11月5日のトラキンチームバトルのプラクティスのために御殿場にある東山湖フィッシングエリアへ行ってきた。
真正面に富士山一望の素晴らし環境の管理釣り場。今回初めての場所ということで試行錯誤の釣行となった。
東京から電車とタクシーを乗り継ぎ約2時間かけてやっと到着。東京と言っても多摩川のほとりに住んでいるので都心からだとさらに30分余計にかかるだろう・・・。
都会の喧騒から隔絶された釣り場がこの東山湖フィッシングエリアである。
ただ、全面コンクリート護岸のエリアなので自然って感じではない。野池で言うと皿池タイプの野池。水質は一般的な皿池のようなマッディー。
今回スプーン用にプレッソ611ULを購入して大規模なポンドタイプの管理釣り場に備えた。
やはりほぼ7フィートという長さはアドバンテージで、このプレッソは軽くてしなやかなのにキャスト時のブレもほとんどなくシャキッとした扱いやすい竿で軽い1グラム以下のスプーンを扱うのが得意と感じた。2ピースなのにそれを全く感じさせない曲がりでトラウトとのやり取りも非常にスムーズであった。もちろんアタリも明確に伝わる印象。
まず、桟橋のたもとの向かって右のところで開始したのだが同行の後輩がスプーンをつかい順調に沖で魚をかけるもののこちらはコツがつかめない。初使用のロッドだからというのもあるが沖のボトムというのは非常に攻めづらい・・・。
しばらくアタリはあるものの乗せ切れない・・・いつもの合わせ方では沖では乗せられない・・・長くて柔らかい竿ではコツがいるようだ。
で、一番信頼度の高い実績スプーンで何とか1匹を釣ろうと頑張っているとやっと向こうが持っていくようなバイトが出てあわせが決まった!
ニューロッド初フィッシューと思いながら引き寄せようと巻くと引きが違う。
首の振り方が重過ぎる。完全に巨大魚だ・・・。東山湖はレギュラーサイズが数つれる釣り場ですよとの後輩からの事前情報を頼りに大会用のスーパーフィネスフロロカーボン1ポンドというラインを巻いていた俺はこの巨大魚に成すすべなく10秒で切られた・・・。結構高い気に入っていたスプーンだったのに・・・。
気を取り直してレギュラーサイズが釣れないかと足元の辺りの表層を狙って0.9グラムの小さなスプーンを投げる。これは王禅寺で大活躍する上州屋限定カラーのお気に入りスプーン。基本的に限定カラーは1回しか作らないので無くすと手に入れづらいためあまり消耗したくないルアー。
表層を巻いていると下から60センチぐらいの巨大ニジマスがパク!と食ってくるのが見えた!
一気に走られて、ツインパワーのドラグで耐え慎重に寄せてこようとしたものの首フリによる加重で一瞬で切られた・・・。1ポンドのラインは脆過ぎる・・・。
お気に入りルアーを連続で切られて意気消沈・・・。レギュラーサイズ・・・釣りたい・・・。
あまりにやる気が失せたのでちょっとウロウロしてみたらどうも今やっている場所だけやたらデカイマスが溜まっているようだった。50センチ~80センチの巨大トラウトが足元をウロウロしまくっている。多分イトウかドナルドソンか何かだと思うが魚影が大きい。
もちろん場所チェンジ。今日はプラクティスに来ているのだ。匹数を争うトーナメントに巨大魚は要らない・・・。
次の場所は放流場所近くだったがここではレギュラーサイズが程よく釣れる。後輩にいたってはほとんど入れ食い状態。スプーンのただ巻きだけで十分釣れる。カラーは黄色以外あまり偏った色ではない模様。何故か黄色では2~3匹しか釣れなかった・・・。大会のライバルに見られるとやばいので必釣ルアーはここでは書きません。後日追記するかもしれません。
夕方になるとさらに活性が上がってトップでもバンバン飛び出してくる状況。全然乗らないけれど楽しい。釣りたくなったらスプーンでやれば確実に釣れる。
ナイターでも魚のいる場所を意識すれば釣れるようだったがモチベーションが一気に下がる気温低下。やっぱり御殿場は割りと寒い・・・。ナイターはちょっとだけやってすぐ終了した。
結局午後券でやったのだが後輩は40匹ぐらいは釣ってたし、自分もニュータックルで迷走した割りに20匹以上は釣れたのでだいぶ楽しめた。土曜日の大会が楽しみになった。