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チニング フィッシング ルアー

深夜のクロダイゲーム

投稿日:2010/07/19 更新日:

甲子園近くでゲットしたキビレの画像

関西のルアーゲームと言えばキビレのルアー釣り!

シーバスも釣れるし、タチウオも釣れるけど今一番面白いのがキビレ!

その素晴しい引きを味わいに地元尼崎まで行って来た。

強行気味の帰郷であったため釣りに費やせる時間がほとんど無かったのが残念なところだが、わずかな時間でもゲットできてしまうのがキビレを中心とするクロダイ。

エサでやるよりルアーの方が釣れると言うのが面白いところである。

夜10時半釣り開始。

潮を確認すると満潮直前の上げ。

ここは川の河口のポイントであるためどちらかと言うと下げの時間に実績がある。

でも下げを待つと12時を過ぎてしまい、風邪が悪化しそうなので上げで手っ取り早く釣ってしまうことにした。

やはり思ったとおり上げの時間は中々バイトが出ない。

ルアーはズル引きコーンというラバージグ系のルアー。これは関西ではかなり流行っているクロダイルアーで中々手に入らない品物。ナチュラムでは普通に売ってるけど・・・。

釣り方は・・・去年釣りまくったはずなんだけど思い出せない。

やっぱり釣りって言うのもスポーツと同じで勘を取り戻すのに時間がかかる。

まぁクロダイは底を意識してるので底を確実に取ることが出来れば必ず釣れると言うことさえわかっていればちゃんとした釣り方はすぐに思い出すことが出来る。

中々バイトが出ない。

確かに去年はこの釣り方で釣れたはず・・・。この時期の風物詩、浜風でゴミが打ち寄せられているがこれはプラスになるはず。

ゴミをよけながら障害物を探しつつ釣る。

何故か、障害物に当るとバイトが増えるのだ。これは他のフィッシュイーターと同じように障害物に追い込んでエサをとる習性のためだろう。

クロダイも底や水面に獲物を追い込んで捕らえるのでポッパーなどのトップウォーターとズル引きコーンのような底攻めルアーがいいのだろう。

ズル引きコーンは結構な値段がするのに結局根掛りが外れなくて死んだ。

砂地に岩が点在するポイントなのでよく引っかかるけど引っ張ったり緩めたりするとうまく外れることが多く9割くらいは外せる。でも外れないのもある・・・。

前の日にバーバリー・ブラックレーベルでごっつ高い買い物してしもて金欠になってたのでズル引きコーンはもうない。。

こういうときのために買っておいたのがジグヘッドガルプという究極のセッティング。

手っ取り早くアタリを取りたい時には絶対にガルプ。

で、やっとバイト。

かなり沖に投げて引いてきた時に足元で食ってきた。ついてきたのか足元にいたのかはわからないがものすごい引き。

バス用のウルトラライトのスピニングタックルでやったがバットから曲げまくられて、エリアトラウトで50オーバーのニジマスかけたような竿の曲がり方をしている。

今回、PEラインを使い、メインライン16ポンドでリーダー1メートル8ポンドのフロロカーボンラインをつけていた。

35センチくらいのキビレであったが強烈な首フリを繰り返し、ドラグを出しまくる。

でも、前回の本当のバスタックル(3ポンドフロロ)に比べ楽勝のやり取りで寄せてきて、ひょいっと抜き上げ。意外と重くて多分1キロは超えていたようだが8ポンドは4キロくらいまで耐えられるはずなので余裕を見せていると・・・・プチン・・・。

あれ?

魚は海に消えていった。

よく見るとフロロが歯ズレでボロボロ・・・どうやら飲まれていたようであのやすりの様な歯でやられたようだ・・・。気をつけないとだめだ。

そしてせっかくの魚を逃し、次のアタリが出ない。

本当に上げは食いが悪い。そしてついに潮が止まってしまった。

もっと早く手っ取り早く釣ってしまう予定だったのに・・・せっかくキビレを釣りに来たのにこれで終わってしまうのか?

潮どまりだが粘り続け、最後の一投を10投くらい投げ終えてあきらめ、帰り道に何気なく実績の無い岩場に投げてみると・・・。

グングン・・・。オールソリッドのバスロッドでは金属的なアタリは来ないけれど死ぬほど乗りがいい。

一発でアワセを決めてあの硬い歯に針をかける。

まあまあサイズのキビレの引き。

細心の注意を払い波打ち際にズリ上げてゲット。

ルアーでのキビレの釣果画像

それなりにてこずったけれども確実に何か反応のある釣りがこのキビレゲーム。

ロスタイムはもう終わっていたのでこのゴールデンゴールにて試合終了。

なんだかんだで満足のいく帰郷フィッシングだった。

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