最近のマイブームがサビキでアジを釣ること。
秋はアジがやたら釣れるのでめちゃめちゃたくさん釣っておいて干して保存食にすれば冬もアジを食える。一晩干したアジを冷凍させておけば太刀魚のエサ用の切り身にすることも可能な役に立つアイテム。それがアジだ。
ということで、台風が来て底荒れしまくって港内に逃げ込んでくる小アジを狙いいつものポートアイランド北公園へ行ってきた。
うじゃうじゃいるのに釣れないアジ
北公園に着くと虹が出ていた。虹が出ているということは、そう雨だ・・・。台風の雨は独特で水しぶきのような細かいスプラッシュを浴びる感じ・・・だから虹が出来るのか・・・。
でも、スプラッシュみたいな雨なら気にしなければ気にならない。メガネにめちゃくちゃ水滴つくけど気にしないぜ!でもさすがにあれなんでメガネは外す。俺の視力は0.5くらいだからメガネ外してもギリギリ日常生活には支障がないのだ。
水中を覗くといつも通りスズメダイやオヤビッチャ、アイゴ(バリコ)なんかがいる。
水中にゴミが浮いているところには青アジの小アジが湧いている。やはり思った通りアジは底荒れを嫌って港内に逃げ込んできていたのだ。
ちなみに青アジはマアジよりも細長くて青いアジ。平べったいマアジと細長い青アジとでは見た目が若干違うのでわかると思う。
味はマアジの方が美味。青アジは干物などでよく食べられる。
まぁ俺の舌は繊細じゃないので青アジでもマアジでも濃いめの味付けにすれば同じなので青アジを釣りまくることにした。
だがなんと、水汲みバケツを忘れてしまった!水汲みバケツに水を汲んで凍ったアミエビを溶かさなければ中々溶けないのが安い冷凍アミエビの残念なところ・・・。
でもアミエビをカゴに入れる用のスプーンでガンガンつきまくるとアミエビレンガは崩れて使えるレベルになった。水汲みバケツが無いと手が洗えないけどタオルでなんとかしのぐことにした・・・。サビキには水汲みバケツ必須やで・・・。
コマセを巻くと今まで見たことの無い量のアジが湧いてきてエサを食いまくる。
これは入れ食いなのでは!!
と思い、サビキを投入・・・
・・・
・・・
シーン。
え?これだけエサ食いまくってるのにサビキにヒット無し?
どんだけ目がいいんだよ・・・。
このとき使っていたサビキの仕掛けがフラッシャータイプのサビキだったのでこれが原因かとサブロッドにピンクスキンサビキを付けて投入。
だが、やはりこっちも釣れねぇ!
昼間のアジは中々手強いね。
解決策は底にあり
表層のアジは釣れないことがわかったので底の方にいるアジを狙って仕掛けを沈める。
そうするとめっちゃ釣れる。
なんなんだろうか?表層にいる青アジと同じサイズのアジなのに底のアジは沈めたら直後にヒットする。
ピンクスキンサビキも沈めてみるがこっちにはエサを入れないで沈めておく。2本竿は無理なレベルでアジヒットしまくりなのである。
2回に一度は仕掛けがぐちゃぐちゃ・・・もうサビキの針を2本くらいにしてやりたいくらいすぐぐちゃぐちゃなのである・・・でもガマカツの仕掛けはぐちゃぐちゃになってもほどけば釣れる。ラインがグニャグニャで大丈夫か?くらいになっても問題なく釣れるのが素敵。
釣れてほどいてまた釣れて・・・アジ、アジ、サバ、アジ、バリコ(毒)、チャリコ、アジ、アジ、アジ、ウリボウ(イサキの幼魚)、アジ、・・・。
と言った感じでたくさん釣れる。
時々雨が降るけど気にしないで釣り続けたらあっという間にジップロックが小アジだらけになった。50匹ほどか。
こうなると捌くのがめんどくさいので小アジはストップ!
中アジ狙いにシフト。
中アジは港の外側の流れが強いところにいる。
投げサビキにすれば中アジやサバを効率よくゲット出来るのだろうが流れが速過ぎて面倒なので足下サビキで狙う。
ここで使ったのが潮流メソッド。
これは今このブログを書くために勝手に名前をつけた釣り方で、流れが速いので潮上のサビキにコマセをたくさん入れて、下流側に何もコマセを付けないサビキ仕掛けをセットすれば潮上のサビキだけ操作すれば2本ともコマセが効くと思われるやり方だ。
2本扱うのはかなり面倒なのでこのやり方は結構おすすめ。
しばらくやっているとコマセが効き始めたか?という時間に下流のノーコマセ竿にヒット!
想定通りだ。
バラさないように慎重に上げたら20センチオーバーの中アジ!
このサイズなら刺身に出来るぜ!
今回水汲みバケツが無かったので手がベトベトでカメラ使えなかったため写真は皆無です・・・。想像でお楽しみください。
突然の暴風
時刻も17時を回ってこれから夕マズメでアジが回ってくるんじゃないの?もしかしてだけどーもしかしてだけどーこれからバンバン釣れちゃうんじゃないのー♪と心の中で熱唱しながらラップ部分を付け足していたら、突然めちゃくちゃ風が強くなってきて台風再来!
向かい風がきつ過ぎて波しぶきがガンガン顔面に吹き付ける。
さすがにこんなヒラスズキ狙えそうなサラシでサビキなんか出来やしないので諦めて帰宅することにした・・・。
風が当たらなところでちょっとだけアイスジグ落としたらガシラが釣れた。冬はここで根魚ゲーム出来るね。
釣りたてのプリプリのアジの刺身はやはり美味!あと2本くらい釣りたかったなぁーもうこれは次回ガチでアジングやりにアジングのメッカ泉南に足を伸ばすしかないわ。アジング用のワームを総動員やね。
参考リンク:誰でも釣れるサビキ釣り入門