりして切れちゃったよ・・・とかプレゼント失敗な事例もある。
そこで今回は釣歴20年を超えるリアルな釣り人目線でプレゼントして欲しいアイテムやセンスあるなと思われるようなプレゼントを紹介する。
目次
さけた方が良いと思われる釣り具プレゼント
さけた方が無難と思われるアイテムはルアーや仕掛け類である。
欲しいといつも言っているものが特定されている場合はそれを贈れば良いが素人が選ぶのはかなり難しい。
私のようによく知っているものですら贈ると「これは使わんわー」と返されたりするw
それだけ難しいアイテム。
貰っても使わないでボックスの肥やしになるだけなのである。やはり自分で釣れそうと思うものでないと使わないからである。
竿も欲しいというものがわかっている場合以外は選ぶのが難しい。竿は同じ魚ですら釣り方によって細分化されているので素人には非常に難しいアイテム。
プレゼントされるとうれしいアイテム
大変お世話になっている人向け(1〜5万円)
リール
リールはそれなりに高価なものが多いので大変お世話になっている人に贈りたいアイテムだ。(安いリールもあるがプレゼントとしてはあまり喜ばれない気がする)
リールで重要なのが釣りに詳しくない人はスピニングリールを贈るのが無難ということ。スピニングリールは結構色々な釣りに使えるものが多いのだがベイトリールなどのリールは専門性が高いので選択肢が限られることになるからである。
大きさは様々あるがブラックバスで2000番と言われるサイズ位がちょうどいい。1メートルまでの魚は2500番くらいのサイズで良いだろう。2000番くらいなら何にでも使えてちょうどいいサイズ。
おすすめリール
私も使っているがワンランクもツーランクも上のリールと同じ使い心地。この価格帯では一番のコストパフォーマンスに感じる。丈夫で長持ちする内部構造が特長のリール。
魚探(ソナー)
魚探というのは魚群探知機のことであるが普通船に取り付けて使うものである。船用のものはそこそこのもので軽く10万円を超える高価なものが一般的。
ただ、最近は技術の進化により、ボール型のソナーが誕生してスマホとWi-Fiで接続すると水中を見ることが出来るのである。
岸釣りしかしない人でも釣り竿にボールを取り付けて投げて魚がいるかを確認できたり水深や水温を測ることが出来るのであるとめちゃくちゃ便利。
価格は2万円程度からと通常の魚探に比べて控えめな価格設定になっているのでプレゼントしやすい。
偏光サングラス
偏光レンズを使ったサングラスは水面からのギラギラを遮断して水中が非常に見やすい構造になっている。そんな偏光サングラスは恐らく誰もが持っている。
だが、結構高いので大抵の人は一つしか持っていない。
なので曇の日用レンズとか欲しいなぁとか使いやすいけどちょっと時代遅れなデザインになってきたなぁとか思っている人は多いと思う。
そんなわけで偏光サングラスは恐らく誰もが貰って嬉しいプレゼントだと思う。
注意点は釣りのことを考えて一日かけても疲れないような物を選ぶこと。
高いけどレイバンとかの偏光グラス貰えたらむちゃくちゃ嬉しいだろうなぁ・・・。
ライフジャケット
ライフジャケットは持っている人も多いと思うが初心者だったりすると船で常にレンタルしてるとか言う人もいる。また持っていても、もっといいやつがほしいなと思っている場合もあり貰えると嬉しいアイテムである。
自動膨張と発泡体内蔵のタイプがあり持っていないタイプを貰えると嬉しいだろう。
そこそこお世話になっている人向け(5000円〜1万円)
プライヤー
プライヤーというのは簡単に言うとペンチのことである。
釣り用のプライヤーはピンからキリまで種類があってそれぞれそれなりの値段だったり安かったりするのでプレゼントに選ぶのは中々センスを求められるものである。
プライヤーは多分既に持っている。釣り人には必需品であるからだ。
だが使っているうちに徐々に錆びたりハサミ部分の切り易さが悪くなったりしているので新しい物をもらうと非常に嬉しいのは間違いない。
オススメプライヤー
先が細くて細かい作業もしやすく適度な大きさで扱いやすいうえ見た目もかっこいい。私も使っているが非常に満足度の高いプライヤーである。
ヘッドライト
夜釣りや朝早くから釣り場へ出かけて釣りをする人は暗い場所で準備をしたり動き回ったりする必要があり、ヘッドライトは必須アイテムのひとつになっている。
ただ、ヘッドライトにこだわりを持っている人はそこまで多くなく、この商品に関しては新製品が次から次に出てくるので最新のヘッドライトを送ると喜ばれる可能性が高い。
中国製の安いものから日本製のちゃんとした製品までたくさんの種類があるが私のおすすめはジェントスというメーカーかハピソンと言うメーカーの商品。明るくて操作性もよく使いやすい。
クーラーボックス
クーラーボックスは選ぶのが難しいプレゼントでサイズや種類がとても多い。
おそらく大体の釣り人はクーラーボックスを持っていると思われるがこれに関しても新製品が次から次に出てくる商品で昔の物と今のもので比べるとかなり使いやすさが変わってくる。
プレゼントとしておすすめなのは少し小さめな13〜15リットル程度の商品。このサイズは大物の魚は入らないもののアジやキスなどの小型サイズにピッタリの大きさでイカ釣りなんかにもちょうどいいサイズとなる。
飲み物を入れておいたりするのにも非常にちょうどいい大きさであると便利なこと間違い無し。
親しい友人など向け(〜3000円)
タックルボックス
タックルボックスは貰うと地味にうれしいアイテム。
釣りを続けていくとどんどんルアーやらなんやら増えていって確実にタックルボックスは定期的に欲しい。ボックスも色々あって選ぶのにセンスが求められるアイテムである。手頃な価格帯ではあるのでちょっとしたプレゼントによい。
タックルボックス一例
ラインカッター
ラインカッターは言うなれば釣り糸専用のハサミのことであるのだがこれはプライヤーと兼用している場合が多い。
ただ、あると便利なものでプライヤーの場合切る部分が一部にしか無いためライントラブルでリールの糸を切りたい時にかなり不便だったりする。
またPEラインという通常のハサミやペンチなどでは異常なほど切りづらいラインがありそのラインを簡単に切る事ができるPEラインも切れることを売りにした商品は特にあると嬉しい。
ラインカッターは自分では買わなかったりするもののあると絶対便利なものなのだ。
参考:ダイワ・PEチョッキン
キャップ
キャップは非常に無難なプレゼントアイテムではあるが釣りには必須なアイテムであるためプレゼントには最適だと言える。
ただ、似合うかどうかは選ぶ人のセンスが求められるがキャップの場合はそれほど似合わないことにはなりづらいのでおすすめである。
釣り人がもらって嬉しいプレゼントまとめ
上記に当たり障りの無い誰もがそれなりに喜びそうなアイテムを挙げてみた。2号程度のラインとの意見もあるが私はスピニングで1号以下のラインしか使わないし、ベイトリールには3号以下のラインは巻かないので2号というラインは滅多に使わない。
そう、本当に釣り道具は使う人を選ぶのである・・・。ラインは結構こだわりの入るアイテムである可能性も高いので普段使っているラインを知らない場合は手を出しづらい・・・。
釣り人へのプレゼントは中々難しいものなのである・・・。