引きが強く大きなものだと脂ものって食べても美味しいのがサバ。
ショアジギングやアジングなど色々な釣り方がありサバゲーなどとも呼ばれて楽しまれているが、このページでは鯖(サバ)の釣り方について紹介してみる。
サバの釣れる場所
まずサバの釣れる場所についてだが潮通しが良い場所がよい。ベイトフィッシュが多いことも重要で春から秋にかけては小魚をメインに捕食しているためイワシなどが多い場所を選ぶ。
具体的に上げると急に深くなっている砂浜や砂利浜、防波堤、沖堤防、磯などが良い。外洋に面している方が大型の魚が入ってきやすいので大きなサイズを狙うなら潮が当たりやすい場所が良いだろう。
サバは人気ターゲットなので大体釣れている情報は出まわるのが早い。釣具屋などに掲示してある釣り情報をチェックするかスポーツ新聞やネットで情報を探すとサバの釣れるエリアがわかるだろう。
サバの釣れる時間帯
サバをルアーで狙う場合、基本的に早朝から朝にかけてと夕方日没前後30分ぐらいが非常に良く釣れる時間帯となる。
エサでは夜の方が釣れたり、昼でも釣れたりするがルアーの場合は結構難しい場合が多いので早朝と夕方は外さないように釣りに行くのがおすすめである。
また、早朝・夕方という時間帯だけでなく、潮が動くという条件も重要で早朝・夕方に大きく潮が動いている日などは入れ食いになったりすることも多い。潮時表を見て潮が動く時間帯を確認しておこう。
サバは群れで動く
サバは群れで行動することが多い魚であり、一匹釣れると連続して釣れることがよくある。周りでサバが上がったらチャンスタイムだと思って正解なので集中してルアーを投げるのが良いだろう。
サバの釣り方
釣り方は色々とあるので一つづつ紹介していく。
大型サイズはライトショアジギング
30センチ以上の大型サイズになると引きも強く丈夫なタックルを使用する必要性が出てくるのでライトショアジギングで攻めるのをおすすめする。
20〜30g程度のメタルジグを使うのがライトショアジギングの釣りなので専用のタックル以外にもエギングロッドやシーバスロッドなどでも良い。
ライトショアジギングについてはこちらに詳しく書いてあるので参照して欲しい。
ライトショアジギングで鯖を狙うポイントとしてはフォーリングで食ってくることも多いので沈めている時も注意して底でもないのにラインが止まったり変な動きをしたら合わせを入れてみることが大事。サバは横に走る魚なのでボーッとしてると横の人とラインが絡まる恐れもある。
フックは絡まりやすくていらいらすることもあるだろうが是非とも前後両方につけておくことをおすすめする。前だけだとフォール中に食ってきても乗らないことが多いためである。
また、飛ばしサビキの人が回りにいたりするとコマセを食っている場合があるのでジギングサビキを持っておくと安心である。小さいサバがいる場合やたら小さいやつばっかり釣れてしまうこともあるので使用の場面は見極める必要性も。
ライトタックルで狙うサバゲー
サバのサイズが中小型サイズの場合はアジング用やメバリング用タックル、バスタックルなんかでやるライトゲームが面白い。
ルアーは7グラム程度の小型ジグがおすすめでマイクロショアジギングと呼んだりすることもある。投げて巻くだけで釣れることも多いがワンピッチジャークとかロッドアクションを使ってジグを踊らせるとヒット率が上がる。
小型ジグでは反応が悪い時とか周りでサビキをしている人が多くコマセを食っているときなどはメバル用、アジング用のジグヘッドリグワームやキャロライナリグを使って釣る方法もおすすめ。これも適度にアクションを入れると非常によく釣れる。
どうしても釣れないならサビキの下にメタルジグを付けて投げると釣れる。ただし高確率で仕掛けが絡まりグチャグチャになるのでおすすめはしない。
エサで狙う場合のサバの仕掛け
中小型のサバの場合、サビキで釣るのが一番安定して釣れる。朝や夕方は足元までサバが回ってきて素早く泳ぎ回るサバが見えるため、その目の前にサビキを落としてコマセを撒けば簡単に釣れるだろう。
大サバ狙いの場合は、サビキではなくエサにきびなごを使った釣り方がおすすめでタチウオ用の仕掛けを流用して使うのが一般的だ。ハリスはワイヤーハリスでなくても大丈夫なのでフロロカーボンハリスやナイロンハリスで作ってもオッケー。
大サバは夜釣りでよく釣れているので夜狙ってみるとよいだろう。
サバの釣り方まとめ
サバは船釣りなどをするとものすごい勢いで釣れてすぐに飽きるぐらいよく釣れる青物の中では超イージーな部類の魚。それでも岸から釣ると中々ゲーム性があって楽しめる魚でも有り、たくさんいるのに中々釣れないという状況が病みつきになったりすることもある。
夏から秋にかけては脂ものってむちゃくちゃ美味しくいただけるサバ!是非とも強烈な引きと美味しい塩焼きを味わって欲しい。