シマノ(SHIMANO)14ステラ C3000XG
スピニングリールの最高峰と名高いステラを購入したので私なりのインプレッションを書いてみる。
新しいステラの外観写真
ステラの写真を何枚か撮ってみた。
撮っていて気付いたのだけどアンチリバース切り替えレバーが無い。昔のダイワのスピニングリール、イージスみたいな仕様。
このアンチリバースのレバーは時々ミスって切り替わって魚かかると焦るというほぼ意味がわからないレバーだったので無くて全然問題ない。むしろ無くなってありがたい。
他にもオイルインジェクション部分も削除されて自分でのメンテナンスは出来なくなっている。それだけ精密に作られているということ。メンテナンスフリー。数年に一度はオーバーホールに出した方がいいだろうけど。
左から見たステラはこんな感じ。ハンドルが金色になっとる。すごくグリップ感のいいノブ。
後ろから見るとこんな感じ。お尻が小さい。すっきりしたデザイン。
下から見たステラはこんな感じ。水が入ってしまったとき用の穴が開いている。
上から見たステラ。リールフット部分にはモデル名とジャパンの文字が。
スプール単体。刻まれた模様はこんな感じ。ラインストッパー部分は外れにくい形になっている。使う時に外し辛くて逆にイライラする!
どこから見ても美しいステラなのでした。
ちゃんとハンドル用の部分と本体用の収納部分が分かれているので音が立たない。
14ステラC3000XGの使い道
このリールはシーバス用に使っているツインパワーMG3000が若干古くなってきたのでその買い替え。
なのでシーバス釣りとかチニングに使ってみる。
とりあえず巻き心地を比べてみる
感触だがステラはずっと前のモデルからそうだが軽い感じが無い。それは軽自動車と最高級セダンを比べたような感じ。
他のすべてのリールの巻き心地が軽く感じる。比べてみると全く違うのだ。
ツインパワーですらずいぶん違うと感じる。
ギア比も違うので違うのは当然だろうとは思うがなんかだいぶ違う感触。
実戦に投入してみる
初回使用は隅田川のシーバスに使ってみた。
すごく滑らか。そしてすごく軽い巻き心地。ハイギア仕様のC3000とは思えない程の滑らかなで軽い巻き心地。全くストレスなく重いバイブレーションを引いてこれる。これがステラか・・・という感じ。
一度使うともう他のリールを使えなくなる気分がわかる滑らかさと気持ちよさ。
ただ、道具が良かったって下手くそには釣れないのが釣りってもんだよ。この日の隅田川は最高級のロッドに最高級のリールをセッティングして粘っても2回のバイトをかけることが出来ずにノーフィッシュだった。
魚を釣ってみる
チニングで使ってみて釣れた時の感触を味わってみることにした。
バスロッドにステラのC3000は少しバランス的にリール大きめな感じはするが特に使用感は悪くない。ただ、いつもはこのロッドにルビアスの2000番を使用しているので若干ごつい気分はある。
チヌ釣りはバスほど繊細なことはしないのでゴツくても全く問題なく使える。
45センチクラスのチヌがヒットしてリールのパワーを存分に活かしたファイトをする。ラインが8ポンドのフロロなのでそう簡単には切れないということでドラグきつめのゴリ巻きでやりとりしたがチヌの強烈な引きでもあまり不安感なく気持ちよくやりとりできる。これがX-SHIPか・・・。
使ってみて
2回ほど実戦投入してみて感じたのがサイズ以上のパワーと思った以上の滑らかさ。ステラはステラとして常に頂点を極めるだけあって他のリールを寄せ付けない感触に驚いた。ステラ初心者は確実にこの気分になると思う。
今回使ったC3000XGというモデルはサイズこそ2500番代だがパワーや使い心地は3000クラスと同等かそれ以上と感じる。今までパワー優先で3000番を使ってきたがこれからはシーバス用にはこのステラC3000XGをメインに使用していこうと思う。
まぁ死ぬほど高いからステラじゃなきゃダメとかは思わないけど、お金に余裕があるなら間違いなく損はしない最高級モデルだと感じる。