今日の名言は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」です。自分の経験で物事を判断しないで蓄積されたデータから物事を見極めることがギャンブルの基本です。
それでは今日のテーマ、スレ切ったシーバスを釣りたい時に試すことについて書いていこう。
リアクションで狙う
普通にルアーを巻いても釣れないのがスレたシーバスで水が澄んでいたりするととにかくルアーを見切る。
そういう時はとにかくシーバスの捕食のスイッチを刺激して口を使わせることを考えたほうがいい。激戦区の釣り場でも意外とトウィッチを使っていない人ばかりの場合もあるのでシャッドやミノーのトウィッチでガツン!と食ってくることもある。
リアクションを誘うためのおすすめルアーはX-80などのシャッド系ルアー、投弁天のようなダート系ルアー。
速巻きで狙う
ボイルしているのに普通にミノーを巻いても見切ってしまうことがある。トウィッチなどで誘ってみても食ってこなかったりする。
そんな時に試したいのが激速巻き。もう、とにかくミノーなどをリールの巻ける限界まで高速で巻くことで見切らせない。
ルアー回収よりも速いぐらいの速度で巻いてもシーバスは食ってこれる。はっきり言ってとにかく腕が相当消耗する釣り方なのであまり長い事できないがここぞという時に使うと効果は抜群である。
この釣りは夜よりもデイゲームに効果あり。
この釣りにおすすめなルアーはバランスが良くて巻き心地の軽いルアー。ラパラのラトリンラップやアスリートミノー(ピンテールチューンを含む)など。もちろんX-80などでも巻き心地が重く疲れるが効果はあり。
トップウォーターで狙う
スレたシーバスはラインの水切り音ですらプレッシャーになりルアーを食ってこない。
その場合、ラインの水切り音をなくすためにトップウォーターを使う。ポッパーやペンシルベイトを水面に浮かべて流すだけとかでも釣れることがある。
デイゲームの場合は止めると見切られるのでポーズはなしで巻いてくるのがコツ。ナイトゲームの場合は時々止めて食わせの間を与えても良い。
ボイルしまくってる時などの裏ワザでメタルジグをトップ的に表層引きするテクニックもある。普通のトップウォータープラグだとシーバスの強烈なバイトでぶっ飛ばされて全く乗らないことが多いがメタルジグなら重さがあるので掛かりやすい。
究極はストレートワーム
シーバスはいるのに何をやってもどうしても釣れないことがある。大抵の場合ルアーが動きすぎて不自然に感じてしまっているのだ。普通の魚はそんなに動かない。普通の魚のニュートラルな状態に一番近いのがストレートワーム。スーーっと動くだけのワームがエサに一番近い。
使い方はシーバスをワームで狙うページに詳しく書いたのでそれを参照してもらいたいが水切り音を極力抑えるために上流側へワームを投げ、流れてくるエサをイメージして巻いてくる。
タックルも重要で出来るだけ柔らかいロッドと出来るだけ細いリーダー(フロロカーボンライン5ポンド程度)を使う。
タダ巻きで釣れない時はカーブフォールなども織り交ぜてテクニカルに狙う必要がある場合も・・・。底からの巻き上げはかなり効く場面も。
私が多摩川で83センチの巨大シーバスを釣ったのがギャンブラー社のスタッドというバス用ワーム。
スレたシーバスはこれで攻略まとめ
東京湾奥や大阪湾、その他のメジャースポットでは近年シーバスが本当にすれてきていると感じる。
それでも人が多くてスレ切ったポイントでも上記の方法を試すと釣れる可能性がアップすると思うのでぜひとも試して欲しい。