11月5日に東山湖で行なわれるエリアフィッシングトーナメントに出ることになったので一応練習とかしておくかというわけで行ってきた。
久しぶりの王禅寺。
13時くらいに着いたのだが、もうびっしり人で埋まっていた。
でも準備をしていたらすぐにフロントの目の前のところが空いたので入れ替わりで入れることになった。あんまりやったこと無い場所だけどいつも良く釣れていて放流場所でもあるので釣れるポイントに間違いない。
始めてはみたもののビックリするぐらい釣れない。
バイトはあるのに全然乗るようなバイトではないのだ。後からわかったんだけど今回のタックルが最悪だった。
ロッドはブラックバス用のコルキッシュ68L。リールはルビアス2004。ラインはアップグレード3.5lb。
完全なバスタックルだ。
ワームをシェイクするのはかなりいい感じなので、ボトムの釣りを練習しようと持ってきた。
このタックルはボトムの釣り以外出来ないタックルです。6時間4100円も払ってボトムの釣りだけやり続けるほど金と時間が余っている立場の方はこのタックルでボトムの釣りが出来ることでしょう。
残念ながらボトムの釣りもしたけどそんなにずっと続けてられるほど集中力のある人間ではないので色々やってみた。
隣の人がクランクのトップ仕様で凄く釣っているので真似して表層狙ったりしてみたのだけどいまいち乗らない。多分タックルのせい。
しばらくすると放流ターーーイム!!!!
チャンス!とばかりにオレンジ金のスプーン(1.5g)を投げまくり5分ほどで7匹ほどニジマスゲット。
やっぱり放流魚ならこんなタックルでも楽勝で釣れまくる!
でも放流チャンスタイムは10分で終わりまた沈黙の王禅寺(セガールは出てません)になる。
時々トップやって魚が追いかけてくるのを楽しんだりするけどやっぱり食いが浅くて釣れるような感じは無い。
一緒に行った後輩は割りとボツボツ虹鱒をクランクでゲットしているけど連発って感じじゃない。パターンっぽいけど弱いパターン。
俺のタックルでは真似をすることも出来ず、時間が解決するのをひたすら待つ。
16時半くらいになってトップに割と反応が上がってきてついにトップで虹鱒を釣る事が出来た!
新しく買ったプロップ系のトラウトルアー。それなりにいい値段するだけあって動きとかアピールとかはかなり気に入っていたのだが虹鱒の活性が最高調になるまでは全く乗らなかった。
ここからはトラウトの活性がちゃんと上がってきてスプーンでも釣れるようになった。
後輩と友人は連発で虹鱒をゲットしているが、こっちはアタリのみ・・・。やはり竿が固すぎてアタリを弾きまくる。口の中にスプーンが入っていかないのだ。
あまりにアタリだけでイライラしてきて、後輩が2タックル持ってきていたので使ってない方のタックルを先輩の権力を乱用して貸して頂いた。
一投目で釣れた・・・・・・。
今までのはなんだったんだ?と思うほどあっさりとタックルのせいで釣れなかったということが判明し、そこからはコンスタントに快適気ままにフィッシングタイム突入♪
夜になって明るい系のスプーンに好反応。割とよく釣れたのがグローピンクのスプーン。やっぱり目立つのがいいのかね。
終了時間まで十分に魚との戯れを堪能出来た。
今回の教訓。
元釣具屋店員なんだからタックルの重要性をもっと自分の釣りにも生かそうよ!
でも、ぶっちゃけこういうボトムの釣りしかできないタックルを1セットで丸一日過ごしたら多分そのタックルに適応した釣りが確立できる。俺はそうしてこれまで釣りを練習してきたんだ!プラクティスメイクスパーフェクト(習うより慣れろ)!昔大好きだったバスプロに頂いた私の人生の教訓です。逃げ道が無くなれば慣れるしかないって状況を生み出すのもありなのかな?
ちなみに今回後輩から無理やりお借りしたロッドはテールウォークのシルバーナ511ULです。さすがトーナメントモデルw