前回のアジング編に引き続き、今回はショアジギングその他編。
大学のころ釣り同好会というサークルに入っていたのだが農大という大学が異色なのか女子の方が人数が多かった。
その頃の後輩の女性がいるからいつも長崎。釣り同好会なのに釣りしたことない人がほとんどというわけわからんサークルだったけど。。
ということで、毎回花のある釣りが出来てしまう長崎フィッシングなのだが近くにコンビニがあった方が何かと便利だよねってことで釣り場を探したのだがなんか今一ついいところがパッと出てこなくて、とりあえず適当に決めた港へ行ってみた。釣り同好会出身なのに釣りなんてほとんどしたことのない女性ということを配慮し、朝は9時半集合。
鹿町町という場所にある港に到着。
水面を覗くとベイトフィッシュがたくさん。カマス?なんか細長い魚。
それ以外にもコッパグレという初心者にはたまらない小魚もいて女性でも楽しめるはず。
ただ、ガルプでカワハギゲットを目論んでいたのでエサがない!しょうがないからグレ用のオキアミを買いに行ったのだが釣具屋さんのやる気のなさが田舎だな~。店のおばちゃんどこかへ出かけようとしてたし・・・。
でもギリギリ買えたのでそれで釣り開始。
カワハギ釣りの仕掛けで後輩たちはベラをゲットしてた。すごいちっちゃいやつ。
グレもつれるんじゃない?って自分でもちょっと狙ってみたが難しい・・・。小さいくせにエサの取り方がすごくうまくて全然針にかかりさえしない・・・。釣れたのはベラのみ・・・。釣りって奥が深いですよね。
こんなちまちました釣りやってられるか!ってことでルアー釣り開始。
スミ跡が2か所くらいあったのでイカがいないわけでもないのではないか?とエギングしてみる。
何も寄ってこない。まあまあ深いので回遊してこなくもなさそうなのだが・・・。しばらくやっているとラインにわずかにアタリが出た。
合わせても乗らない。エギを確認すると何か傷がある。多分歯型。歯の鋭い魚か?と考えてメタルジグに変えてみる。
数投し、しゃくってくるとさっきアタリがあったところでガツン!ちさかったが小気味の良い引きを味わえたのがエソ!
エソはヒロセマン曰くショアジギングの税金らしいのでしょうがなくゲット。でも割と引くので好きな魚ではある。小骨が多くてすり身にしないと食べられないところが残念なだけである・・・。高級かまぼこの原料らしい。
このエソを使ってわらしべ長者フィッシングしちゃいなよ!って声は聞こえなかったけどこのエソをさばいて根魚系の魚を釣ることにした。
スプーンに直接切り身をつけるブラクリスタイルで岸壁沿いに沈ませる。
一投目でカサゴが釣れた。
こちらではアラカブとよばれ、アラカブ屋さんという食堂でアラカブ料理が普通に出てくるほどポピュラーな魚。
ただ残念なことに、これ以外切り身では何も釣れなかった。
釣りガールの方は小魚を順調に釣っている感があり、ハゼをリリースした時に巨大シーバスが襲いに来るというハプニングなどで割と盛り上がっていた。
さらに盛り上がらせてやろうとメタルジグで青物かシーバスを狙ってみる。遠投しても反応があるのがいつも足元なのでそのあたりを重点的に攻める。
後輩(男)も同じくショアジギングをはじめ大物を狙う。なぜかフグゲット・・・。確かにたまにフグ釣れちゃうこともある。
同じ場所を攻めてみるとメタルジグに猛追してくるフグ・・・。フグってこんなに高速でルアーを追いかけるんだってくらいすごい勢いだった。
おそらくブレイクにベイトフィッシュのたまる帯があるようでそこでしかアタリがない。そのベイトフィッシュも細長い系の魚だと思い、今回の旅用に購入したピーボーイジグを投入。優秀なジグなのに関西の釣具屋では半額で売られているお買い得ジグ。
想定通りの場所を想定通りにアクションさせてここだという場所に来た時にガツン!一番気持ちのいい瞬間だ。
まあまあサイズの魚の引き、ハマチなら40センチ級かな?と思っているとプチン!
切られた・・・。4号フロロをあっさりと切る魚。そうあのショアジギングの税金野郎だ。奴の歯は鋭い。かかり所が悪いと切られてしまうのだ・・・。
メタルジグの在庫が徐々に減り、この後も根掛かりと歯ずれで死にメタルジグ終了となる・・・。
夕マズメのボイル祭りが始まる時間にはもうメタルジグの在庫は失せたので届くボイルはなかった・・・。ワインドで攻めるも飛距離に限界があるわけで歯が立たない。この時期に青物メインになるとは思っていなかったので準備万端にしていなかったのが悔やまれる。40~50グラムのメタルジグがあれば届いていたのだが・・・。
他の釣り人はサヨリかなんかを釣っていたようだ。エギンガーもいたけど釣れな過ぎてさっさと帰っていた。
ボイルも落ち着いたのでショアジギ編はここで終了とした。