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【初沖縄釣行記】熱帯魚は釣れるのか?

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ハイサイ!釣活くんだよ!

今回はちぇるちぇるランド(沖縄)に行ってキジムナー(妖精)探しと釣りをしてきたのでその報告ブログを書こう。

スカイマークのセールを利用

なぜこのタイミングで沖縄なのか?それはスカイマークがセールをしていて神戸空港から那覇空港までのチケットが往復9000円だったからである。

9000円と言えば東京へバスで行くより安い。平日の月曜日から木曜日限定という利用者が少なそうな路線限定だったけどちょうど仕事が3月末納期で今完全になんの仕事もない収入もない閑散期なので激安旅行にはちょうどいいタイミングだったのだ・・・。

宿もちゃんとしたビジネスホテルが一泊3000円で安いし、レンタカー借りても一日4000円だったので食費とかをのぞいた経費は3万円ちょっと。3泊4日でこの値段なら私のような清貧でも行ける!って理由。

3日目と4日目に釣りをする

1日目と2日目は初沖縄ということで色々周る。車という機動力を使ってウロウロ。まぁ雨だったというのが大きな理由なのだが。

美ら海水族館はマジですごい。あれだけは沖縄行ったら行っとかないとダメだと思う。

観光地はフェリーで大挙する台湾か中国の人々だらけでここは台湾かな?って気分になる・・・。ただガイドブックに載っていないところは全然いないみたいなので行列するところは限られるが。

自然大好き人間としては熱帯の森林が新鮮。観葉植物として家の中で鉢植えとして育てているのが普通の植物が外で大木に成長しているのを見るとなんか不思議な気分になる。鳥とかビビるぐらい巨大なバッタとか沖縄でしか出会えないと思われる生物が多い。

3日目早朝出発

釣りの時はなぜか目覚ましをかけていなくても早起きできる。

早速釣りに行くがどこで釣りをすればいいのか全くわからない。こういう時は釣具屋に行けばいいと思って糸満の方の釣具屋へ行ってみる。

開店は8時のようだ・・・。そりゃそうだろうな・・・。

しょうがないので開店時間まで近くで釣りをして待っていようと港へ行こうとすると結構きつめの雨・・・。あれ?天気予報は晴れだったような?

港は死ぬほど浅くて魚の気配ゼロ。沖縄って基本的にサンゴが陸地を取り巻いているから超遠浅な場所が多い。これに関しては釣り経験が豊富でも沖縄独特過ぎてどこで釣りをすればいいのか読めない。あとから気づいたが航空写真を使ってサンゴのないところを探してから行くのがいいかもしれない。

あと、どこ行ってもそんなに魚がいる気配がない。海が綺麗すぎて魚がいるのかいないのかかなり明確にわかるわけだがぶっちゃけかなり魚影は薄い。極小の熱帯魚みたいな黒い魚がたまにいるけど魚の多い淡路島とか平戸の海を知っているものとすると魚影無茶苦茶薄いと感じるレベル。

こういう場合水がクリアすぎてプランクトンのエサとなる養分があまりなくて水はキレイだけど魚影は薄いという状況になっている事がある。冬の東京湾とかも凄くクリアになるけどプランクトンがいなくなって魚自体消えるのと同じ。

そういう時は川の河口が一番いい。養分が常に供給されるから。

ということで南城市の河川へ移動。

土砂降りの雨の中移動したがつく頃には止んでいた。スコール的な雨のようだ。

時刻は9時過ぎになってしまったがこの川の河口でやっと釣り人を発見した。やっぱり現地の人は釣り場を知っているのだな。

その釣り人に話を聞くとこの川ではメッキが釣れるんだけど雨と急な気温低下で魚の活性がめちゃくちゃ悪いってことだ。確かにこの日は寒冷前線通過によって普通に寒かった。その時の気温大体17度ぐらい。風が冷たくパーカーを着ないと冷える。

