釣り場に着くと人が満員状態ですごく魚にプレッシャーがかかっていそうな時がある。こういう時ってどうなん?って話について書いていく。
先行者は全員初心者だと考える
そう、誰一人魚を釣っていないから自分の魚はちゃんといると考えればいい。
人が多いからやってもすでにスレていてもう釣れないんじゃないかという先入観を持って釣りをすると釣れる魚すら釣れなくなる。
まだ誰も釣れていないしアプローチ方法も間違っている考えるのが重要。
入りたかったポイントに先行者が入っていても諦めずに空くのを待ってやってみる。
先行者が釣ってしまったのを見ても良いポイントなら新しい魚が定期的に回ってくるものなのでしばらく続けてみるか入ってしばらくポイントを休ませるような釣り方をしてみるといいだろう。
周りと違う釣り方でやる
周りが小さなルアーを使っているようなら自分は大きめのルアーを使うとか周りがスローな釣りをしているなら自分はアクションをつけた速い釣りをしてみるとか違うことをしてみるのが大事。
すれた魚であっても見慣れていないルアーだったりすると迷わず口を使ったりする。
周りの人が釣れているならその釣り方が正解なので真似をしてみるのもありだが周りが誰も釣れていないのに同じやり方をするより違うやり方をためしてみるほうがいい。
冬の定番ポイントで周りがセオリー通りに鉄板バイブレーションをリフトアンドフォールし続けている中、釣りの上手い友人は普通にキャロにワームつけたフィネスでデカバスゲット。定説を疑うのも時には必要である。
とにかく人が攻めきれていない場所を狙う
人が多くても攻めきれていないポイントは結構残っていて重くて飛距離の出るルアーでしか攻めることの出来ないポイント(竿抜けポイントとも言う)を狙ったり、バックスライドするルアーでしか攻めることの出来ないカバーの奥などには魚が残っている場合がある。
遠くのポイントを狙うなら細いPEラインを使って長めの竿を使うとか重量のあるタングステンのオモリを使うとかいろいろな方法が考えられる。
カバーの奥に入れるならキャストの精度を上げたり、超ヘビーなタックルを使って一般人には攻められないようなブッシュの奥にぶち込んだりする。
ひとが多いほど釣りやすいことも
プレッシャーは時として釣り人に有利に働く場合もあり、例えば川の場合、こちら側で魚を釣り過ぎて魚が対岸へ避難する場合がある。
そんな時に対岸に人がいてその人が釣りまくればまた魚が動いてこちら側に集まってくることがある。
もしも一人だけで釣りをしていたら釣れていなかったであろう魚が釣れるということになる。
これは管理釣り場や池の場合もよくあることで人が来ると魚はそれを察知して逃げる。キャストする前から魚が反対に逃げることもよくある。人がたくさんいてどこでも人がプレッシャーを与える状況だと魚は人のいないところへかたよることなく散り釣りやすくなる。
人多い釣り場での釣り方まとめ
人の多い釣り場はたしかに誰も釣り人のいない秘境の釣り場に比べれば圧倒的にプレッシャーがかかって釣りづらいこともあるが釣れなくはない。
人が多いということはそれだけ魚の魚影の多いポイントである場合も多く釣り方さえ間違えなければよく釣れる。
人が多いポイントは隣とラインが絡まる「おまつり」が起こったり思わぬトラブルが発生したりするのでくれぐれもマナーを守って楽しく釣りをしよう。