ポイ捨てするやつは釣運まで捨てとる。
ゴミ拾うやつは釣運を拾っとる。

釣りサイト「釣活」ブログ

ブラックバス

和歌山のホットなリザーバ、合川ダムでバスを狙う

投稿日:

合川ダムの風景
そろそろ秋が本格化してきて釣りの季節到来の今日この頃だが、9月13日に和歌山県の激熱フィールド合川ダムでバスを狙ってきたのでそのレポート。

先日放送されたザ・ヒットではヒットギャルズの数釣りが放送されていたので少しばかり楽しみにしていたのだがそんなに甘くないのがバス釣りというのを思い知らされた・・・。

はるばる来たぜ和歌山

久しぶりにロングドライブ。
実家の14年ものの軽自動車がぶっ壊れないので全然買い替えのタイミングがない。ホンダよ、なんと素晴らしい車を作ってくれたのだ!街中でもいまだに同じタイプのライフをよく見かける。
街乗りにしか使われてこなかったのでカーナビなど不要だった、もちろんETCなど何者だ?状態のこの進化に取り残された旧時代の軽自動車で和歌山の合川ダムまでのドライブが本当に可能なのか?
バスが釣れるのかよりもそっちのほうがすごく心配だったので12日の夜7時に家を出発。

初めての湾岸線、初めての阪和道を経て田辺市に到着!3時間30分のドライブ。行けるね。FMラジオが泉佐野で聞こえなくなってから無音だったけど一人で田辺に来れるね。湾岸線で2回初乗り料金払っちゃったけど一人で田辺市まで来れたよ。

田辺の夜

せっかく南紀田辺まで来たんだからちょっと漁港の様子を見ようかな?といろいろとまわってみた。
夜22時くらいだったが人っ子一人いねえや・・・。そんな感じなのか?
さすがにこんなに人がいないとお化け出そうだから竿出す気になんねえ。。
というわけで合川ダムに一番近い道の駅で寝ることにした。
軽で車中泊も初めてだが一応寝れた。寝袋持っていってよかった。さすがに山の中だけあって寝袋なしじゃ寒かったわ。

朝合川ダムへ

道の駅から合川ダムまでの距離なげぇ。山道超なげえ。。

やっとのことで集合場所へ到着!

今回同行させてもらった大中さんはすでに到着していたので合流。BURITSU関西支部の方でブラックバスメインで釣りをされている。

受付を済ませてレンタルボートで某川筋へ。

この川筋は魚影が多いとのこと。

まずは朝一フィッシュを釣るためにトップウォーターを投げる。
極小のベイトフィッシュが表層で群れていてそれを狙って時々バスがボイルする。

釣れる感じはするがボイルが連発しないところをみるとバスは群れではないのだろうか?

水質はものすごくクリアで3メートルか4メートルくらいは透明度がある。それでも見えバスは見当たらない。

ポイントを変えたりしながらしばらく流しているとボイル打ちで大中氏のトップに小さいバスが飛び出す!

やっぱりうまくタイミングさえ合えばトップでも狙えるようだ。

ただ、ちょっとトップは確率が低そうということと下手にこのフィーディングタイムを逃すとここまで来てボウズの可能性も無きにしも非ずなのでトップは捨ててスモラバを使うことにした。

ちょっとしたワンドでベイトがたまっている場所にスモラバを投げて他にベイトがいそうなところないか探していたらなんか引いてる。

フォールで食っていたようで幸先よく30センチ程度の細いけれど元気な合川バスゲット♪
これでボウズ無し。このサイズでもたくさん釣れたら楽しいだろうなー連発させよう♪
合川バスの写真
まさか、このバスが最初で最後の合川バスになるとは思いもしなかった・・・。

評判通り釣れている。

次のバスは中々釣れず、いろいろとポイントをまわっていると他の釣り人は釣っている。でかいのが多いみたいだ。近くの釣り人だけで4本くらいでかいのをあげていた。

大中氏が岬周辺でヒット。バラシ。ベイトフィネスでネコリグ。さすがしょっちゅうボートでリザーバ攻めているだけあって釣り方がわかっているようだ。

私は全く魚の気配を見失っている。
一つ言い訳をしておくとリザーバというフィールドはめちゃくちゃ苦手で本当に通いこんだ千刈とか青野とかのフィールドではピンポイントで釣れる場所を見つけ出しているので釣れなくはないものの青蓮寺ダムではフローターを浮かべて一日やって1ゲットという悪夢もある。亀山ダムでは足こぎボートで一日やってボウズ、高滝ダムでもボウズを食らっている。極めてダムが苦手なフィールド・・・。

ちゃんとしたストラクチャーに居れば目に見えるストラクチャを攻めていけばいいのだがこの日のパターンはストラクチャーには全くいない。4メートルの透明度があるので偏光をつければ底まで丸見え。
釣れている人の場所もストラクチャーではない。
釣れた場所を確認してわかったのが4インチくらいのオイカワかワカサギのようなベイトがたまっていること。

この日のバスはベイトフィッシュに付いている。

巻物には反応なし

パターンはベイトフィッシュパターンの秋パターンなのか?
だが、トップもだがクランクもスピナーベイトも反応はない。付いてくる魚すらない。

こうなるとフィネスになる。
一日フィネスで通すことにしてみた。

一番上流までボートを走らせてみるが見えバスは皆無。

釣れている場所が回遊スポットだと感じるので釣れていた場所を打ちに戻る。

先行者が釣っていた場所で大中氏にヒット!
40オーバーのバスゲット。先ほどと同じくベイトフィネスのネコリグ。さすがだ。

私もネコリグを試すが反応なし。

連続しないようで移動することに。
ボートで走る
あまり人気のない川筋。
その中では割と有名な場所でベイトを探す。

ベイトがたまっている場所発見。

狙うと大中氏のダウンショットにヒット!
30センチくらいのバスだったが取り込みまであとちょっとというところで猛烈な抵抗によりラインブレイク!
ここのバスはコンディションがいいようで見ていると相当いいファイトをしている。

