今関東各地で激増中のスモールマウスバス。
荒川・入間川・小貝川・・・あちこちで激増中でもうラージマウスバスの数を完全に上回っていると思われる。
そして我が家のそばを流れるこの多摩川にもかなりの量のスモールマウスバスが確認されており、ここ最近よくつれているとの情報からちょっと捕獲にし行ってみることにした。
どうやら昭島とか福生とかそのあたりくらいから下流には全部いるようでどの辺が一番いいポイントだとかは自分で探すのが良いようだ。
自転車道が整備されているので自転車でランガンすると言うスタイルが一番良さそうである。
今回は自分の家からそれほど遠くない場所でやることにして本気でやるけどポイント探しに重点を置いた釣りをすることにした。
実はこのスモールマウスバス攻略のために新しく竿を購入してしまっていて新ロッドはコルキッシュの682-Lモデル。最後までアブガルシアのキラービーと迷ったもののメジャーファンの俺はコルキッシュのセパレートグリップに惹かれてたwパッと見高級そうってのはいいよねw
この竿はライトモデルとあって今までずーっとブラックバス用の竿はULを使ってきた自分としてはかなり硬い印象。
それでも12000円台と思えない振り抜けで軽さも良好。曲がりもデカイ鯉と戦った時、全く違和感の無い曲がりで2ピースを思わせない作り。本当にコストパフォーマンスの高さはさすがメジャークラフトと言わざるを得ない。
2ピースだと自転車移動も楽だしこれ買って正解だったな♪
朝は前夜飲みすぎてちょっと起きられなかったので11時くらいの暑くなってしまったころに開始。
とりあえず去年チェックしていたポイントへ。
ここは流れの分岐点なのだが何故かブラックバスの魚影が非常に濃いところ。
詳しい場所を書くと場が荒れるので絶対に書かないwそうでなくてもすでにスレ気味なのに。ブログで釣りのポイントを書くのはご法度と言うのがインターネットの世界の掟なのでご了承下さい。これは自分自身のためだけでなくそのポイントに来る他の釣り人のためというのも大きいです。インターネットからは流域で釣れているとか関東で釣れているとかの漠然とした情報を手に入れて詳しい場所は自分の足で探すというのが御作法です。
と言うわけでこのポイントで、前良かったスモラバを泳がせるも今ひとつ反応を得られず、シャッドシェイプのノーシンカーへチェンジ。
と、見えバス発見。やっぱりここにはバスがいるんだよね。
そいつを狙うも、最弱の波動をもつまさに生き物と言っていい俺のシェイクに見向きもしない激スレバス・・・。多分朝釣られたばっかりか昨日の土曜日釣られたばっかりだろうと言うことで諦めた。
ちなみにこの魚は35センチくらいのラージマウスバスでした。アフター回復って感じの魚体。
いつもはもっとクリアで見えバスがもっといるのだが今回は前日に降った雨の影響で濁りが入っていたため見えバスはこの一匹だけ。
ルアーを変えてしばらく粘るも反応ゼロで終了。
場所を変更し、マンメイドストラクチャーのシェイドを狙うことに。
場所は流れのあるテトラ帯。
かなり気温も上がっているので魚も影で休んでいるはず。
スモールマウスは北米では川でよく釣れる魚なので流れは必要だろうと想像し、出来るだけ流れを意識してポイントをチョイス。
この多摩川のポイントは難しいところが多すぎる・・・。漠然とした感じにテトラが続くポイントはクランクとかで流して行きたいけどなんとなくテトラの隙間にワームを落とし込んだほうが釣れそうな気もする。
昼間だしわざわざテトラの中に隠れている魚が出てきてルアーを追い掛け回さないと思い、ノーシンカーのシャッドシェイプをテトラの隙間に落とし込む釣り方で攻めることにした。
まあ難しいね。ノーシンカーを流れに乗せつつテトラの隙間へナチュラルドリフトして、ステイした後シェイクを加えながら巻き上げ・・・。
全然反応ないし集中力を奪う暑さ・・・。
暑すぎて陰に入って適当に足元のテトラの隙間へワームを落としてシェイク。
ヒット!
