段々と春の花が咲き始めて後一週間ぐらいでかなり春っぽくなりそうな大阪周辺。今週も春の大型チヌを狙って近所の川に行ってきたレポートです。
ここ2週続けてバラシ連発
最近は毎週チニングに出かけていて春のノッコミ大型チヌが釣れてくれないかと期待してルアーを投げている。
ただ、そう簡単ではないのがチニングで当たりはあってちゃんと魚もいるのになんとも運に見放された感じで全部バラしていた…。原因は魚の活性がそれほど高くないことで食い込みが浅くちゃんといいところにかからないからだろう。思い切り合わせても3秒でバラしとかなので一番硬い歯のところにかかってしまっているとしか考えられない。
バイトもそこそこあるのだが完全にかじってるだけで食い込まない当たりばかり。待っても追い食いしないしどうにも難しい状況だった。
久しぶりにネットイン!
釣行日の潮は長潮でそれほどいい潮ではなかったものの釣り場に着くとそれなりに潮が流れているような感じで悪くはなかった。釣れそうな感じはしたが水面を覗くと死ぬほどクリアで底丸見え。
ぱっと見全然魚がいなくてダメかと思われたがポイントまで歩いていくと何匹か黒い影が逃げていった。チヌはいる。
ルアーは先週、先々週とヒットまで行ったのに全部バラしたクレイジーフラッパー。ただ、今の時期食い込みが悪くてノリが悪いということでしっぽは切断して使うことにした。
最初は沖を狙ったものの特に当たりはなく、やはり魚が見えたストラクチャーを狙うべきかと狙う場所を変える。
ゴロタが積んである場所であるが、見えないもののゴロタの向こう側に魚がいるというイメージでワームを通す。特に当たりがないのでダメかと思いかけていたがしばらく投げているとなんか重い感じが伝わってきてとりあえず合わせてみる。
手応えあり。
そこそこの重量感ではあるが走る感じはなく、この時期らしい弱々しいキビレをゲットした。
サイズ的には完全にランカーレベルではあるが引きはそんなにない魚。
ただ、ここ最近全然キャッチできていなかったのでこの一匹は非常にうれしい一匹だった。
結構早めの段階で一本ゲットできてかなり心にゆとりが出来たが、この日は急に気温が下がった影響か本当にバイトが無く、厳しい状況。どうにもこうにも当たりが無いので今までやったことのないエリアでやってみることにした。
温排水にチヌがたまる
温排水が流れ込んでいる場所があるのだがボラがいつもうじゃうじゃいてルアーを流せるような状態ではないので基本やってこなかったが見に行ってみるとボラのごとくチヌがいた…。え?全部チヌ?ってぐらいチヌが溜まっていて寒かったせいでチヌが全部ここに集まったのか?ってぐらいチヌがうじゃうじゃ…。
見えるチヌは難しいイメージなのでとりあえず投げてみるとコン!当たった!
乗らなかったが当たることはわかった。ただこの量だと食ってるのか魚のボディーにコンタクトしているのかがわからないレベル…。
根がかってクレイジーフラッパーを失い、もっと釣れるがもう手持ちがないリトルスパイダーのラスト一個に変える。これで食わなきゃすぐ諦めるレベルの信頼感なので。
魚は全部浮いている様に見えるが、とりあえず普通に底をズルズルするとゴン!グイ!と来たので合わせる。手応えあり!ただ引きが暴力的でスレなのか?と思うほどの引き。手前まで来た時口にかかっているのが見えたが急に突っ込まれてバラシ。
針が伸ばされていた…。この時期のキビレは弱々しいがこの時期の真チヌは乗っ込みパワーで洒落にならない暴力的な引きをするので怖い。
そして次のキャストでも同じく針伸ばされてバラシ…。よく考えたらドラグがフルロックだったわ…ってことでドラグちょっと緩める。これで針が伸びることはないはず…。
その後当たりが無くなったので警戒心高まっちゃったか?と思ったがしばらくしてヒット。
これは取りたいと思うも引きがまた暴力的でヤバさしか感じないやり取り。普通にライン切られるんじゃないか?と思いながらもなんとか寄せてきてキャッチ…。むちゃくちゃいい魚やないか…。
銀ピカに輝く極太ボディ。サイズもでかい…。
これはもしかして…と思って測ってみたら49センチ。どう見ても49センチなのである…。50センチの壁は厚いな…。こんなにでかいのに。
フッキングは上唇ギリギリで本当によく釣れたなってレベルだった…。今週は運に恵まれた感じがある。
この後は多分狙えば後何匹かは釣れただろうけどちょうど昼飯時だったのともはや満足感は100%満たされたので終了して次なる敵、確定申告へと立ち向かうのであった…。