私のダウンショットには何の反応もない。
周りがこれだけ釣れているのに自分だけ釣れないとなんかもやもやするね。まぁ結構しょっちゅうあるから平気だけど。ここ数年間誰かと釣りに行くと圧倒的な大差で完敗することが多いのでもう慣れたんだけど合川ダムまで来てこうもアタリがないともはや泣けるくらいつらい。

そして14時くらいになって釣れる気がしなくなってきたので別の川筋へ。

ここで大中氏は前来た時40アップの群れを見たらしい。
俺はもう半分心が折れてたのでなんかボイル祭り始まんねぇかなとしか思っていなかった。

ポイント到着していきなり大中氏にヒット!
ジャンプしてぶち切られる!ライン3ポンドでは細すぎるらしい。

いるのか!とちょっとテンションが上がる。

そして大中氏が同じ場所で45センチゲット
はぁーさすがやなぁーと眺める。
ルアーは今日当たっているネコリグ。

フォールで食ってくるとのこと。

もう、この時点で大体わかってた。
近くのボートで釣ってた人もフォールで釣れたと言っていた。

そう、今日のパターンはベイトフィッシュの群れの下に定位していて見えバスは存在しない。
ベイトフィッシュの下へフォールさせて食わせるというのがパターンなのだ。

まぁムズイわ。

ほんとみんなすごいわ。尊敬する。俺みたいなバスのボート釣りなんか両手で数えられるくらいしかしたことなくてリザーバ苦手な人間に岸から5メートルくらいの場所で水深20メートルとかありそうなポイントでひたすらフォールさせる釣りは要領が全くつかめんわ・・・。
たぶんバスがいるであろう水深は10メートルくらいまでなのでその場所までフォールさせてアタリがなければ巻き取ってまたキャストしてフォールさせるのが一番効率がいいはず。ワームはノーシンカーのセンコーとか16分の1オンスくらいのジグヘッドを使ったベイトフィッシュライクなストレートワーム、頭ではわかってるけど相当難しい。
まぁ、大中氏はシェイクさせているのでシェイクでも釣れるんだろうけど私の中の答えはフォールだけさせるのが一番効率のいい釣り方だと感じた。

16時くらいになってあと1時間って時に奇跡的にベイトがざわついている場所へキャストが決まり(ほんとは若干ずれてたけど・・・)、イメージ通りフォールさせて巻き始めたら重い。スイープにフッキングを入れたら中々の手応えで引く!思わずガッツポーズが出そうないい感じのヒットだったが3秒ぐらいの手応えののちにバラシ・・・。
見るとスモラバのフックが折れてた。そう、トレーラーがゲーリーのシャッドシェイプだったので塩で針がさびてたのだ。トレーラーがゲーリーの場合塩で針が腐食するので必ず釣りが終わったらトレーラーを外して保管しましょう!私のように涙を呑むことになるからね;;

そのあとは私にはもうアタリすらなかった。

大中氏は最後の最後に30センチくらいのバスをまたゲット。
さすがです。勉強になりました。

バス釣りの奥深さこそスポーツフィッシングの醍醐味

バス釣りは本当に甘くないと思い知らされた。何年やっても釣れない時は全くどうにもならない。釣れないからまた釣りに行く。これが釣り中毒。

シーバスとかクロダイとかは留守の時にどれだけ頑張ってもしょうがないのだけどバス釣りはそこにいる魚をどうやって釣るかが重要になってくる。
釣り方も巻物、フィネス、ビッグベイトにメタルジグ・・・ものすごく細分化された中から一番釣れるルアーを導き出す面白さがある。

しばらくはバス釣りにどっぷりはまりそうな予感のする釣行となった。

合川ダムの景色
自然がすごく美しい合川ダム。もっと釣れれば良かったなぁ・・・。

Webサイト運営継続のために今日もAmazonの閲覧履歴を御覧いただきありがとうございます。

おすすめ記事

1

冬はルアーターゲットが減るシーズン。 それでも釣れないわけではなくて低水温が好きな魚もいる。また温排水などの条件が整う場所では冬の方が他のシーズンよりも釣れるということもよくある。 そこで今回は冬のソ ...

2

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。 このページではそんなタモ網の使い方や選び方 ...

3

「偏光グラス」とか「偏光」とも呼ばれる偏光サングラス。 釣りをするなら必須アイテムの一つに入れるべきアイテムだと私は思っているぐらい、偏光サングラスは常に持ち歩いている。 今回は偏光サングラスの基本知 ...

4

釣りの時に何を持っていけばいいのかわかっているようで、時々「あれ持ってくるの忘れてた!」ってなることがたまにあるのでここで釣りに行く時に持って行く物リストをまとめておこう。 釣り全般で必要なものリスト ...

5

エサ取り名人として名高いカワハギ。 日本各地で釣ることが出来、釣り方も投げ釣りや胴付など初心者でも簡単な釣り方で狙うことが出来る。 専門のタックルも売られているが基本的にどんなタックルでも釣ることが出 ...

-ブラックバス

Copyright© ルアーフィッシングの「釣活」 , 2024 AllRights Reserved.