前日の釣りで普通のバチも抜けていることがわかったので本気のバチ抜けゲームをしに行ってきた。
今回はなぜかクロダイが連発したのでその模様をレポートする。
夕マズメに現場到着。
今回のタックルはシーホークのリミテッド・エディション。シーホークなのに赤い奴。このロッドは非常に柔らかいタイプのロッドなのでバチ抜けの釣りや繊細なワームの釣りにベストマッチしたロッドで買ってから既に7年以上経ってあまり使わなくなっているもののこの時期だけはこのロッドを使いたくなるという竿。もう売ってないのが残念なかぎり。
まだボイルは始まらないのでとりあえず底から抜け出たバチが水面に上がっていくようなイメージでワームを投げるが特に反応がなくしばらく時間が経っていく。
完全に暗くなってからルアーを前日に反応の良かったシーシーベイツのシンキングペンシルへ変更。マックスの特価品だったので買っておいたのだが思った以上に良いルアー。
すぐに反応があり、コンコンコンコンといった小さな小突くようなアタリ。乗らない。
なぜ乗らないのか・・・トレブルフックが前後にある上小さいから普通のシーバスなら20センチサイズでも即乗るはずなのだが・・・。
何度かこのあたりが続き、多少あたっても気にせず巻いて深いバイトを引き出そうする。
足元まで巻いてきた時、ボイル!のようなバイトだったようで合わせると乗った。めちゃくちゃ激しい食い方。バチを食うつもりだったらこんなバイトをしないような気もする。イワシを食ったつもりだったのだろうか?
とにかくシーバスがかかりそこそこいいファイトをしたものの前の日までアジングロッドでシーバスを釣っていたことを考えるとシーバスロッドでシーバスを釣るのはそんなにヒヤヒヤするようなものではなく普通にゲット。アジングロッドでまあまあサイズのシーバスを何匹か釣るとやり取りの腕がすごい上がることに気づいた。。。
やっぱり予想通り普通サイズのバチが抜けてるので普通のシンキングペンシルを投げるだけでそこそこサイズのシーバスが釣れるめちゃくちゃ楽しいバチパターン♪
釣れるだけ釣ってやろうと次の魚を狙う。
テトラの際へルアーを投げて巻いてくるとテトラにコンタクトしたのでちょっと上を狙おうと竿を立て気味にした瞬間小さなコンコンというアタリがきたので合わせてみる。乗りそうもないような小さなアタリだったがガッツリ乗ってめっちゃ引く。
重い引きでこれはシーバスじゃないなと感じる。
寄せてくるとやはりクロダイ。
乗っ込みのチヌである。
中々サイズだったので年無し行ったか?と思いメジャーを当てるも45センチ・・・お腹がでかくて重さ的には年無し級だったのだが長さは全然足りなかった。。年無しとは50センチ以上のクロダイのことを言う。一度は釣ってみたいサイズだ。
ルアーのフックはぐにゃぐにゃに曲げられてしまったがまた曲げ直して釣り再開。
さすがにすれたのかアタリがないのでルアーをにょろにょろにチェンジ。バチパターンでは絶対の信頼をおくルアーにょろにょろ。
変えた直後に結果を出してくれるのがこのルアーの凄さでゆっくりタダ巻きでちょっと沖目のコースを通すと違和感・・・なんと表現していいかわからない重くなるだけのアタリが来て合わせを入れる。このアタリに関しては軽いタックルじゃないと取るのは厳しい感じがする、そんなアタリ。
重量感のある魚の引き。今回に関しては掛かる魚全部ナイスサイズ。
この魚はシーバスでエラ洗いを繰り返しジャンプをしまくる。上手くドラグを出していなし、徐々に寄せてきて足元でタモを取ろうとした瞬間バラシ。。。惜しい。サイズは最初のシーバスとほぼ同じサイズだった。
悔しいがファイトは十分楽しめたので次の魚を狙う。
しばらくノーバイトだったが反対側のテトラを狙うとヒット!アタリは微妙で非常にわかりづらいものだった。
引きはものすごい重量感でこの魚も突っ込みがきつい。チヌかな?と思ったらやっぱりチヌでした・・・。
またもやビッグママ。。。すごいお腹。サイズは先ほどとほぼ同じ44センチ。
一日で2本も真チヌをルアーで釣ったのは初めて。すごい日だなと思いつつ釣りを続ける。
そろそろシーバスが釣れるかなとルアーをチェンジしつつやる。今回は風が横風で波が結構あったのでボイルはよくわからない事が多くほとんどボイルしているのかどうかわからない状態だったが時々明らかにボイルの音が聞こえてくる。
ルアーも風の影響であまり飛ばないので小さなワンダーなどは使いづらくニョロニョロメインでの釣りになる。ニョロニョロは飛距離もあり、浮き上がりやすく使いやすくて釣れるのでどうしても頼りがちになってしまう・・・。
そしてしばらくしてにょろにょろが完全にすれたわと感じたのでシーシーベイツのシンペンで攻める。今回はテトラの際に投げるとチヌが食ってくるパターンなのか今度は非常にわかりやすいコツン!というアタリだったので思い切り合わせてゲット。やっぱりチヌ!
そしてやっぱり腹がパンパン!
サイズは先程の2本よりも小ぶりな40センチだった。
シーバスよりもチヌのほうが釣れてしまう日は初めてだが風向きとかそういうのがバッチリ合ったのかもしれない。
その後も向こう合わせでひったくっていくも即バラシとか乗らないアタリとかが何度かあったが段々アタリが出なくなってきたので終了。
今回は久しぶりにイラッと来たことがあったので書いておくと、俺が釣りまくってるからって俺の目の前にルアー投げても釣れないよということ。それやられるのが一番イラッとする。
小籔一豊風に書くと、「お前みたいなもんが俺と同じ場所で釣りしたって釣れるわけあらへんがな!そんなイキっただけのタックルつこて魚のことなんも考えんと俺が釣ったのと同じ場所で釣れば釣れるやろって考え方で釣れるわけあるか!こっちは何日も通ってどこにテトラがどういうふうに入ってて潮が当たったらどういうコースでヨレができるかとか全部わかった上でのポジション取りなんじゃ!」って感じやね。
まぁ案の定ひとっつも釣れんとどっか行ったけどね。釣り場のマナーは守りましょう。