しばらくやってみたがボラが結構いるみたいなのだがアタリは特に無い。ルアーはレッドペッパージュニア。レッドペッパージュニアは信頼出来るルアーで今回極力荷物を減らしたかったのでメッキを狙えるルアーはこれひとつしか無い・・・。ただ、これだけで一日やれるぐらい信頼はある。

風が強くてなんともやりづらいのでテトラで穴釣りをすることにした。穴釣りをすればなにがしかの魚はゲットできるだろうという魂胆。この時点で魚に全く触れていないのでとにかく魚を釣りたかった。

穴にワームを落とすが特に反応はない。偏光サングラスで覗くと何か小さな魚がいるみたいだがかなり小さい。地元に必ずいるガシラやアナハゼみたいな貪欲な魚が全然いないようで寄ってくるけど寄ってくるだけみたいな状況。ただ、カラフルな魚が多いので見てるだけで楽しい。無駄に魚を集めまくって遊ぶが時間が経つだけで何も釣れない。

地元の釣り人がまた来て話をするとどうやら川の河口の方で一匹メッキを釣ったとのことなのでそっち行こうと移動。

かなり潮が引いて浅瀬にボラが集まっていた。サイズを確認するとイナッコより若干小さなレッドペッパージュニアサイズなので釣れる気が沸き起こる。

見ているとたまにイナッコが追われている。

上流の方へ歩いていき流れの当たる場所でやっているとボイル発生。ボイルに打ち込むと2回出た!けど乗らない!

これは釣れると思ったがその後は流れが落ち着きボイルも全く起きず、雨が強くなってきたので場所を移動することにした。

エサ釣り開始

もうワームじゃ無理やわという気しかしなくなったのでオキアミを買うために釣具屋へ。

与那原町にあるSABANIZMという釣具屋へ行ってみる。

非常に小さな釣具屋でまだ出来てそれほど経っていないらしいが店主が非常に釣り好きでめちゃくちゃこの地元の釣り場に詳しい。そしてとても親切!自分が兵庫から沖縄に釣りに来ていると伝えると色んな魚のことをめちゃくちゃ詳しく教えてくれる。

この店の近くではメッキを始めとしてチヌやマングローブジャックやらミーバイ、夏にはタチウオなんかも釣れるらしい。

私がハイサイ探偵団で沖縄の釣りの勉強をしているというとこの店主とハイサイ探偵団は同学年らしく以前YouTubeの動画に出演した事があるらしい!流石沖縄!

かなりおすすめの釣具屋でした。

その釣具屋で教えてもらった釣り場で釣りを開始してエサをつけて胴突き仕掛けでなんでもいいので魚を釣ろうと頑張る。

仕掛けを落とすとめっちゃ色んな魚が寄ってくる。ただ、普通にエサ取りめっちゃ上手い。なんなん?エサ取り名人のカワハギより確実に餌取り上手いよ?この熱帯魚。

クリアな海中を上から見ているとツノダシとかチョウチョウウオがわんさか集まってくるけどエサの食い方が絶妙で確実にエサだけ取っていく・・・。

熱帯魚は難しすぎる!と判断して沖へ投げて別の魚を狙うことにした。胴付きをズル引いていると重くなる当たりが来たので合わせるとかなりの重量感!大きいぞ!と思ったらかなりでかいフグがついていた・・・。それでも沖縄一匹目だとテンション上がったのだがフグカッターによりハリスを切られてオートリリース。

マジで沖縄難易度高いわ。江ノ島の方が簡単に釣れるわ。フグなんか江ノ島行ったらなんぼでも釣り放題やのに・・・。

沖縄はフグすら簡単ではなく頑張って「なんか釣れろ!」と投げ続けていたらやっとスズメダイみたいなのが釣れた。エサですらこの難易度である・・・。


難しいのでテトラの穴釣りで餌釣りしたら多分もっと簡単やろうってことでテトラへ移動。

予想通りテトラの方が簡単でネンブツダイっぽいなんとかイシモチゲット。


謎の魚なんかも釣れたけどなんとかイシモチが多くて10目釣りが出来ないのでまた沖を狙う。

ブダイみたいなカラフルな魚ゲット!やっと沖縄感が強い魚釣れたで!

