ゴールデンウィークも終わりに近づいている7日土曜日の夕方からチニングに行ってみたレポート。
ベイトリールのラインをPEにしてみた
武庫川は基本的に大して遠投しないでも十分釣れるので8ポンドのフロロカーボンラインを使って釣りをしていたのだけど淀川のチニングではPEラインを使う人が多いようなのでちょっと気になって一回どんなもんか使ってみようって感じでベイトリールのメインラインをPEラインにしてみた。
前から気になっていたシンキングタイプのPEライン。
PEラインは浮くのでボトムの釣りをやるにはちょっとイマイチなライン。仕掛けを止めておくとかしている時にラインが浮いてしまうのでボトムを這わすのがちょっとやりにくいのである。
シンキングのPEラインならフロロカーボンやナイロンラインのように扱えるということで実際どんなもんか試してみたかった。
今回買ったのはピットブルG5というラインで0.8号で13.7ポンド。チニングでは十分だしシーバスにも流用できる。150メートルがちょうどシマノのアルデバラン'16に収まった。
リーダーはフロロカーボン8ポンドを1ヒロ入れておいた。
実釣開始直後にゲット!
夕方から釣りに行ったのだがかなり潮が引いていた。ちょうどこれから上げに入るタイミング。
浅いところはほぼ陸になりかけているので深いところへ投げてみる。
PEはやはり底の感触がわかりやすいな…と思ってたらいきなり当たりが来てヒット!
そこそこナイスな引きだったが足元まで寄せてきてみたら抜き上げサイズのキビレだった。
前回は当たりが出ても乗らない感じだったが今回は一発で釣れてしまった。チャンスタイムか?
その周辺をまんべんなくズルズルしても次が当たらない。シャローの方とかは何の反応もない。
少し場所を変えて流れがありそうな深めのところへ投げてバックラッシュ…。向かい風がちょっと強めなのでどうしてもバックラッシュしてしまう…。
PEだからと言ってバックラッシュがほどきにくいってこともなく、普通に解けて巻いてきたらすでになんか引いてる…。
無茶苦茶いい引きをしてくれる。ドラグガッチガチだったので結構スムーズに寄せてきてしまったがかなりの重量感のあるナイスサイズである。
顔を見ると久しぶりに真チヌ。このサイズは本当に久しぶりで嬉しい。春の真チヌは乗っ込みでパワフルなので大好き。
腹も卵を持っているようでパンパンである。ブラックバスでいうビッグママってやつで重量感がたまらない。
写真を撮って丁寧にリリース。たくさん子供を産んでチヌを増やしてくれ。
この後、PEだからアタリがわかり易すぎるのか早合わせでかかりが悪くバラシ。なんかやっぱり慣れるまで勝手が違う…。
しかしすぐに次の魚がヒット。この魚も非常にいい引きだったが先程のビッグママよりもだいぶ小さいスモールママであった。このサイズでも腹パンパンの乗っ込み黒鯛というのは面白い。
この魚を釣ってからは魚が散ったのかアタリが無くなり、他の場所でも全然当たらず終了。
たった3匹しか釣れていないがビッグママをゲットできたので非常に満足度の高い釣りとなった。
PEラインでのチニングがどうだったか?であるが、飛距離が多少伸びたもののそれが大きなメリットとなるような釣り場でもなく、感度が上がったのもフロロカーボンでの釣りと比べて当たりが取りやすくなったか?と言われると同じぐらい前から当たり取れてたと思う。
巻グセが無くなったおかげでバックラッシュした後の処理がかなり楽になったのは大きなメリットだと思うがリーダーがボロボロになった時またセッティングが必要だったりするので一長一短か。
もう少し使ってみないとなんとも言えないというのが実感だ。
今回のヒットワームは全てケイテックのクレイジーフラッパー。やはりこの時期の黒鯛にはこのワームが強い。