時間: 18:00~21:00
最高気温: 14度
潮時: 満潮から下げ
備考: ベイトはバチ。風もなく穏やかな日だった。
毎年、フィッシングショーのシーズンになると始まるのがバチ抜け。
フィッシングショーに行くと「昨日バチ抜けで15本釣ってきたよ」とかよくオヌマンが言っているのをセミナーで聞くのがフィッシングショーあるある。
というわけで1月の終わりから2月の頭にかけての大潮がバチパターンシーズン開始の目安なので今回は京浜運河へシーバスを狙いに行ってきた。
18時到着。
釣り気分というiPhoneアプリが便利なのだが潮を確認するとちょうど潮どまりくらいでこれから下げ始めるといったところ。
バチ抜けは時合いが一番重要で下げ始めから2時間が勝負なのだ。
明るいところでバチを確認しに行くとやっぱりいました。青バチレギュラーサイズ。5~8センチくらいのちょっと小さめの奴。
見ているとセイゴにぱくっとやられてしまった。
いるねw魚も。
セイゴは15センチくらいのルアーと同じサイズな魚だった。何のルアーを投げても果敢にアタックしてくるけれど全然乗らないサイズなので場所を変えて大型を狙う。
毎年行く橋のポイント。明かりがかなり強く光に集まる習性があるバチのたまりやすいポイント。
サイズは選べないがボウズ率2パーセントくらいの驚異的な魚影の濃さな場所。まず外さないはず。
とりあえず魚をキャッチしておきたいのでローリングベイト 88を投げる。
バチ抜け序盤だと結構バチ以外のものも食べているのでこういうバイブレーション系のルアーでも普通に釣れる。実績も非常に高い。
大体魚がいれば1投目で食ってくるので釣れるかなと思ったのだが以外に渋い・・・。何故かいつもバイトの出せる橋脚でも食ってこない。
全然違う場所にいるのかと橋の下の暗いところに投げるとガツン!!
でも乗らない・・・。いいアタリの出方だったのだが・・・。
魚はいるし、ルアーも間違ってないようなのでしばらくやるもアタリばかりで乗らない。
魚が小さいのが問題なのかと思うが去年は15センチのセイゴもローリングベイト 88で何匹も釣ったので問題はないはず・・・。
徐々にボイルが多くなって足元にも無数の青バチが漂っている。バチ祭り状態。
ボイルに対バチパターン最強を誇るニョロニョロ8.5センチ改を投入するもこれも変なふわっとしたアタリと呼べるのかわからないようなのがあるだけ。
泳ぎをよく見ていると後ろから20センチくらいのセイゴが近づいてきてギラン!と反転していくのが見えた。
青バチが小さすぎて、ものすごい弱い力で吸い込んでも食うことが出来る状態で、ラインの付いたワームでは吸い込みきれていないのが原因のようだ。
こういう状況だとメバル用のソリッドのロッドがあれば大体のバイトは取れると思われるが持ってきてないので何とか吸い込ませるしかない。
ものすごく軽量のルアーをラインをたるませた状態で巻けば多少吸い込みやすくなるのではと5グラムのジグヘッドにギャンブラー・スタッドというせこ過ぎるスタイルで望む。
アタリだらけ。
全然乗らない!
何という難しさ!
そしてついにヒット!小さかったが大事にやり取りし、今年最初のシーバスをゲットした。
2時間以上かけてやっとセイゴゲットか・・・やはりまだ水温が上がりきっていないと食い方も相当渋いことになるのかもしれない。
このあとは魚も見れたのでローリングベイトやらCD7やら通常のシーバス釣りに切り替えて沖の大型を狙ったのだがアタリが全部ものすごい乗らないアタリばっかりでどうしようもない。
そうこうしているうちに潮もひいてボイルも無くなったので終了。
次の潮ではそれなりにいい釣りが出来る気がするのでまた挑戦しようと思う。