2019年のバチ抜けがそろそろ始まってるんじゃなかろうか?と近所の堤防へ様子見ついでにルアーを投げてきたのでそのレポートです。
19時過ぎスタート
完全に暗くなってからのスタート。予報通り北風が強く釣り人も少ない。まともにルアーを投げられないし、まともにロッドをかまえられないぐらいの強風で普通は釣りをするレベルではないと感じる。
ただ、北風の場合は追い風なのでギリギリ足元付近は波が無く、魚がいるか?バチは抜けてるか?などを確認できる。
バチの様子を見ると小さくて素早いトリッキーバチが数匹確認できた。それほど数は多くないが一応抜けてる感じではある。
時間的にボイルがあってもいいと思ってしばらく水面を見ていると小さめの波紋が何度か確認できた。
これは釣れそうとにょろにょろを付けてボイルの上を通してくる。
何投目かで明確なゴン!というアタリが来たが惜しくも乗らず…。いいアタリだったのだが不運…。
ただ、にょろにょろでちゃんと食ってくる魚がいるというのは非常にテンションが上がる!トリッキーバチの場合、通常のバチルアーでは当たらないこともあるのでにょろにょろで反応があるなら期待が持てるのだ。
ボイルの出る場所ははっきり決まっていてストラクチャーの周りだけ。他のところは一切ボイルがでない。まだバチを本格的に食ってる魚が少ないか、強風で沈んでいるのか?
とりあえずストラクチャーをタイトに攻めるが、引っかかりやすい。うまく岩を避けながら引かないとすぐ引っかかる。岩なのでガッツリかからず外れるけど割と面倒だ。
テクトロで護岸沿いを攻めたりしてみるが本当に岩のあるところ以外全然反応がない。
戻ってストラクチャーを直撃したらすぐにヒット!
潜られないようにロッドを立てて引き剥がそうとするがむちゃくちゃトルクのある引きで動かない。この引きはどう考えてもチヌの引き…シーバスなら絶対エラ洗いするやろってところでも潜ろうとする引きが伝わるだけ。
でもチヌでもいいからゲットしたいと思いながら巻いていると途中でバラし…。いい感じの引きだったのでそこそこサイズのチヌだったのだろうけど残念。
その後もボイルはストラクチャー周辺で続くのだが、流石ににょろにょろに飽きてきたようなのでワンダースリム70に変更して同じ場所を攻める。
数投した時、違和感。重くなった感じがしたので聞きアワセをしてみると根掛かりではなく魚の引きだったので合わせてファイト開始。これも完全にチヌの引きでやたらトルクが強く、走らないけど寄ってこない感じの重いファイト。
とにかく獲りたいので、うまく水面まで寄せてネットにねじ込む。
後ろフックが上顎に軽く刺さってただけだったのでかなり危なかったがなんとかゲットできた。キビレではなく真チヌ。この時期は乗っ込みで岸に寄ってきてる魚が多い。
魚体はお腹パンパンで明らかに乗っ込みの魚である。
この魚を釣ってからボイルが落ち着いてしまい、強風で釣りする状況でも無いためバチ抜け調査終了とした。
大阪湾のバチ抜けシーズンは完全に始まっていてこれからが本番といった感じである。チヌもシーバスもガンガン釣っていきたい!