エギング用のリールがセフィアBBで若干重いのと、ダブルハンドルのリールにしたいと思っていたので思い切ってシマノ・ヴァンキッシュC3000SDHにすることに。
ヴァンキッシュはこれまでツインパワーMGだった製品をモデルチェンジして新らたな名前で発売した製品。
ボディーはスーパーマグネシウムという軽い金属素材を使い、ローターはもちろんシマノの誇るカーボン素材CI4。軽さと高剛性をを追求したモデルだ。
このリールを約2年ほど使ってみたインプレッション。
ヴァンキッシュC3000SDHの重量
セフィアBBの同じ大きさのものが270グラムでヴァンキッシュは205グラムなので65グラムも軽い。
まぁ持ってみればわかるがめちゃめちゃ軽い。
ヴァンキッシュの巻き心地
高剛性な金属ボディーを売りにしているだけあってかなりパワーのある巻き心地。
青物にも使ったがサゴシやサバくらいの獲物なら全く問題なく強引に巻いて来る事が出来る。
シーバス用のバイブレーションやミノーの速巻きでも非常に快適と言えるレベル。
リップレスミノーなどをゆっくり巻く時には滑らか過ぎると思うほど滑らか。
信じられないほどシルキーな巻き心地である。
CI4ボディーのセフィアCI4は巻き心地がちょっと軽過ぎと思う方は値段がネックではあるがこのマグネシウムボディーのヴァンキッシュをおすすめしたい。
ドラグ性能
さすがシマノといえるレベルの滑らかドラグ。バラシも減ること間違いなしだろう。
音は静かすぎて出てても聞こえないレベル。シャクってる時に出ているか確認したい人にとってはこのドラグ音だとちょっとやりづらいかもしれない。
私の場合は音に関してはそれほど重要視しておらず旧ルビアスやイグジストのような響き渡るドラグ音はあまり好きではないのでこのくらいの音でいいと思ってる。
メンテナンス性
2年使ってほとんどメンテナンスせず使ってきたがラインローラーから異音が発生し始めた。
分解してチェックするとローターの部品が少し錆び始めていたので磨いてさびを除去しオイルをさしたら異音は消えた。
このラインローラー部分にはオイルをスプレーする穴があらかじめついているので海での釣行後は必ずここにオイルをさす方がいいだろう。
2年も放置するのはさすがにメンテナンスフリーなリールでもまずい。
ヴァンキッシュを使ってみた感想総括
単体として、軽すぎず、重過ぎないリール。
ロッドとのバランスで軽すぎるリールは逆になんか使い心地がおかしかったりしてしまう時があるがこのリールはちょうどいい。
値段に見合った使い心地で非常に気に入った。エギング用としてこれからもバリバリ使っていこうと思う。
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