たまには昔話的なブログも書いておこうということで今回は屋久島での釣りの思い出を紹介する。
屋久島とは?
屋久島は鹿児島の南にある島で、世界自然遺産に登録されている森のある島。ジブリ映画のもののけ姫の舞台となっている。
島の大きさはかなり大きい島で車で一周するのに3時間ぐらいかかるレベル。伊豆大島と比べて5倍以上デカい。
非常に雨の多い島で、ほぼ毎日雨が降るといいレベルで雨が降る。ただ雨はスコールのように短時間に土砂降りの雨が多いため雨宿りすればなんとかなる。
屋久島への行き方は飛行機、船があるが船は鹿児島から高速船で2時間30分から3時間程度でシーズン中は一日7便もあるので割と気軽に行ける。普通のフェリーの方が安くて往復1万円程度で行けるが一日往復1便なので気軽には行けない。
釣れる魚として有名なのはカッポレ。GTみたいな魚だが黒い。釣り場はフェリーが来るような港もあるが島の大半が切り立った岸壁のような磯なので磯釣りがメインとなる。一部に砂浜などもある。
大学の先輩の調査にて
私が屋久島に行ったのは2004年なのでもうすぐ20年が経とうとしている。
なぜ行ったのかと言うと研究室の先輩の調査の手伝いというていで、ただ単に屋久島に行ってみたかっただけだった。
しかし先輩の調査がかなり過酷で5日いたのに釣りはそんなに出来なかった…。先輩の調査の内容は20年前と現在の森の変化というもので結構広いエリアの木の直径を全部図るとかそんな感じ…本数が多すぎて普通にめちゃくちゃ時間がかかって結局先輩は後輩全員帰った後も一人で1ヶ月ぐらい森にこもっていたらしい…。
過酷だった出来事としてはジバチの巣を踏んで逃げたけど結局刺されたとか、知らない間にヒルに3箇所ぐらいかじられて血だらけになっていたとか泊まった廃墟みたいなところの水道がぶっ壊れててトイレが外だったとか…。
二度と行きたくないけど今となってはいい思い出である…。
釣りはちょっとだけした
調査が過酷すぎてマジで釣りする時間全然なかったので釣りの思い出はあんまりない。泊まったところの裏から海に行けるとかだったがめちゃくちゃ崖でかなりちゃんとした装備じゃないと危ないので行けず…。毎日釣りしようと思ってたのに…。
まず、釣りの思い出の1つ目は到着した日である。
他の人々は謎に東京から青春18切符で行くとかで、夏休みで実家の兵庫にいた私は飛行機で鹿児島まで行って船で屋久島へ渡ることにした。
なんかタイミングが合わなかったような感じでみんなが向こうに到着した2日後ぐらいに合流したため泊まっていた場所まで自分で行くことになった。
昼ぐらいに屋久島に着いたのでみんなの調査が終わって泊まるところへ帰ってくるという時間まで釣りして時間を潰そうとした。
フェリー乗り場の近くで釣りを開始したらすぐにカマスが釣れた。そこそこいいサイズのカマスがルアーで簡単に釣れてしまう。楽しい。
しかしこの後はルアーでは流石になんも釣れなかったので落ちてた干からびたオキアミを使ってなんか釣ろうと頑張ってみる。水面を泳いでいたダツの目の前にうまく落とし込んだら釣れた。
夕方までやって大した釣果は得られず、そろそろバスで泊まるところへ行くか…とバス停へ行ってみたら16時台に終バスが終わっとった!早すぎる!びっくり!
まさかの本数の少なさでびっくりしたが金ならたんまりあるぜ!とおばあちゃんからお小遣いをもらっているので安心してタクシー乗り場へ。
しかし屋久島のタクシーは予約制であった…。
事務所にはすでに誰もおらずタクシーも1台もなく、八方塞がりとなってしまった…。
歩いていくか…と思ったがその前に行った伊豆大島のイメージで考えていたわけだが普通に泊まる場所までの距離調べたら歩くと夜中になる遠さであり、完全に終わる…。ちゃんと計算して行くべきだった。若気の至りである。
結局電話して車で迎えに来てもらって無事泊まるところへ行けたのでオッケー。
そして、4日目にやっと台風が来るから調査は順延と言うことで釣りに行けることに。
風は強いが雨はあんまり降らない感じだったので港とか川で釣りをしてみることに。
外洋に面した場所は高波で釣りできない…。
湾内の奥でやるもルアーでは何の反応もなく、餌を使うことにした。フナムシを使ってやってみたが釣れない…。
船着き場にいたハゼを手づかみで捕まえて餌にしてみるとクロサギという魚が釣れた。他、シャコも釣れたがそれ以外は特にめぼしい釣果はなく終了。
アウェイの洗礼というやつである…。
まとめ
屋久島にまた釣りに行くとしたら夜のブッコミに全てをかけると思う。巨大な魚が回ってきそうな雰囲気がすごかった。
実際、島の子供の話では川で夜に超巨大うなぎが釣れたらしい。
謎の巨大魚を狙って屋久島で夜釣りをしたい。