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釣りサイト「釣活」ブログ

シーバス

秋の多摩川にて化け物シーバスゲット!!

投稿日:2008/10/13 更新日:

多摩川下流域
晴れ時々曇り
21度
モンスター1ゲット(バラシ3、バイト10くらい)
17時20分~21時50分
大潮
タックル:シーホーク84L ツインパワー3000MG
ライン:シーバスPE 1号 リーダー:モアザン5号

後輩の釣具屋店員と共に秋の超ハイシーズンのシーバスを釣りに行ってきた。

とりあえず夕暮れ時、着くといい感じに潮が流れ始めており、ボイルもちらほら。

先週の状況とは全く違っているが、一潮ごとに状況が変わるのは当たり前なので状況に合わせた釣りを組み立てる。

残念なことに前回の釣りにあわせたタックルしか持ち合わせていない・・・。
その辺は腕でカバーできる?そんな腕は持っていない・・・。

とりあえずボイルに合わせてルアーを通すが何も反応がない。
どうやらマルタウグイのボイルのようだ。去年もこの時期マルタウグイが活発にボイルをしていたのを思い出す。

ここで粘るのも意味がないような気がしていたが隣の方が40センチ強のセイゴを釣っていたのでシーバスはいるらしい。

でもこの場所はベストポイントではないので移動。

流れがより複雑な場所。
昔ここでかなり釣ったのだが今回は1度マルタかもしれないような怪しいバイトが有ったのみ。

さらに水深のある場所に移動。ここは流れがまともに当たっているためかなり深く、高活性の魚が溜まりやすいが足場が悪いためバラシにすごく注意しなければならない場所で暗いのでかなり上級者向け。

ここでもマルタらしき軽いバイトが有ったのみで今ひとつ違う気がする。
人も結構多いので移動する。

結局最初の場所が一番釣れそうだったと言う落ちで、また戻る。

やはりマルタのボイルが続いているだけでいまいちシーバスのバイトがない。
小移動を繰り返し、フィーディングスポットを探す。

また先ほどセイゴをゲットしていた方がシーバスをゲット。
ちょっと見るだけで軽く70は超えるサイズ!!!!マジか!!80くらい有るんじゃないか??

周りの釣り人がその人のポイントへにじり寄っていくのでいい場所が空いた。
後輩はそこへ入りX-80でセイゴをバラス。

こっちにもチャンスが周ってきたのではないか??と感じるのだがやはり俺にはまだシーバスのバイトはない・・・。
マルタなのか何なのかわからない小さなバイト何度かあったもののシーバスか何なのかわからず。

このまだと何も釣れない・・・ここまで来てボウズはさびしい・・・

なのでワームを使うことにした。

ワームだったらマルタも釣れて坊主も無くなる?マルタは数に入るのか?まぁ俺は魚に平等な市民権を与えているのでボラでもマルタでもいいの。

で、3インチのギャンブラー、スタッドというブラックバス用ワームに静ヘッド6グラムというセッティング。

状況を分析するとボイルはかなり手前のブレイク沿いで起こっている。確実に岸沿いをシーバスなどのフィッシュイーターは回遊している。

そこで岸とルアーを平行に引けるエリアを選択し、弱って潮に流されるベイトを装い、アップクロスにドリフトさせる。

あまりゆっくり巻くと底に引っかかるので竿をたててレンジをコントロールし、潮に載せる。

グン。

ん?こんなところに根がかる場所あったか?あっ引いてる。

って感じで重くなるだけのヒットにあわせを入れると思い切り下へ突っ込む。
全くエラ荒いを見せないクソ重い引きにでかい鯉かデカイウグイを想像した。
でも手前でかけたので強引にフィニッシュした方が良いと感じあまり泳がせず、流れに乗せてうまく岸に持ってきたとき顔が見えた。

化け物だ・・・

シーバスとは思えない様な巨大なシーバスの顔。
ソフトボールが丸ごと入りそうな口を大きく開けてエラ荒い!ものすごい重量感のある首振りだ・・・。

寄せてもあっという間に走っていく。
でも痩せているためか5メートルくらい走って止まるので寄せられないことは無かった。うまくランディングポイントまで誘導してハンドランディング使用かと思ったが口がでかすぎて躊躇してしまう。

ここで先ほどランカーをゲットしていたお兄さんがホガグリップを貸してくれた。本当に助かった。
ガッチリとあごを捕らえ、持ち上げるが半端なく重い!

