竜馬伝にわく長崎は観光の地として2010年最も盛り上がっている場所のひとつだが今回はもちろん釣りも楽しんできた。
朝早いのに羽田空港のロビーは満員。さすが東京国際空港。
長崎はついた瞬間のどかだった。
東京の喧騒を忘れ去るリラクゼーション。
早速、レンタカーのレガシーに乗り観光へ。今回レガシーの新車だったのでなんか操作法がよくわからんかった。
徹夜だったので早速レッドブルを買おうとコンビニへ入ると無い!!
ファミリーマートに無いなんてどうかしてるぜ!(ブラマヨ風)
しょうがないのでMaxvalueへ。
豚骨味のカップラーメン種類多すぎやろ!って突っ込んどいてレッドブルエナジードリンクを探す・・・ない。
・・・。
タフマンで我慢するけど心の中は多不満だ・・・。
(ん?座布団一枚?)
で、軍艦島行って来た。
すごいね。30年とちょっと前には何千人も住んでいた島。その住人が生まれてから死ぬまでを支えるシステムが全て揃った島。
構造がすごくて本当に面白い場所だ。遊郭から火葬場まで何でも揃っていたという。
それがたった30年で完全なる廃墟。盛者必衰のことわりをあらわした島。
いい体験だった。
で、この日は観光だけで終えて、日曜日の朝。
もう前日だいぶ疲れたから朝一の釣りはパスしようと思ったんだけど同行した後輩が強引に誘うもんだから行って来た。
佐世保のホテルに泊まったので佐世保の波止場。
ナブラ!おぉ興奮で目が覚める!
でも釣れない・・・。
ベイトがサヨリっぽい。細長系のベイトのときはきわめて難しい・・・。メタルジグではまず釣れないだろうね。
足元を見ると!!!キビレがいっぱい!!
トップでチヌゲームチャンス!
とおもたけど、ポッパーはなんか青物用の沈むポッパーのみ・・・。しょうがないからペンシルベイトでやるもダメ。
沈むポッパー投げてみるとバシャ!!足元で強烈なバイト!
でも、乗らなかった。
こんな感じで朝はメバル用ワームでフグ釣って終わり。
佐世保の女友達と合流してアオリイカ釣りに。
その子の友達が釣り具屋の娘らしくアオリイカのポイントを教えてくれた。(本人はハワイ旅行中だった・・・携帯ってすごいな)
アオリイカポイントへ到着。車で佐世保駅から30分くらいで着いたけど段々畑の田んぼが続く美しい風景の残る場所だった。
今回感じたのが長崎の魅力の多さ。色んなところに感動的な魅力が存在する場所。
とりあえず港に車を横付けして地元の人と竿を並べる。
後輩がその女友達に釣りを教えてくれているのでフリーになった俺はアオリイカを狙いに移動。
イカパラダイスと聞いている長崎だけにアオリイカなんかいらんほど釣れる予定だったのだが全然寄ってきさえしないし、見えイカ一杯見つからない。
ただ、スミ跡は異常なほど多い。
この場所のポテンシャルを物語る。
風が当る場所。ベイトが溜まる要素があればイカもそれにつれられてやってくる。
水深があろうが無かろうがこの活性の高いイカには関係が無い。砂浜でもアオリイカは釣れるのだから。
と言うイメージを抱いてエギをしゃくる。
最初のシャクリは大きく。その他は軽く。秋は小型が多いからあまり大きすぎるジャークでは怖がる。
イワシが溜まっている場所を通すとグン!
軽くヒット。サイズはコロッケサイズだったがイメージどおりにゲットできてやはり長崎!と感心。
後輩達に見せびらかそうとイカをぶら下げると墨を浴びた・・・。白いシャツを着ているときに限って服に命中するもんなんだよ・・・。大体俺はこういう笑いの神の授けたおいしいハプニングが多すぎるよ・・・もう!
で、人間スミ跡男に変身して後輩達を呼びに行きポイント移動。
移動早々後輩にまあまあサイズのアオリイカがバイトしてきたが、乗せきれず・・・。
これが最後のアオリイカになろうとは思いも寄らなかった・・・。
浅いポイントが好きな俺は浅いポイントにこだわったが根掛りでお気に入りのエギを失い、リーダー結び直すのが無性にイヤになり、エギング終了。
女友達に魚を釣らすべく元釣具屋店員の本領を発揮する。
まず後輩は現役釣具屋店員なので初心者用にピッタリなチョイ投げ仕掛けに女の子でも触れるイソメ、バイオワームを用意していた。
ただ、このチョイ投げは割りと難易度が高い。
投げるのに技術が必要であり、底をとる技術が必要。合わせ、根掛り回避とハードルが比較的多い。
そして何より今回、俺がずるびいてもアタリが全く無い。キスやらなんやらがいないのではないか?
それだったら足元は?ってことで堤防際に沈めるとあっという間にワームが無くなった。
恐らく時期的にフグか、カワハギ。朝の佐世保港にカワハギがいた事からカワハギだろうと考え、タックルを胴付きに換える。
ラインもナイロンのリールからPEのリールに変えて感度を上げる。
で、釣れました。
まだまだ小さなかわいいリリースサイズのカワハギ。それでもまぁまぁ小気味のよい引きを楽しめる。
女友達も初フィッシュをゲットできた・・・ん?何その小さな魚?ってよくみると5センチくらいのアイゴがついていた。
これは毒のある魚なので即リリース。
周りを見ると段々人が増えてきて地元エギンガーが竿を振っている。
でもこの日見れたのは俺のアオリイカ以外は地元の人のスミイカ一杯だけだった・・・。あれ?やっぱりそんなに甘くないの?
甘くないから楽しいのが釣り。釣れそうで釣れないから面白いのだ。
この釣れそうで中々釣れないでも時々釣れる感を一番楽しめるカワハギ釣りをそこそこ楽しんでるうちに帰京の時間になり終了。
昼間のイカは一杯だけしか釣れなかったけど長崎弁をしゃべる地元の子供がかわいくてしょうがなかった長崎だった。
次は春イカ釣りに行こうかなw