こんなところにいたのかと言うほど手前でヒットし、潜られないように2秒のファイトでブッコ抜き。
25センチくらいの今の多摩川スモールマウスのアベレージサイズをゲット・・・とおもたら糸がちぎれてナチュラルリリース。
一度陸にあげたからゲットなのか?いやまだ触れてもいないわけだからこれはバラシだな・・・。
せっかくのスモールゲットが水の泡となり、げんなり・・・。暑いし少しだけやって帰ることにした。
13時で一度ストップフィッシュ。競馬が終わってからリベンジすることにした。
で、17時半夕マズメのチャンスタイムが到来して昼間チェックしておいた恐らくフィーディングに上がってくるであろうディープに隣接したシャローエリアへ行ってみる。
いい感じで風が吹いているのでトップウォーターで狙ってみることにした。
さざなみにはスイッシャーと言う定説があるが俺はスイッシャーで一回も釣ったことは愚か出したことすらないのでポッパーをチョイス。
ポッパーと言えばポップX。ポップXが買えなかった頃を過ごしたバサーはみんなポップXを店で見つけるとなんとなく使わなくても買ってしまうw
なんだかんだで使わないのに3つもストックがある・・・。
まぁブラックバスはポップXが大好きだからバス釣りやる分には必須ルアーなんだけど。
とりあえずポッパーで活性をあげておくことにした。
数投目。
後ろから何かが来てる・・・何かが来てる~~♪
ナマズ?鯉?
鯉だと4ポンドでは厄介なので回収するか迷ったが薄暗くナマズのような気もしなくも無い。
ナマズはグッドファイターで割りと好きなので釣りたい。
バクン!
ヒット!
・・・この重量感・・・このひたすら重い引き・・・
鯉でした・・・。
もうね・・・うんざりなの・・・重いだけのファイト。腕がだるくなる・・・どこまで走るの?
結局75メートル全部出しそうな勢いになってきたので川岸を走り回ってなんとかゲットを試みる。
引きが凄すぎる60オーバーの魚体は銀色に光り輝いていて一番元気な状態の鯉だと思われる。市谷のくすんだ色の鯉ではない・・・。
足元まで寄せては死ぬほど走るを繰り返し、さすがに糸へ負担が溜まり切れた。
あぁポップX・・・
鯉は腕とラインに多くの疲労を残して消えていった。
ラインはSICガイドなのにずいぶんと磨り減りフロロカーボンじゃなかったら早い段階で高切れしてたなと言うレベルまで弱っていた・・・。
しょうがなく20メートルくらい切り、再開。
トップ系を投げたが反応が無いのでスピンテールやらシャッドやらスモラバを使ったが根掛りやら根掛りで消耗戦になってきたので移動。やっぱりテトラ帯は消耗が激しい。
コンクリート護岸帯。コンクリート護岸は野池ファンとしては得意な場所でマテリアルの変わる部分を攻めるのが重要。
予想通り見えバスを発見。これは小さく20センチくらいのスモールマウスバス。真っ黒な虎柄のボディーですぐに判断できる。
しかしやはり見えバスは簡単に釣れるわけは無く着水音で逃げるので諦めた。
この後も小移動をするが釣れる気配も無く、いいポイントのそばで花火する若者が発生し出したので帰ることにした。
やはり評判どおり25センチ台のスモールマウスバスを確認できたので近いうちにゲットできるような気がする。
でもやはりそれほど魚影は濃くないので魚の溜まる場所を探しに何十キロかサイクリングしてみる必要もあるきがする。
ここまで読んでくれた人にだけ丸秘情報を書くが多摩川のラージマウスバスは実はシーバスのエリアであるガス橋より下のほうで相当釣れている。まぁあの辺りには鯉もいるわけだからブラックバスもいてもおかしくないのだけど・・・。それにしてもシーバスを狙っていてブラックバスばかり5匹も釣れるってうらやましいんだか残念なんだかw