梅雨のシーズンがやってきた。
梅雨と言えばトップウォーターでブラックバスがメチャクチャ釣れるシーズン。
夏は朝夕マヅメにしかトップに出ないのだがこの時期は昼間からトップに飛び出してくる。
でもうちの近所にはあまりブラックバスがいないようでトップに飛び出してくるような魚はお見かけしない。
しょうがないからスモラバやるけど根掛りですぐ死ぬ・・・。
こうなったらターゲット変更だ!
トップに炸裂して引きもブラックバスなんか足元にも及ばない最強のゲームフィッシュ。
それがナマズだ。
ライギョもパワフルでトップに好反応を示すターゲットだが今ひとつ狙って釣るほど数がいないようだ。
ナマズはストック数がすごい。
テトラにはものすごい量のナマズが潜んでいると思われ、毎年トップで楽しませてくれる。
今年もこの最高のゲームターゲットナマズのシーズンに入ったので行ってきた。
止水エリアでトップを試す。
このエリアはヘラ釣り師がいつもたくさんいる場所で鯉も多い。
朝マズメにはブラックバスの実績も高い。
夜はナマズも回遊してくるはず。
バズベイトで広範囲に流す。
ジタバグよりも手っ取り早く反応を得られ、針掛りもよい。
ただ、やはりそんなに甘くないのが自然で、釣れそうな風が吹いているのに反応は無い。
鯉が時折波紋を出すがそれくらい。
ベイトを探すも小さなクチボソが水面を漂っているくらい。
しばらく粘って、良さそうな場所はポップマックスやポップXでねちねち探る。
全然でない。
このエリアは水底にウィードが繁茂しているので琵琶湖流の夜釣りスタイルスタッガーのテキサス巻き巻きをやると面白そうだがそれはまた今度別の機会にすることにしてマイポイントへ移動。
マイポイントは流れの速いポイント。
こんなに流れが速くてはどうしようもないだろうってくらい流れが速い。
だからこそ活性の高い魚しかいないのだ。
ここでエサを狙う魚はルアーでもなんでも見境無く襲い掛かる。
そして第一投。流れのぶつかる場所から流れの緩む場所へバズベイトを通す。
完全にミスキャストだったが想像通りの場所にもって行った時にバシャン!
豪快に出た!
しかしミスフッキング。
バズベイトと言う針が完全に水中にある最も乗りやすいトップウォータールアーにトレーラーフックを追加した状態にもかかわらず乗らない・・・。
トップでナマズは本当に難しい。
その後ももう一度出たがまたしても乗る気配無く、フックの数を増やす意味でポップマックスを投げるが今度は反応が無くなった。
いることはわかっている。
ただ乗せられないだけだ。
そこで使うのがノーシンカーのワーム。
もう本当にそこにいる魚を捕るためのセッティングで狙う。
ジャンボグラブを沈ませながら引く。
この場所の水深はどうやら50センチくらいのようだ。
ここまで水深が浅いとトップも底も同じ層となる。
ワームを流れに乗せ、ドリフト気味に転がす。
そしてもう引ききったと思われた水深30センチ地点でガツン!!
ハンパ無い引きw
これが川ナマズのパワーだ。
ベイトタックルのきつめのドラグでも簡単に出しまくり、14ポンドナイロンでは切られるのではないかと思うほどの引きを見せる。
ただ、もうほとんど引ききった場所でのヒットだったのでそこまで危ういファイトでは無い感じでずりあげた。
60センチは超えている太ったナマズ。
この川ではアベレージサイズくらい。
夏の風物詩ナマズ。今年はなんとかジッターバグでガッツリ釣りたいのでこのナマズの写真を見て気付いたことをルアーの改造に生かそうと思う。
ロッド: