ポイ捨てするやつは釣運まで捨てとる。
ゴミ拾うやつは釣運を拾っとる。

釣りサイト「釣活」ブログ

必要知識

空前の釣りブーム到来で問題も…

投稿日:

TBSの情報番組を見ていたら釣りブームについて特集されていた。コロナ禍の今、密が避けられる釣りが空前のブームとなっているとのことである。

場所によってはあまりにも人が増えすぎてエサが売り切れになったりするところさえ出ているほどだ。

あつまれどうぶつの森で女子に釣りブームが

https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/guide/index.html
あつまれどうぶつの森という任天堂スイッチのゲームが大ヒットしている。このゲームでは無人島で生活する設定になっているのだが、無人島と言えば周りが海なのでほぼ誰もが釣りをすることになる。

そんなゲームで釣りに興味を持った女の子(このゲームで遊んでるのは女の子が多い)が釣りを始めるというパターンが増えているとのことだ。

更に、釣った魚の写真はSNS映えするということでインスタグラムでも非常に多くの釣り写真が掲載されており、山ガールというハッシュタグよりも釣りガールというハッシュタグの方が圧倒的に多くなっている。

業界も女の子のためにおしゃれなアイテムを増やしている

数年前から釣り業界もファッションにこだわるところが増えてきていて、グローブライド(ダイワ)などはウェアも女性向けのデザインのものをかなり増やしている。

釣り竿などもカラフルになり、女性でもかわいいと思えるような釣具が非常に多くなっている。

こういうところも釣りブームとマッチして釣りガールが増えている要因の一つとなっているのかもしれない。

釣り餌も昔とは大きく変わり、フルーティーな匂いのするコマセや、イソメの形をしたワームなど女性でも抵抗なく触れるようなものが増えていて以前のようなきついとか臭いとか気持ち悪いというイメージが払拭されていてそれが女性でも釣りを続けることが出来る環境につながっているのだろう。

YouTubeでも釣り動画が人気

釣りよかでしょうを代表とする釣りYouTuberが増えていることも釣りブームの一員で、何が釣れるのかわからないワクワク感がYouTubeとマッチしており、ついつい見ちゃう人も多いと思う。

私もYouTubeを開いて釣りよかやシティーコムTVやハイサイが動画を上げているとついつい見てしまう。どんな魚が釣れているのか気になってしまうからだ…。本当にYouTubeと釣りは相性がものすごくいいと思う。

そんな釣り動画を見て釣りに行きたくなった人も多く、若者の釣りブームにつながっている。

釣りブームのせいで問題も…

釣りブームで釣り人が増えて昔から釣りをやっている私としても釣り仲間が増えてくれるのはありがたいことなのであるが問題も起こっている。

それがマナーやルールを知らない釣り初心者が常連の釣り人とトラブルになることである。

釣りをやっている人ならそんなに近くで釣りをしたら浮きが流れて引っかかるとか、そんな川幅の狭いところで対岸に立たれたら攻めるところがかぶるとか、ライトで水面を照らされたら魚が逃げるとか感覚的にわかっていることが初心者にはわからずトラブルになってしまうのである。

根がかりした時にどうやって外すのかとかわかっていないから糸を手元で切って水中に大量の糸を放置してしまったり、投げ方もわかってないので周りを見ずに投げて後ろの人に引っかかったりすることもある。

"空前の釣りブーム"で思わぬ事態招く...(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース

ヤフーニュースでも取り上げられていたがコメント欄では「ゴミぐらい持って帰ろうや」とか「違法駐車がひどい」とか「立入禁止の場所に入る不届き者がいる」とかマナー違反をする釣り人への辛辣なコメントが多く見られる。

釣りブームを釣り人口増加に繋げられるかは業界の努力も必要

コロナ禍で釣りに注目が集まり、釣り人口が増えているのは私としては嬉しいことなのだがマナー違反をする釣り人が増えるは非常に困ったことである。

マナー違反をする釣り人が増えれば周辺住民の反感を買ったり、イメージの悪化で一気に釣りブームが終わってしまう可能性もあるだろう。

釣り業界が一丸となって、釣りブームで新たに釣りを始めた初心者に基本的なマナーやルール、様々なトラブルへの対処方法などを啓蒙していく必要があると思う。

no image
持続可能なフィッシングライフを守るために

ルアーフィッシング総合サイト「釣活」では持続可能なフィッシングライフを目指し、釣りのマナー向上に協力しております。 釣りという遊びは自然が無ければ成立しない遊びであり、また美しい自然の中で釣りをするこ ...

続きを見る

Webサイト運営継続のために今日もAmazonの閲覧履歴を御覧いただきありがとうございます。

おすすめ記事

1

冬はルアーターゲットが減るシーズン。 それでも釣れないわけではなくて低水温が好きな魚もいる。また温排水などの条件が整う場所では冬の方が他のシーズンよりも釣れるということもよくある。 そこで今回は冬のソ ...

2

タモ網(ランディングネット)とは、抜き上げられない大きさの魚をキャッチするために使う道具のことである。単純にタモと呼んだり、ネットと呼んだりすることも多い。 このページではそんなタモ網の使い方や選び方 ...

3

「偏光グラス」とか「偏光」とも呼ばれる偏光サングラス。 釣りをするなら必須アイテムの一つに入れるべきアイテムだと私は思っているぐらい、偏光サングラスは常に持ち歩いている。 今回は偏光サングラスの基本知 ...

4

釣りの時に何を持っていけばいいのかわかっているようで、時々「あれ持ってくるの忘れてた!」ってなることがたまにあるのでここで釣りに行く時に持って行く物リストをまとめておこう。 釣り全般で必要なものリスト ...

5

エサ取り名人として名高いカワハギ。 日本各地で釣ることが出来、釣り方も投げ釣りや胴付など初心者でも簡単な釣り方で狙うことが出来る。 専門のタックルも売られているが基本的にどんなタックルでも釣ることが出 ...

-必要知識

Copyright© ルアーフィッシングの「釣活」 , 2024 AllRights Reserved.