毎年ゴールデンウィークぐらいに本番を迎える大阪湾のバチ抜けシーズン。今年も始まったかどうかを調べに近所のドブ川へ行ってみた。
バチ抜けチニングは難しい
夕方行って、まだバチ抜けには早い時間帯だったのでとりあえずチヌでも釣って暇を潰しておこうかとボトム狙いでチニング開始。
チヌは水面から見た感じ浮いている感じではあったがボトムを意識している魚もいるだろと探るが反応は少ない。少ない反応もなんかがつついているようなチビレがかじっているような当たりばかり…。
想像だが、バチ抜けを意識した魚がバチを吸い込むイメージで食ってきているのでガッツリ食い込む当たりではなくツンツンみたいな小さな当たりしか無いのではないか?
オフセットではなく、フック丸出しのジグヘッドとかを使ってストレート系のワームでやれば釣れそうな気はしたがその仕掛けを作れるようなワームもフックもないので諦めてルアーを投げる。
200円で買ったキャンドゥのミノーは止めると尻から沈んでいく以外は動きもまともで釣れそうな感じだったものバックラッシュを外す時沈めてたせいで根がかって2投目で消失…200円ので良かった…。
このあと、だんだん暗くなってきたのでバチ抜けに効くCD7を投げまくることにした。
バチ抜け確認できずとも
潮止まりの時間帯で何も釣れそうな感じがない。風も穏やかで水面にはやる気のないボラが漂うだけである…。これは潮が動き出すまで厳しいか?と思ったが一応テクトロで護岸沿いにバチがいないかをチェックしながら歩く。
しばらく行った時、CD7になにか当たった感じがきた。多分シーバスの当たりだと思うのだが追い食いはなかったのでそのまま歩く。
最上流まで行って戻りも同じ潮止まり…潮見表ではあと1時間ぐらいこんな感じっぽい。川の流れがあるかと期待したが全然流れがない…。
それでもバチが泳いでいるのを発見したのでルアーをバチ抜け最強のダイソーシンキングペンシルへ変更。もう大阪湾のバチ抜けはダイソーのでええんちゃう?ってぐらいめちゃくちゃいい。去年も連発させてもらったし信頼がワンダーを超えている。
これの小さいバージョンをつけてさっき当たったところまで行くとコン!と来る。根掛かり対策でフックをダイソーのバイブレーションについているダブルフックにしているのだがかかりが悪いみたいだ…。
次の当たりを待ちながら歩くとコン!とまた食ってきた。
そろそろ深いバイトが有るか?と数メートル歩いたところでグググ!と引き絞られた!多分追い食いだろう。
サイズはそうでもないが中々ナイスファイトをしてくれて少しドラグも出すような引きを見せてくれたのが40センチぐらいのシーバスだった。
やはりダイソーのシンキングペンシルは釣れる。これが110円なんだからありがたすぎる。10年分ぐらい買いだめしているがダブルフック仕様だと根掛かりもあんまりないので多分死ぬまで大丈夫かも。
ということで全然潮が流れてなくてボラが漂っているだけでボイルも何もないドブ川でもちゃんとバチ食ってるシーバスは釣れちゃう結果でした。
その後はバチはどんどん増えてきたけどボイルもないし釣れる気も全然しないので撤収。