ポイ捨てするやつは釣運まで捨てとる。
ゴミ拾うやつは釣運を拾っとる。

釣りサイト「釣活」ブログ

インプレッション 必要知識

初心者向けライフジャケットの基礎知識

投稿日:2015/02/05 更新日:

ライフジャケットイメージ
(画像はグーグルの画像検索より)

釣をする上で必要不可欠なのがライフジャケット

最近主流の自動膨張式や手動式で膨張するタイプ、昔から一般的に利用されてきた発泡ポリエチレン製など色々とある。

形もベストタイプだったり腰巻きタイプだったりでそれぞれどんな特徴があり、どう選べば良いのかわからない初心者の方に向けてまとめて紹介してみる。

発泡素材が入ったタイプ


昔からある発泡素材の入った最初から浮くタイプ。

メリットは、

  • 低価格
  • (ポケットが多いタイプは)収容能力が高い
  • 安心

などが挙げられる。

デメリットは、

  • かさばるので動きづらい
  • (夏場は)暑い
  • 釣り場以外では目立つ

など。

昔から利用されてきたタイプであり最初から浮く設計なので安心度は高い上、価格が一番お手頃なタイプ。

こだわらなければ5000円以下でも様々な商品が選択可能なので子供用などによく利用される。
船釣りで無料レンタルされるタイプもこのタイプが多い。

ウェーディング磯釣りなどの水を常にかぶるような場所では収容能力の高さと水をかぶると膨らむ自動膨張式は使用不可能という点からこのタイプがメインで使用される。

浮力体が外せるタイプなら洗濯も手軽に行えてメンテナンス性も高い。

ウェーディングをするにあたっては命を守れて収納として活躍するということでウェーダーと同時に買ってしかるべきアイテムだと思う。

他にもカヤックフローターなどの場合はこのタイプを使用する。(カヤックの場合に自動膨張のベストタイプを使用すると浮力体が邪魔で再度カヤックに乗り込むのが困難になる)

発泡素材を使ったタイプを選ぶ上での注意点

まず、収容能力が重要なポイント。

ポケットが大きくて前のポケットにタックルボックスがすっぽり収まるような物がおすすめ。あとから追加でポーチを取り付けられるような物を買っておくと後々便利である。

あとはサイズ感

大きすぎるタイプだと安心感は高いが動きづらく暑い。ウェーディングの場合など水に浸かる部分が多いと浮き上がってくる場合もあるので気をつけたい。フローターなどで使う場合も動きづらいとキャストがままならなくなってしまう。

ウェーディングモデルなど出来るだけコンパクトな製品がおすすめ。

磯釣りは出来れば膨張式を避けたい

磯釣りで波にさらわれた場合、次の波で磯に打ち付けられる恐れがある。磯釣りをした人ならわかるが磯は非常に岩がゴツゴツしており尖っていて浮き輪のような自動膨張タイプだと岩に擦れてパンクする場合がある。
そのため磯釣りをする場合は自動膨張タイプを避けて発泡素材タイプを身につけることをおすすめしたい。

自動膨張タイプ


参考サイトhttp://www.mskojima.co.jp/web/marinecatalog/onc24yama.html
自動膨張タイプは小型のボンベにより落水時などに自動的に浮力体が膨らみ浮き上がるタイプである。(万一開かない場合はヒモを引っ張ると手動で開く作り)

メリットは、

  • コンパクトなため動きやすい
  • 軽いので持ち運びに便利
  • つけていても目立たない

など。

デメリットは、

  • 落水や不意な膨張後はボンベの交換が必要
  • 収容能力はほとんどない
  • 価格は発泡素材よりも高い

など。

コンパクトでかさばらないというのは本当に便利でライフジャケットのデメリットをほとんど打ち消してしまったため大人気になり急速にこのタイプが主流へと躍り出ている。

普及してからは価格も一万円を下回る物が多く出回り始めたためそれほど気にならなくなってきた。

自動膨張タイプはベストタイプと腰巻きタイプ(ウエストバックみたいな)があり、ベストタイプも動きづらいということは無いのだが腰巻きタイプに関してはもはや動きを制限されることが全くない上、非常にコンパクトに収納可能なので持ち運びもかさばらない。(膨らむと浮き輪みたいになる)
リバレイ
双進サイト参照http://sohshin-fishing.jp/products/8724.php

自動膨張式に似たタイプで手動膨張式のタイプがあり、こちらは不意の大雨や波しぶきがかかってもいきなり膨張してびっくりしたりしない。落水したりした場合は落ち着いてヒモを引っ張ればボンベが作動し浮力体が膨らむ。

ただ、落水してパニックになった時、冷静に対応出来るかわからないので出来れば自動膨張にしておくことをおすすめしたい。

ライフジャケットは常に身につけてこそ役に立つ

釣りの際の事故で亡くなる方は年間100名以上で水の事故死での割合は海水浴と並んでトップクラスである。

釣り場は危険だということを常に意識しておきたい。
ライフジャケットを使用していた人の実に9割は助かっていることからライフジャケットの重要性は明らかだ。安全性を考えると常にライフジャケットを身につけて釣りをしたい。

参考サイト海上保安庁「命を守る『自己救命策』」

私の場合は実は自動膨張タイプのライフジャケットを買うまでは暑くて動きづらくてダサいライフジャケットを持っていてもほとんど着てこなかった。

レンタルボートでライジャケを貸してもらっても(実際は着用の義務有り)ボート屋が見えなくなったら脱いでその辺に置いてたり、渡船とか利用した時でもライジャケを脱いで釣りをしていた。

ライジャケは着ていなければ全く何の意味もない。波にさらわれたら溺死一直線である。

5年ぐらい前に自動膨張タイプの腰巻きタイプのライジャケを買ってからは全く邪魔にならないため常に身に付けて釣りをしている。

ちなみに私のライフジャケットは以下の物である。
icon
iconダイワ(Daiwa) ウォッシャブルライフジャケット DF-2203
icon

国土交通省型式承認なので命を守るためのアイテムとしては安心。

Webサイト運営継続のために今日もAmazonの閲覧履歴を御覧いただきありがとうございます。

おすすめ記事

1

冬はルアーターゲットが減るシーズン。 それでも釣れないわけではなくて低水温が好きな魚もいる。また温排水などの条件が整う場所では冬の方が他のシーズンよりも釣れるということもよくある。 そこで今回は冬のソ ...

2

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。 このページではそんなタモ網の使い方や選び方 ...

3

「偏光グラス」とか「偏光」とも呼ばれる偏光サングラス。 釣りをするなら必須アイテムの一つに入れるべきアイテムだと私は思っているぐらい、偏光サングラスは常に持ち歩いている。 今回は偏光サングラスの基本知 ...

4

釣りの時に何を持っていけばいいのかわかっているようで、時々「あれ持ってくるの忘れてた!」ってなることがたまにあるのでここで釣りに行く時に持って行く物リストをまとめておこう。 釣り全般で必要なものリスト ...

5

エサ取り名人として名高いカワハギ。 日本各地で釣ることが出来、釣り方も投げ釣りや胴付など初心者でも簡単な釣り方で狙うことが出来る。 専門のタックルも売られているが基本的にどんなタックルでも釣ることが出 ...

-インプレッション, 必要知識

Copyright© ルアーフィッシングの「釣活」 , 2024 AllRights Reserved.