その後はアタリがなくなったのでもう一度最後に熱帯魚を狙うことにしてオキアミを細かくちぎって撒いて、胴付きではなく完全フカセ状態にしたノーシンカーの極小針に餌を付けて狙う。

撒き餌の効果はてきめんで大量のチョウチョウウオとツノダシ以外にもなんかちょっと大きめのニザダイ的な魚も集まってくる。

なんか釣れろ!と念じ続け最後のエサになった時、ついに竿が大きくしなる!なんか大きめの魚来た!と合わせてやり取りするもあえなく強烈なツッコミでフックアウト。多分ニザダイ的なちょっと大きめの魚だったと思うが悔しい・・・。

本気でエサ釣りする時はコマセで寄せてウキ釣り仕掛けでやるのがいいだろう。胴付きよりは効率よく釣れる。

周りの釣り人の様子を見ると沖狙いのカゴ釣り師の人が大きめのアイゴをゲットしているのを見たぐらい。フカセ釣りをしている人は特に釣れている様子がなかった。

沖縄といえどエサでもそう簡単ではないってことだな。

夕まずめはホテル近くでチヌを狙う

ホテルは那覇にあるのだがそのドブ川を覗くとボラの群れの下にチヌがいるのが見えたので狙ってみることにした。

もちろんレッドペッパージュニアでチヌトップである。

上げ潮の流れが効いてきたころボイルが始まりボイルに打ち込むと見事に食ってくるのが見えた。しかし乗らない・・・。なんとも悔しい。トップはこの一度のバイトのみで粘ったがもう出なかった。ウロウロするチヌが見えるだけにミノーとか他のルアーがあれば違う結果だったかもしれない。流石にレッドペッパージュニア一本では攻略不能だった。

このドブ川だが河口の方では明らかにチヌと思えない強烈なボイルがありもしかしたら大きめのメッキが入ってきているのかもしれない。サイズ的に40センチ以上は確実にあったのでライトタックルでは一瞬で切られる感じがする。

最終日は安謝川へ

川の河口が1番魚影濃い説に基づき那覇近くの大きめの川へ行ってみる。

この日は朝から晴れて暑かった。

川でグラスミノーSSを使いなんぞ釣れんか?と攻めるが特に反応は無い。

河口のテトラの穴を狙って最終兵器ガルプ投入。チョンチョンやっているとなんとかイシモチが釣れる。枝ス仕掛けでやっていたがあまりに小さく釣れたのがわからなかったレベル・・・。

この後違う種類のなんとかイシモチも釣れたがそればっかりなのでもう一度河口へ。


よく見ると護岸沿いをなんか魚が回遊している。ボラかと思ったがちょっと違う感じがする。ミジュンか?濁りがあってちょっとよくわからない。

その魚を狙ってか単発でメッキっぽい魚のボイルが起こる。

レッドペッパージュニアで狙い続けるが反応することはなく飛行機の時間が迫ったので終了。

沖縄の釣りに挑戦のまとめ


今回の目的がライトゲームで熱帯魚を10種類釣るという目的でやってみたわけだがぶっちゃけそんなに甘くないのが釣り。
エサですら9種類しかゲットできなかった。沖縄には1000種類以上の魚がいるはずなのに・・・。

与那原町の釣具店の店主も離島がパラダイスだと思って行くけど本島より全然釣れないってことを言っていたしそういうもんなのかもしれない。あんまり夢を描きすぎるのもよくないね。

ただ、雰囲気的にはやばい魚は絶対たくさんいる感じがするし、今回夜釣りは疲れすぎて全然やらなかったけどおそらく夜釣りのほうが釣れると思う。

次回の沖縄釣行は最低でも30センチ超えのメッキを一匹以上釣りたい。

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