ゴールデンウィークも終わり、落ち着きを取り戻した海へ癒やしをもらいに行ってきた。
前回、ゴールデンウィーク中にもシーバスを狙いに行ってきたのだがまさかの完全坊主でメッタメタにしてやられたので今回は手堅くガシラ狙い。無茶苦茶釣れたのでその模様をレポートする。
いつもテトラ帯へ
常連さんたちのために詳しい場所は書かないが神戸港周辺のずーっと続くテトラ帯。
とりあえずテトラやる前に岸壁でマイクロワインドを試すとなんかが追いかけてくる。多分最近よく釣れているらしいアブシン。アイナメの子供のこと。
小さすぎてワームをかじるものの針に掛かりそうもないのでテトラへ移動する。
端から穴を片っ端から撃っていく。
アタリはあるがいまいちいいアタリが来ない。アブシンが突くような小さなアタリばっかり。
どうせ小さい魚だろうということであまり気にせず次々撃っていく。
しばらくやっていると非常に良さげな穴があったので落として中でしゃくる。グイ!と引き込まれ合わせたがドラグが滑るナイスサイズ。出されて巻いてを繰り返しているとテトラに擦られてラインブレイク・・・。
重量感から言うとナイスサイズのガシラかメバルっぽかった。チヌみたいな一方的な歯がたたない引き込みではなかった。
気を取り直し別の穴を狙って行くとメバルゲット。特に良さげな穴ではなかったがいるところにはいるようだ。
ただ、あとが続かず小メバルもいない。単発で釣れるとそこそこサイズと言う状況。
こういう時は足で釣るのが一番でしょ。ってことでガンガン歩く。昔はテトラなんて全然平気で歩き回っていたが30歳を超えると体力がだんだん落ちるようで機動力が上がらない。安全第一で移動していく。
でもやっぱり疲れるので実績のポイントまでテトラを使わず移動。
前回シーバスをゲットしたポイントへ
今回も魚影が異常なほど濃くてなんかの稚魚が泳いでいるのが見える。でかいチヌも沖で喧嘩しているみたいで2匹でぐるぐる回っていた。その周りにキビレの群れがいてなんか水族館みたいな感じになっとる・・・。
で、期待通りこの付近の穴も根魚の宝庫となっていた。
暗くて大きくてもうどうしようもないほど美味しそうな穴を発見してよだれを垂らしながらワームを垂らすとすぐにソイゲット!
ただ、こんなちっちゃなソイの釣れる穴じゃねえだろ!ってことでもう一度穴にワームを垂らす。よく見ると穴の中には40センチぐらいの真チヌがいらっしゃる。でもコイツかけると一瞬で切られるジョーカー的存在。俺のターゲットは4ポンドフロロで抜きあげられる魚。すなわち2キロ以内の引きの魚。
真チヌは俺の存在に気付いたようで穴の奥に消えていった。
安心して穴にワームを垂らす。穴の中でワームをダートさせているとメバルらしき影が・・・まぁまぁサイズやで。。。
だが違う魚が食いつく!ガシラだ!
中々グッドサイズのガシラで煮付けか唐揚げにしたいなぁと思ったのだが明らかに抱卵しているので泣く泣くリリース・・・。根魚は釣ると居なくなるんだよ。来年も再来年も釣りがしたいならキープしすぎないことと卵を持ってる個体はリリースが基本。乱獲ダメ!絶対!
2本釣ったけどまだメバル居たしもうちょい釣れるんじゃないかな?と思いもう一度穴にワームを垂らす・・・垂らしただけで食われた。
またガシラ。今度はアフターなのかオスなのかお腹ぺったんこなのでキープ。唐揚げじゃ!
そして次の一投でもまたガシラ。その次はソイ。その後さすがに釣れなくなったので隣のしょぼい穴に入れてみたらまたソイ!その後もう一度しょぼい穴でガシラ!
ものすごい勢いで釣れまくる。ただし8割はリリースサイズ。
こんなに同じ穴で大量の根魚をゲットした経験が無いので本当にトルネコの大冒険に出てくるモンスターハウスかと思うくらい大量ゲットだった。
この時点でキープが5匹ぐらいになって10匹ぐらいキープできたら終了しようっと思いつつ次の穴を狙う。
面白いものでいる穴には本当にたくさんの根魚が溜まってるのだがいないところには全然いない。
しばらく歩いて、いる穴を探す。
ちょいちょいチビがかじるけど乗らない奴は無視しつつ移動する。
そしてついに釣り堀的穴を発見・・・。
ワームを底まで垂らすことが不可能な勢いでガシラが釣れる穴。
3垂らしで3キープの勢いでガシラをゲットして4垂らし目でめちゃくちゃ重い引き!
ゴリ巻きで抜きあげたのが穴の主的サイズのメバル。菊さん風に言うと「おったなぁ」と言えるサイズ。穴釣りではゴンザレス級だ。
手早く締めてキープする前に大きさを測ってみる。
22センチ。だが長さ以上に大きく感じる魚体だった。
この一匹で大満足したので穴釣りはここで終了とした。ぶっちゃけあの穴は釣りきっていないのでまだあと何匹かは釣れたかもしれないがまた今度来た時のために置いておこう。
兵庫突堤へ
最近イワシが回って色々と好調な兵庫突堤へ移動し、とりあえずコウイカを狙ってみた。13時ぐらいであったがコウイカの雰囲気は全く感じられない釣り場。頑張ってネチネチ底を狙っているとものすごい重さが!!!
これはやったったんちゃうか!
グッドサイズのコウイカか?と興奮しながらリールを必死で巻きおりゃ!!!と抜きあげたのはなんと・・・
大昔カレイ釣りをしている時に大声ででっかいカレイ来た!と叫びながらギャラリーを集めて抜きあげたのがでっかいフグだった時ぐらいがっかりした・・・。
結局2時間ほどやってみたもののコウイカとかその他の魚は釣れなかった。他の人達はサビキでサッパやらカタクチイワシやらをバンバン釣っていたので夕マズメとか朝マズメならコウイカ釣れるんじゃないかな?
根魚は簡単な季節なのでおすすめです。
キープする根魚はその場で締める
今回アジ締めピックというのを買って使ってみることにしたのだがこれが中々良かったので紹介する。
アジの場合は眉間から神経じめするのだが根魚は眉間からは刺せない。どうやって刺すのかはユーチューブとかで検索するといいと思うが目のところから側線のところを目掛けて突くと神経締め出来る。どこに刺すのかかなりよくわからないがやってるうちにだんだんわかって来る。ちゃんと締まったらビチビチ!と体が震えて痙攣するのでわかると思う。
メバル神経締め(画像検索)
いつも穴釣りをしている時はちゃんと締められずに袋に生きたまま入れていたのだが中で暴れるし家に帰ってもちょっと生きてたりしてビビるので神経じめしたほうがいいと思う。鮮度がキープできるので美味しく食べることが出来るはずだ。