今回は栃木県の佐野にある「加賀フィッシングエリア」の攻略について書くことにする。
加賀フィッシングエリアの基本的な情報
加賀フィッシングエリアの基礎知識はこちらのホームページをご覧ください。
ざっと説明すると4つのポンドからなった野池型の管理釣り場で私が行った時はニジマスとイワナが放流されていた。
規模が大きく3.5グラムのスプーンでさえ中央まで届くかどうかというほどの広さ。そんな池が4つもある。
加賀フィッシングエリアの釣り場の状況
一番上の池から説明していくと、一番上の池から水が湧き出し、下の池へと供給されている。その為水質は非常によく、魚は良く見える。水の湧き出るエリアに魚が溜まりやすい傾向が見られる。水深はそこそこ深い。全体的にアオミドロが繁茂し、ゴミがつきやすい・・・。
2番目の池は上の池と水路で繋がっており、魚は行き来出来る。水はそれほど良くない感じがするが魚は多い。放流が盛んに行なわれているからか?魚が溜まりやすいエリアがあり、そこ以外魚影は薄い。ここもアオミドロびっしり。浮いてるゴミも多くて釣りがしづらい場所がある。
3番目の池は上の2つの池より若干低い場所にあるため土管を通ってきた水が勢い良く流れ落ちている場所に活性の高い魚が集まる。その為一番流れの強い場所が一番釣れる。他の場所にも満遍なく魚はいる印象だが、それほど活性が高くなく、釣るのに苦労する。下側の通路では釣りが出来ないので、その場所に魚が溜まっている。端のところに陣取りこの場所の魚を釣るのもよい。
4番目の池はスペシャルポンドで、大型のマス専門の池となっており1日4000円のところが5000円かかる。
行った時は休業中だった。
今回の実釣内容
開園の6時に行けるなら間違いなく3番目の池の流れ込みを一日攻めるのが一番釣れると思われるが、今回は8時くらいになっていたのですでに場所は無かった。
状況を見極めるために2番目の池の中央付近で開始。
偏光で水中を見ると表層に魚が溜まっているのが見える。
まずはスプーン。
中層を低速で引くが反応はない。
表層に魚が見えるのでペレスプで狙う。
簡単にヒット。
30センチくらいのレギュラーサイズをゲットした。
コンディションは良く引きは中々のものである。
その後もすぐに同じパターンでゲット。
朝のいい時間帯であるようなので、まとめて釣っておくことにした。
魚を効率よく釣るにはどうすればよいのか?それは効率の良い釣り方で釣ること。
表層を効率よく釣るにはトップウォーター。一番得意で一番好きな釣り。
予想通り反応は良く連続で釣れる。
ただこういう強い釣りはスレやすいという弱点があり、こまめにポイントを変えないとダメ。
5匹ほど釣った後、反応はするも乗らなくなり移動。
昼の低活性状態へ・・・
3番目の池の水の流れが無いエリア。
魚はたくさんいるのが見える。着いた直後に1本釣るが後が続かない。
だいぶ粘ったが2本位しか釣れなかった。
この池でだいぶ長い間釣りをしてわかったのは流れ込み8対その他の場所2くらいの釣果・・・。場所以外に重要なことは無いのが昼の釣り。
ちょっとだけ流れのあるところでミノーを投げてみたがすぐにイワナが釣れた。
昼食後、1番目の池で釣り開始。
すぐに釣れる。先ほどまでの沈黙がなんだったのかと思うほどの簡単さだったが、この後は本当にポツポツ・・・としか釣れない。これは夕マズメのチャンスを狙うしかないのか?というくらい活性が低い状況。
こういうときに活躍するのがスプーン。
はまる状況は少ないが、どんな時でもカラーローテーションでそこにいる魚をボチボチ釣ることができる。
まさにその通りの状況で、クランクやミノーなどは反応が全く無かったがスプーンではそれなりにアタリがあった。
周りの自然も結構楽しめる。雰囲気は抜群な釣り場。
ちなみに、ニジマスとイワナ以外に今回見た魚は鯉・ウグイ・草魚。色々といる。多分この辺の魚は水草を掃除するために放流されているのだろう。3番目の池は大量に草魚がいたので水底にはアオミドロが存在しなかった。
夕マズメ。
大して釣れないまま終わり。ガッカリ・・・。
加賀フィッシングエリアの今回の総評
加賀フィッシングエリアは中々難しい釣り場だが基本に忠実にスプーンの腕を鍛えるにはベストな釣り場。
ひとつ言えるのは足元にいるでっかい魚は中々ルアーに反応しないのであんまり狙わず、重めのスプーンをフルキャストして一番遠くを狙うのがたくさん釣る近道。
3番目の池の流れ込みでは大物が連発していたが、その他の場所では釣れているのを見なかった。
雰囲気は凄くいいのでまた行ってもっとたくさん釣りたい管理釣り場でした。