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今回は「料理」シリーズです。
釣人しか食べることの出来ない本物の沖漬け
イカの沖漬けという料理をご存知だろうか?生きたイカを沖漬けのタレに入れてタレを吸わせ中からも外からも味を染み込ませる絶品料理である。
生きたイカにタレを吸い込ませなくてはならないので本物の沖漬けを作りたかったら釣って作るのが一番。(死んでいても新鮮なものなら外側からタレを染み込ませることも出来る)
沖漬けの材料となるイカは何でも大丈夫でアオリイカやスルメイカ、ヤリイカ、マイカ、ケンサキイカなど釣れたイカを試すといい。
ただし、スルメイカに関しては大きい物にはアニサキスがいる可能性が高いのでしっかりと強力に冷凍できる冷蔵庫で一度凍らせてから食べよう。その他のイカはそれほど危険性は高くないが心配なら冷凍すること。
沖漬けの作り方
沖漬けの作り方の一例を紹介していく。
1.沖漬けのタレを作る
まず、自家製のタレを作る。好みで色々味を変えて試してみると面白い。めんどうだという人は市販でも既に沖漬けのタレは売られているのでそれを使ってもいい。(釣具屋にあったりする)
2.イカを釣る
これが一番難しいのだが船釣りだと簡単なときもある。ただ船だと必ず釣れるのか?と言われるとその時の状況によっていても釣れないこともしばしば・・・。
ただ、船だといる場所へ連れて行ってもらえるので確率は一番高い。あとは時期。イカのシーズンは春から秋にかけてなのでシーズンを逃さないようにする。
3.墨を吐かせる
イカは驚くと墨を吐くので沖漬けが墨だらけになったりする。予めバケツを用意してそこでしばらく泳がせて墨を吐かせてから沖漬けを作る。
4.タレにぶち込む
タレを入れたケース(100均とかのプラスチック容器など)にイカをぶち込みタレを吸わせる。
気をつけなければならないのはイカはタレに驚いてものすごい勢いでタレを噴射すること。
噴射すればするほどイカの中にタレが入っておいしくなるがケースの蓋を開けっ放しにしてたりするとそこら中タレがぶっかかってえらいことになる!蓋を少し開けてイカを入れたらすぐに蓋を閉めよう!
5.冷蔵庫で半日寝かす
中と外からじっくり味を染み込ませる。半日ほど寝かせば出来上がり。アニサキスが心配な場合はその後丸一日以上は凍らせる。アニサキスは包丁で傷がつくと死ぬので出来るだけ細かく切るというのも良い方法。(いかそうめんはアニサキス対策)
イカの沖漬けまとめ
何十年も色んな魚を釣り続けてきた釣具屋の大先輩に一番うまい魚ってなんですか?って聞いた時の答えが「マイカの沖漬け」だったように私の中でも釣人の特権としてイカの沖漬けはコリコリの鯛の刺身に匹敵するポジションにいる料理。
元気なイカが釣れているという情報があるならぜひとも沖漬けのタレを容器に入れてイカ釣りに出かけてほしい。