最近メタルルアーが熱い。
数年前からメタルバイブレーションがシーバスでもショアジギングでも定番アイテムとなっていて、去年とか今年になってビーチウォーカーフリッパーや飛びすぎダニエルなどのメタルシンキングペンシル的ルアーが登場し無くてはならない存在になってきている。
そんな中、ついにスチールミノーというルアーが発売された。このルアーは鉄板と鉛で出来ているルアーなのになんとミノーとして使えるというかなり革命的なルアーとなっている。
参考タックルハウス・スチールミノー
なぜ重い金属のみで出来ているのにミノーとして使えるのか?というとこのルアーには通常ルアーの下についていて潜行させるためのパーツであるリップをルアーの上に取り付けていることでミノーと同じようなウォブリングアクションを生み出すことに成功しているからである。
上向き金属リップという最近発売されたジャッカルのライザーベイトと同じコンセプトのルアーとなっている。
スチールミノーの動きがすごい
スチールミノーの動き完璧だよな。 pic.twitter.com/0rdiQbLzVv
— 釣活@アングラー (@shakapan) 2017年11月7日
フルメタル製のルアーなのにこの動きなのだ。バイブレーションでもシンペンのフラフラでもなく、完全にウォブリングしている。まさにミノーと呼ぶのにふさわしい動きになっている。
スチールミノーの使い方
スチールミノーの素晴らしいところは金属で出来ているのに浮き上がりやすいところで朝一など表層を攻めたい時にただ巻きで表層を攻めることが出来るのが大きなメリットとなる。
朝一の表層攻め以外でもこのルアーはしっかりと泳ぐように作られているためどのレンジを探るのにも非常に効果的で底まで沈めて巻き上げてくるだけでも十分アピールすることが出来る。
フォール姿勢もよく、ラインと絡んでエビの状態になりづらいことから時々食わせの間を与えて沈めてみたり、少しロッドでシャクってみたりするとリアクションバイトを誘うことが出来る。実際私も使ってみたのだが、青物を狙って使った時にロッドでアクションさせていた時にガツンと食ってきた。
スチールミノーは前方重心
これが一番の弱点。飛びすぎダニエルなどの後方重心のルアーだと飛び方がズバーーン!という感じで飛んでいってくれるがこのスチールミノーはルアーの前方付近にウェイトがあるので投げるとどうしても風を受けやすい。
メタルジグなどの後方重心系のメタルルアーと比べると若干飛距離は負けると考えていたほうが良いだろう。ただ、樹脂製のルアーやワームと比べると十分に飛ぶルアーではあり、31グラムと41グラムがあるので、もし31グラムで不満なら41グラムを使ってみると良いかもしれない。
スチールミノーを使ってみた感想まとめ
まだ正直2日しか使っていないので一度青物らしき魚をばらしただけで釣り上げてはいないものの確実に釣れると感じるルアーだったので紹介してみた。
とにかくこのルアーは今まで色々なルアーが発売されてきているがそのどれとも違う画期的なルアーであるということは間違いない。使いこなせれば大きく釣果を伸ばせるような気がしてならないルアーである。
|