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管理釣り場のトラウトフィッシング用ラインの基本知識まとめ

トラウトラインイメージ
管理釣り場で釣るトラウトフィッシングのタックルで重要なライン。エリアフィッシングではマイクロスプーンなど極端に繊細なルアーを使うことが多く、それに伴いラインも必然的に細くて繊細な物を使用せざるを得なかったりする。

そんな特殊なトラウト用ラインの基本知識をまとめて紹介していこう。


いろいろある素材でトラウト用にあったラインの素材はどれなのか?

現在トラウト用で一般的に使われているラインは「ナイロン」「フロロカーボン」「PE」「エステル」の4種類。

いろいろあって初心者にしてみるとどう違うのかがわからないかもしれないので説明していく。

ナイロンライン

まずナイロンラインは柔らかく扱いやすい素材でトラウトのラインでは一番一般的な素材。欠点は柔らかいので擦れに弱い点と紫外線や吸水性による劣化があることと伸びやすくアタリが伝わりづらいこと。

しかし管釣りは基本的に擦れるようなストラクチャーは殆ど無く、安価なため劣化しても交換すれば良いし、アタリは手元に伝わらなくてもラインの動きで取れば良いのでほとんど欠点はないライン素材と考えられる。初心者には特におすすめしたい素材がナイロン

フロロカーボン

次にフロロカーボンラインであるが硬いのでアタリが伝わりやすく明確、屈折率が水に近いことから魚に見えづらいという特長がある。

ただしフロロカーボンはただでさえ硬くて使いづらいのに真冬の気温ではさらに硬直してトラブルの数が半端でなくなるというデメリットも存在し、あまりおすすめしない。

擦れに強いことからやり取りに時間がかかっても弱りづらいためモンスタートラウトと戦う気まんまんならこのラインでも良いかもしれないが基本的に避けるべきライン。見破られにくい特長を生かして20センチほどリーダーとして使う方法もある。

PEライン

PEラインなのだが伸びが無いのと比重が軽いこと非常に引張強度が高いのが特長。

デメリットとしてはやはり伸びが少ない分「のりが悪い」気がする。SULのスプーン用ロッドと使えばそれなりに乗るのかもしれない・・・。

ナイロンでは取れないアタリ(追尾して来る気配すらわかる)を取ることができると言うことであたりの数が数倍になり釣り自体が楽しくなる(経験談)のは大きなメリットでもある。

その他トップウォーターで釣る場合沈まないこのラインだと動きがつけやすく非常に使いやすい。トップをやるならこのライン。

あとは非常に細くても強度が十分出せるので飛距離が必要な釣り場でも活躍する。

エステルライン

エステルラインは最近再注目されているラインで、特長は伸びがなく感度が高いところと比重が比較的重いこと比較的巻きぐせがつきにくいこと。

元々アジングで0.6グラム程度のジグヘッドを水深10メートルの深さで使う釣りで使うようなライン素材。

フォールでのアタリを明確に捉えることの出来る感度の良さからボトムの釣りなどでも使える。他にもマイクロスプーンを沈めて浮かさずに使う釣りなど極めて繊細な釣り方にマッチしているため専用ロッドまでメーカーが発売する盛り上がり。

デメリットは伸びがない分ショックで切れやすいことや巻きぐせがつきにくいのは初心者にとって使いにくいと感じることだろう。他にも紫外線による劣化で弱りやすい欠点も。出来ればそれなりに経験を積んでから使いたい素材

トラウト用ラインの太さはどのぐらいがちょうどいいのか?

管理釣り場用のラインは大体2~4ポンドくらいが標準。細いとたまにかかる巨大ニジマスは厳しいので私は3ポンドをメインに使っている。小さな魚が多い管理釣り場では2ポンドで十分。

細いラインを使うとドラグ調整がシビアになるので1万円以下のリールを使っている場合は多少太めのナイロンを使うのをおすすめする。初心者は4ポンドぐらいから始めるのが良いだろう。

ちなみに0.8ポンドなどの極度に細いラインはどんなにいいリールを使っていても40センチ以上のサイズがかかるとほぼキャッチできないほど弱いのでそのつもりで使う必要がある。トーナメントなどシビアな状況下以外では出番が無いだろう。

おすすめトラウト用ライン

特にこれがオススメと言うものは無いが人気が有るのはGT-R トラウトスーパーリミテッド


これは300メートルも有るので巻き変えて何度も使えてかなりコストパフォーマンス的にいい。

ラインを選ぶポイントとしてはアタリを目で取る釣りなのでできるだけ見やすいラインを選ぶことをおすすめする。

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投稿日:2020/05/05 更新日:

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