朝から降り続いた雨は夕方上がったので久しぶりにシーバスを狙いに近所の運河へ行ってきた。
この運河は都市河川を流れる典型的などぶ川の最下流域。狭い運河なので基本的に船は通ることはない。
海とは水門でつながっているもののあまり海から魚がたくさん上がってくることも無い運河なのでほとんどの魚がここの居着きの魚である。
軽く街灯周りを狙ってみる。
小さなボラが水面を泳いでいるのでイナッコパターンだと思われる。ここは大体毎回イナッコが大量に湧く場所なので他のパターンはほとんどないのだが。。
水面を見ていると大きめのもわっとしたボイルっぽいのが時々ある。
この場所ではこのボイルっぽいものを攻めると釣れるというセオリーがあるのでそのボイルっぽい「もじり」を攻めて行く。
特に反応がないので足下狙いに切り替え、足下の岸壁際をテクトロで攻める。
しばらく歩くとゴンっと小さなアタリ。乗る感じではなかったので気のせいかなとそのまま歩く。
歩いていると目の前でモワっといい感じのもじりが出たのでこれを狙おうと足を止めた。
その瞬間、
「ゴンゴン!」
と当たったので合わせると乗った。
ギラッと見えた魚体は小さそうだったのだが思いのほか引きは強い。
何だこれは?
足下まで寄せてきてよく見るとチヌ。
いつものキビレがCD7で釣れました。。
君を狙ってるんじゃないんだよね…今日は。
気を取り直してシーバスを狙う
ここでの実績ルアーは色々あって何のルアーがいいのかよくわからないのもあるのだが色々とルアーを変えてみる。
なんかインスピレーションを感じたのでビーフリーズを使ってみる。
いい時は20メートルほどの岸壁をテクトロするだけで2本取れることもある場所なのだがテクトロは全く効かないようだ。
ボイルっぽいもじりをひたすら撃っていく釣り方へシフトしてこまめに移動しながら流していく。
潮の流れはほぼ無いので一つのボイルをアップクロス、ダウンクロスと色々な方向から攻めていく。
ライトの当たる場所に着水させて足下の影へ。明暗の境を通過して少し来たところでドン!
ボラに引っかかったのか?と思うような重いだけのバイト。
合わせて巻くとものすごく軽い。
やる気の無いボラみたいな引き。
軽い引きなので小さいのかな?と抜き上げようとしてみたがそんな重さじゃなくタモ絶対いる重さ・・・何だこのシーバスは・・・。
タモでキャッチを試みると急に暴れだして超豪快なエラ洗い。テイルウォークもみごとw
ただ、丸呑みバイトだったようで全くバレる感じがしないので安心しながらキャッチ成功。
引きが無かった割にいい感じのプロポーションだ。
この後は少しだけやってみたけどそれほどたくさんシーバスをストックする場所でもないし、一匹釣れて満足なので終了した。
今回使用したタックルはバス用のベイトタックル。
こういう小さい運河のようなポイントではベイトタックルが扱いやすくてちょうどいい。
新しいカルカッタコンクエストは本当に巻き心地がシルキーでもはやこのリール以外のベイトリールは使えないんじゃないかと感じてしまうくらい最高に心地よい使い心地だった。
200番だとパワーもめちゃくちゃ強くて海でもバッチリ活躍してくれるだろうと感じた。
これからのベストシーズンのパートナーとして活躍してもらおう^^