最近でかい魚ってどうやって釣ればいいのかわからなくなっている。ちょっと考えてみた結果わかったことをまとめておく。
基本的にいる場所は同じような場所
過去に釣れた場所を考えてみるが釣れる場所には共通点が見つかる。青物のような泳ぐのが得意な回遊魚の場合潮通しの良い場所。比較的泳ぐのが得意ではない魚は流れがゆるやかになったような場所。共通点が必ず見つかる。
だから魚が釣れた場所を覚えておけば同じ時期に同じ場所で釣ることが出来る。
今月号の釣り雑誌に村越正海さんが語っていたことなのだがクエという魚はクエ穴と呼ばれる条件が整った穴に住み着く魚でクエ穴さえ見つければ一匹釣ってそこから魚がいなくなってもまたしばらくするとクエが回ってきて住み着くので何度でも同じ場所で釣れるのだと語っていた。
これはブラックバスでも同じことが言えてバス穴じゃないけどデカイバスが着く場所では何匹も同じピンスポットでデカバスが釣れている。石畳にある少し大きめの石の後ろだけで60センチオーバーが何匹も釣れているということもあるし3メートルラインにあるちょっとしたエビ藻に何故か必ずデカバスが回ってきてそこだけで何匹もデカバスが釣れているということもある。水門や水路、杭など何故かここでしか釣れないということがほんとうによくある。
根魚の釣りでも同じ穴になんでこんなに溜まってるのか?と思うほど同じ穴だけで入れ食いになり広大なテトラ帯で他は全然釣れないなんてこともある。
ピンスポットを見つけるにはひたすら探し求めるしかない
初心者は多分ピンスポットの存在を全く理解できない状態で釣りをしてなぜだかわからないけどビギナーズラックでビッグな魚を釣ってしまうことがあるかもしれないがちょっと釣歴の長い人なら必ず自分だけのピンスポットがあると思う。この漁港のこのテトラの上からこの方向に投げた時にだけ釣れる魚というのがいるし、何キロもあるサーフの誰にも解らないあるスポットに湧き水がありそこだけ釣れるとかいうピンスポットが。
そういうピンスポットは地道に探す以外に無いしそれこそ毎日釣り場に通って何万投もしてやっと発見できるピンスポットもあると思う。私の場合も最初は適当になんとなくよさ気なポイントにルアーを投げるが釣れないことのほうが多い。その中で偶然釣れたポイントを覚えておき、その景色と同じような景色を探してルアーを投げる。そうすると段々と偶然から必然に変わっていく。そうやって自分だけのピンスポットを効率よく探していける様になると思う。
魚はピンスポットで釣れるのまとめ
前回琵琶湖に浮かんで釣りをして感じたのが広すぎるってこと。もう下物とか赤野井とか自衛隊とか六本柱っていってもこのサッカーグラウンド100面位ありそうな広大なエリアのどこをどう攻めればいいのか?とわけがわからんようになる。
バスプロと呼ばれる人はこんな広大なポイントをローラーで魚探かけていき自分だけの浚渫跡を見つけることでデカバスを量産しているわけだ。本当に頭が上がらない。その地道な作業で見つけたスポットで魚を釣らせてくれるガイド業ってのは一人35000円でも安いんじゃないかと感じるレベルだ。
ピンスポットは潮流や地形が変わる(特に増水後の河川)ととたんに釣れなくなったりしてそうなるとまた新しいピンスポットを探さないといけない終わりのない作業になってくる。それがまた釣りの楽しみでもあるのだが。