顔の大きさの割りに痩せていたが、それでもグリップの指す重さは4キロ。
シーバスとは到底思えない重さをこらえながら写真を撮り、長さを計測する。

82センチ・・・
出ました。横綱級(大野ゆうき氏風)

6年間シーバスをやってきてついに出ましたランカーサイズ。

小学校の時武庫川の堰堤にたむろする巨大シーバスを見ていつかはこんな魚を釣ってやるぞとハゼ釣りタックルを持ちながら考えていたころを思い出しながらシーバスをリリースする。

少し弱っていたがえらに水を通すと息を吹き返し、バシャバシャやりながら泳いで行った。

まぁこんな感じで夢は達成されたけどこの日の勢いはこんなもんでは終わらないのだった。

俺のランカーを見た後輩も俄然やる気を出して投げまくる。
でもやっぱり釣れない。俺と後輩が2人で釣りに来るとなぜか貧果に終わることが多い。

俺がランカーを釣ったのでこのジンクスは破られたはず。

で、しばらくスーパーナイススポットを攻めていた後輩の場所を俺は自分の一番自信を持って貫けるパターン、ジャークパターンで攻める。

数投でヒット!
結構いいサイズのシーバス。このシーバスはさっきのものすごい重い引きではなく、シャープな、きれのある強烈な引きで走り回る。
ランカーもいいけど一番楽しいファイトは50~60くらいの若者シーバスだなと感じていると足元で外された。

ランカー釣るとやり取りが雑になるのかそれとも横に後輩がいて後ろには壁があって足場かが高いからなのか悔しいバラシだ。

そのあとも何の変哲も無い場所をジャークで攻めるとまたヒットしたりしたけどやっぱり魚が元気すぎてバラシ。

完全にジャークパターンだと言うことを発見した。ちなみにルアーは「ザグ・スティックSW」。地元のフィッシングマックスで40パーセントオフのワゴンに入っているのを手に入れた超優秀ルアーだ。

再び後輩の攻めるナイススポットを攻めるとまたヒット!またサイズが良くて50~あたり。
これはバラさないぞと、竿を寝かせてエラ洗いを防ぐ。

そしたら今度は思い切りもぐられて根にリーダーが接触。
痛恨のヒットルアーごとのラインブレイク・・・。

5号でもナイロンは根ずれに弱いんだよ・・・。いつものトヨフロンLハードなら取れたのに・・・。

ショックで立ち直れないけどまだX-80がある!

と思っていると後輩がついに40センチ級のセイゴをゲットしてボウズを逃れた。
ジンクスは破られた!

あとは俺が釣りまくるだけだ!X-80を投げたが底を擦るほど水深がなくなっていることに気付き、こんなに浅いならトップでもいいんじゃない?

とジャイアントドッグXを遠投。
ドッグウォークで流れをつかんでいるとバシャ!
思い切り出た。

乗らない!

出るが乗らないのがトップの釣り!でもやっぱりテンションが上がる。

後輩もまねをしてポッパーを投げると・・・出るw

でも乗らないw

エキサイティングだけど釣れることの無い釣りをしてもしょうがないのでワンダーの表層引きを試す。

グワ~~~!!食ってきた!でも乗らない!

そんな感じで最終的にバイトがなくなってしまったので終了。

秋のシーバス釣りはやっぱり一年で一番最高に楽しい!

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