前日に穴子を狙いに神戸港まで行ってきたのだが結構エサの石ゴカイが余っちゃったので近所の武庫川にてハゼを釣って消化することにした。
仕掛け紹介
今回の仕掛けはシンプルなズル引き用の仕掛け。
ハゼはウキ釣りも出来るがタナ取りとかが面倒なので私はズル引き仕掛けをお勧めしたい。
もちろん天秤仕掛けとかもオッケーだが他の釣りでも使えるオーシャンルーラーのウィードレスシンカーを使用している。
道糸に5g程度のウィードレスシンカーを結び、その先にハリス付きのハゼ針かキス針か長袖ばりを結べば仕掛け完成。
シンプルイズベスト!
釣り場はこんなところがお勧め
ハゼは汽水に住む生き物なので川の河口か、運河などで釣れる。
都市のコンクリート護岸化された汚れきった運河でもかなりよく釣れるのがこのハゼ。
東京では隅田川近くの晴海辺りの運河はハゼの好スポットだ。関西では淀川が有名。
横浜の運河でもものすごいサイズのハゼが連発した。
このハゼでマゴチ釣りを楽しんだりもできる。
釣り方はいたって簡単
ハゼの釣り方なのだが非常に簡単で、投げて沈めて竿を動かして底をズルズルするだけ。底をズルびく時にリールは巻かないで竿を動かして仕掛けを動かしてやるのがポイント。
アタリは非常に明確でゴンゴン!とかグググ!とか引っ張ってる感じのが伝わってくる。
エサを飲み込んだかな?というタイミングで竿を素早く立ててフッキング。
ハゼは大体丸呑みしてくるので簡単に針掛かりする。
アタリはあるのにエサだけ取られるのが連発するときはアタリがあってもしばらく待って竿を持っていくような強烈なアタリが来たら合わせるといい。
かかったらゆっくりリールを巻いてゲット!
20年近く振りの武庫川でのハゼ釣り
武庫川でハゼ釣りにはまっていたのは小学5年生くらいの頃。このころは中々手こずって1日7匹とか8匹しか釣れていなかった・・・。誰でも最初の頃はなかなか釣れないもんなんだよな。
武庫川のハゼ釣りスポットは阪神電車よりも下流のエリア。駅から近い場所は人が非常に多い。それなりによく釣れる場所ではあるが人が多すぎるのでもう少し下流側で釣りを始めた。
ちょい投げで仕掛けを飛ばし竿でさびきながら引いてくるとゴンゴン!と小さなアタリが伝わってくる。
この日使っていたタックルは4ピースのバスロッド。リールはカルディアの2004番でラインはPEの0.4号。はっきり言ってこのタックルはウルトラガチの最強感度バッチリタックル。このレベルのスペックを持つタックルでハゼ釣りをして釣り負ける気がしない。そんなタックル。
もちろんファミリーや初心者の人はもっと初心者向けの安いタックルで問題ない。
感度が恐ろしく高く底質も手に取るようにわかる。
アタリはあるのだが食い込まない。
そのアタリも非常に少ない。
この日の武庫川は意外にクリアで2メートルぐらいの透明度がある。底が見える。濁っているのは濁っているが普段はもっと汚いのでこのレベルのクリアさは変にプレッシャーがかかっているのかも?と思い足元のえぐれを狙ってみる。
めちゃくちゃ微妙なアタリが連発するのでちょっと待って食わせてから合わせると釣れた。
俺の狙ってるハゼじゃない種類のやつや!しかもちっちゃい!
まぁ一応ハゼはハゼか・・・ともう一度狙う。
またこのハゼ・・・。
普通のハゼはおらんのか?と色々と試すが投げてもアタリが全然ない。足元は違う種類のちっちゃいハゼばっかり入れ食い・・・。
イライラしてくる。なぜなら隣で子供が石を投げ始めたからだ。そして真正面でラッパの練習を始め出したところで移動決定!
休日はいろんな人が川にくるのでこういうことは日常茶飯事。イライラするともっと釣れなくなるので移動が一番。
だいぶ下流まで移動してきた。
この辺りは結構な水深。底は全く見えない。
ボラやサッパが行ったり来たりしていて魚っ気があるのでいいんじゃないかなとエサを垂らす。
まずは足元を狙う。
アタル・・・エサが取られたけど確実にさっきの小さいハゼじゃないアタリだった。
これは・・・とドキドキしながら2投目も足元に糸を垂らし、歩きながら底をズル引く・・・。
ゴンゴンゴン!!!
明確で重い力強いアタリが来たので合わせてゆっくり巻き上げゲット!
これ!このハゼを釣りたかったの!
本命が釣れるとなんの釣りでも楽しい。釣りはちゃんとターゲットを絞った方が面白い。
この後は投げても釣れるし、足元でも釣れる。ただただ場所が間違ってただけの事でハゼは気軽に誰でも釣れる素敵なターゲットだということが再確認できた。
餌がなくなるまで1時間ほどやってみたが軽く2桁ゲット♪
秋はハゼ釣りのベストシーズンなので是非ともこの気軽なターゲットと遊んでみてはいかがだろうか?
武庫川はのハゼだが周りの釣り人はクーラーボックスにキープしていたので多分食べれると思う。