今回は隅田川まで行ったのだが意外なルアーで連発という結果となった。
午後4時から釣りはじめるがやはり夏の昼間は暑い・・・。魚の活性も余りよくなさそうで、上から下まで全部攻めるも反応は無い。
しょうがないので暗くなるまで買った雑誌を読みながら待つことに。特集は「リベンジ告白でおとす方法」・・・月刊サーカスはいつも面白い記事が満載♪嘱託殺人未遂事件の傍聴記も興味深かったって全く釣りと関係ない・・・。
なんだかんだでやっと暗くなり、前回船パターンで連発した橋へ行く。
ベイトだらけ。サッパの大群が足元を通る。ダツもいる。
これはいけるんじゃないか??と例のX80を投げまくる。ちょうどサッパと同じ大きさなのでバッチリのはず・・・。
反応なし!
ワームで下を探るも反応無い!3人で行ったのだが誰も反応を出せず、移動。
ひとつ下の橋へ移動し、水面を覗くとトリッキーバチ。
トリッキーバチとはイソメ類の繁殖行動で、主に2~3センチのすばやい動きで動き回るタイプを言う。
これがでたら引き波パターンだ。
ただ、7月にこのバチが出ているのは今まで経験がない。普通は5月までに終息するからだ。それにこの日は小潮で上げだった。通常は大潮の満潮から下げにかけて現れる。何かにあわてて繁殖行動をしているような不安を感じさせる。
引き波パターンをやるために選んだルアーはスウィッシャー。
今年はスウィッシャーがトレンドで、各メーカーから新製品がバンバン出ている。実際にスウィッシャーはブラックバスでは非常に強いルアーの一つ。シーバスでも釣れるだろうとと選択。
ボイルも出始めて熱い状況に突入している模様。
そしてしばらくしてボイルなど何も関係ないところでバシャ!ヒット!
エラ洗い!バラシ!
残念ながら一発目はバラシたが中々いい感じでバイトを出せたのでこれを続ける。
2発目はすぐに出た。橋の真下の真っ暗なところ。
サイズ的には小さな魚だがトリッキーバチの時は結構こんなサイズの魚ばかりだから釣れないよりマシということで。。
この後も同サイズを追加。
同行の後輩がやっとヒットさせる。この時期だし、トリッキーバチだし、ボイルしてる魚も大体大きな魚じゃない感じだしたいしたことないサイズだろうと思ってたらグッドプロポーションの50センチオーバーでした。
ルアーは普通のにょろにょろ。この時期、このバチでにょろにょろ??しかも魚のサイズもグッドサイズ?
訳のわからないことだらけだ・・・季節は夏だからサッパが入ってきてダツも入ってきてるはず。そして大きなシーバスはサッパを食っているはず・・・。そしてこの日は小潮で上げ潮。
明るいところで水面を見るとにょろにょろと同サイズの普通のバチが抜けている。その横をダツが泳ぐのででっかいバチに見えてびびる・・・。
船とは全く関係のないパターンで時合が発生するのでそのタイミングで釣っていく。
いつの間にか上げから下げに変わっているものの状況は何も変わらず断続的にボイルが発生し続けている。
今回、本当にわけわからない状況だけどたんたんとスウィッシャーを投げ続けて5本ゲット2バラシとサイズは全くダメダメだけどそれなりに楽しめた。