釣り歴30年のベテランが釣り初心者に知っておいて欲しい知識を紹介するコーナー、今回は釣り初心者が揃えておきたいアイテムを紹介していこう。
偏光サングラス
偏光サングラスは水中に何があるのかを確認するためのアイテムで、水面のギラギラをカットしてくれるのでこれがあると普通に水中を見るのと比べて格段にいろいろなものが見える。
釣りで重要なのは想像力なのだが実際に水中を見ないと想像することは難しく、あそこに岩があるからその影に魚が隠れているかもしれないとか小魚の群れが回ってきたから大きな魚も追いかけて近くに来てるかもとか、実際に水中を見て得られる情報が必要となる。
偏光サングラスが必要な理由は魚を探すという目的以外にも水中の地形を確認するという点においてもとても重要になると言えるのだ。
高いものの方が透明度が高く、歪が少ないため、見やすくて一日かけていても疲れにくいのでおすすめではあるがユニクロの偏光サングラスでも十分に使える。
初心者はまず安い偏光サングラスでもいいから一度使ってみて欲しい。
ちゃんとしたペンチ
初心者はちゃんとした道具を揃えず、まずは安いやつでいいやろって感じでペンチとかも無茶苦茶安いやつを使っていたりする。
安くてもいいやつは確かにある。上に書いた偏光サングラスも最悪ユニクロのでも無いより圧倒的に釣果は上がる。
100均に売っているサビキ釣りセットなんてのもアジやイワシを釣るぐらいなら全く問題なく使えて高いやつと差がなかったりする。
ただ、ペンチは違う。私も初心者の頃は100均でペンチを買って使っていたことがあるが、一瞬で錆びるので毎回のように買い換える必要があったりしてコスパが最悪である。使い勝手も無いよりはましぐらいのレベルで本当に使いにくい。ペンチに関してはある程度大きさがないと釣りに使うには厳しいと思っている。
小さな魚しか釣らないというなら小さいプライヤーでも使えなくはないが大型の魚を釣るなら大型のプライヤーが必須。針を外す時に怪我を防ぐためにもこれだけは持っておいて欲しい。
ルアー釣りの場合、フックを交換する時にスプリットリングから針を外すのだがちゃんとしたペンチにはスプリットリングを開く爪が付いているのでフック交換が楽。
一つしっかりしたプライヤーを持っておけば一生使えるのでまず買っておきたいアイテムだ。
おすすめはカハラジャパンのアルミプライヤー。
帽子(ハット・キャップ)
釣り場は風が強い事が多い。風が強いと髪の毛がぐちゃぐちゃになって鬱陶しくて集中力が削がれる事がある。それ以外にも熱中症対策や、ツバが目に入る日光を軽減してくれて水中が見やすかったりする。
そして何より頭を保護してくれると言うのが大きい。
釣り場の事故でとても多いのが頭に釣り針が引っかかるという事故。針には返しがあり、簡単には抜けず病院で切って外す必要があり頭に刺さると状況によっては髪の毛を剃ったりする必要がある。
頭に針が刺さる事故は帽子を被っておけば防げることがほとんどなので釣りの時はどんな時でも帽子を被っておくのがベストと言える。
最近はキャップに付けるタイプのヘッドライトなんかもあるので夜でも役に立つ。
糸くずワインダー
初心者はライントラブルが多い。糸がすぐにぐちゃぐちゃになるが解いているよりも切ってしまってつなぎ直したほうが早いのでどんどん切って捨てよう。
切って捨てた糸くずはこの糸くずワインダーを使えば簡単に処理できる。ものすごくぐちゃぐちゃになってもこれにちょっと入れて回せば気持ちよく吸い込まれていくので快感を味わうことができる。
吸い込まれるのが気持ちよすぎて釣り場に落ちているラインを見つけると全部これで回収したくなるぐらい。一度使うとやめられない釣り人の必需品だろう。
釣り初心者がまず揃えたいアイテムについてのまとめ
釣りに必要なアイテムはまだまだたくさんあるが、釣り歴30年のベテランから言わせてもらうと上記のアイテムは初期の段階で持っていた方がいい。
釣りのトラブルを減らすためにも快適に釣りをするためにも初期装備として持っているとチートプレイが可能になるレベルだ。