なんか今年の武庫川は5月から6月の釣果が今一つでチヌが全体的に魚影が薄いかチニングでは釣りづらい状態が続いていた。
おそらく予想ではバチ抜けが始まってバチしか食わなくなったような気がしている。
最近やっとバチ抜けが終わって普通にチニングで釣れるようになったので釣行レポートを書いていこう。
梅雨が終了間近
5月から始まった今年の梅雨は7月も半ばに差し掛かり、やっと終わりかけている。梅雨の終わり頃は大雨になることから川の水が増水しやすい。武庫川の水も結構増えていたが大増水ってこともなく、ゴミもあまり浮いていなかったので夕方から釣り開始。
広いエリアは不発
武庫川は結構広くて砂しか無い場所と岩がゴロゴロしている場所とテトラの場所がある。
砂しかない場所は活性の高いチヌがたくさんいる時があってそういう時は非常に手っ取り早く釣っていける場所なのだが今回はアタリがない。ボトムズル引きが全く聞かず流れも結構有って濁りもあるのでこのエリアじゃないのかと早々に見切って移動。
テトラのポイントへ
テトラのポイントで岸沿いを狙うことにする。人が多いと出来ないが幸い人が少なかったので遠慮なく出来る。
一投目からチビレ特有のアタリ。キビレはそこそこサイズの場合、丸呑みバイトがほとんどなのでコン!というアタリは大型に多く、ココココッ!というアタリはほぼ確実にチビレと判断できる。
チビレのアタリは無視して大型のアタリを待つも大きなサイズはいないのか次のあたりが来ない。チビレのあたりは連発する。ボトムバンプのタイミングとバイトのタイミングが合ったようでフッキング。チビレがヒット。引きは悪くはなかったがヒョイッと抜き上げ出来るサイズのチビレでした。
チビレゾーンから別のところへ移動して大型を狙うがどこも同じようにチビレだらけのようでアタリがチビレのものばかり。合わせてもいないのにヒットして2匹目ゲット。
そしてワームをハタ用のザリガニくんに変えて1投目、やっとコン!という小さいけれどいいアタリが来てフッキング。引きが最初しょぼかったのでチビレ?と思ったが途中からいい引きに変わってネットを使ってランディングするサイズをゲット。
かなり久しぶりに大きめのキビレが釣れて満足(*^^*)
その後もずっとチビレの猛攻に大きめのキビレのバイトが混ざるという感じでチビレをもう一匹追加して大きめをばらして終了。
この日驚いたのはゴミ袋が引っかかってきたのかと思ってよく見たら結構でかいイシガニ(ワタリガニの仲間)で、かなりでかいハサミを持っており、ふつうのガザミとは明らかに違う風貌からこんなところにノコギリガザミがいるのか!?と思ってしまった。イシガニを調べると甲羅のサイズ10センチを超える大型もいるって書かれていたので超大型イシガニだろう。写真を取りたかったがむちゃくちゃ暴れるし、ハサミでかすぎて手ではつかめないしってどうしようか悩んでたら勝手に外れて逃げていった。
武庫川であんなでかいイシガニ見たの初めてで本当にテンションが上ってしまったね。生き物好きとしてはちょっと感動すらあった。
トップで狙うチヌ
翌日、朝から武庫川へいってトップでも釣れるのか?とポッパー、ペンシルを投げまくってみた。
ベイトフィッシュの魚影が薄く、全く出ない。ベイトフィッシュを探してかなり河口の方まで行ってやっとチェイスがあった。足元まで追いかけてきたが食いつかず逃げていった…。2回そんなチェイスがあったがあれは釣れる魚じゃなかったと思う。
ベイトがもっと動くタイミングだったらなんとかなっていたかも知れないが午前10時過ぎじゃどうにも朝マズメでもなんでも無いからダメっぽい。去年は昼の13時ぐらいにバンバン出てたんだけどな…。今年は見えているチヌが皆無というのが全てだと思う。去年はぱっとみて数十匹が浮いてたからなぁ…異常な年ではあったと思う。
でもまぁまだまだ夏は始まったばかりだし、これからどんどん良くなることを期待しよう。