小魚や小さなエビなどを捕まえて家で飼ったり、釣りのエサにしたりする時に役立つ「小川や沼で小魚を捕まえる方法」を紹介していこう。
網で捕まえる
釣具店やホームセンター等に売られている網で魚を捕まえる時の注意点などを書いていこう。
丈夫な網を使おう
安物はふにゃふにゃしているので使いづらい。水というものは思ったよりも強烈な抵抗を生み出す。そのためフニャフニャの針金みたいな枠で出来た網では素早く逃げる魚を追いかけると曲がってしまったりする。
枠が金属で補強されているものが最強
一日網を使っていると底の砂利やコンクリートなどによって枠の部分の網がどんどんちぎれてくる。金魚すくいのポイのように穴が開いてしまうことも。こうなると魚は賢いのでその穴から全部逃げていく。
そういうわけで枠が金属で補強されている網が耐久性抜群。多少高くても結果的に安くつくだろう。
色々な網紹介
素人が使わないような網もあるがこんな網があるよってことで色々紹介してみる。
※投網は投げるのにかなり練習が必要。
網で捕まえる場合どこが狙い目か?
魚は水の中では非常に動きが素早く網で捕まえる場合、開けた場所では中々捕まえることは出来ない。
ではどこが狙い目なのか?
以下で紹介していこう。
石の下
大きめの石の下に隠れている場合が多い。網をゆっくり差し込んで揺すったりすると隠れていた魚が網へ飛び込んできたりする。
草の下
魚は人の気配を感じると物陰に隠れる。木や石の他にも水性植物が有り浮草のようになっていて下が影になっていることがある。そういうところに隠れる場合が多いので網を差し込んで植物ごとすくおう。ゴミをかき分けると中に小魚やエビなどがたくさん入っているだろう。
樹の下などにも隠れるが網で狙うと中々捕まえづらいので水草の方がおすすめ。
流れの落ち込みの下
魚は上流から流れてきた餌を待つために流れの落ち込みになっている場所へ溜まる。また、小魚は流れに逆らう性質があるので落ち込みのところを見ていると飛び跳ねて上流へ行こうとしていたりする。こういう魚は流れの影響を強く受けているため逃げるのが遅れたりする。ということで落ち込みの下にいる魚は捕まえやすい。
川を堰き止めてダムを作り追い込む
小さな川なら石を積み重ねてダムを作ることが可能。そのダムの中央だけ通り道を作りそこに網をセット。上流から誰かに魚を追い詰めてもらえば勝手に網に魚が入る。
橋脚の周りのエグレ
川などでは流れによって橋脚部分が周りより深く掘られる。そういう部分に魚が集まりやすい。もしも減水しているときなどは魚が取り残されて容易に幾らでも捕まえることが可能な場合もある。
網より簡単に小魚ゲット出来るセルビン
網を使って小魚を取る方法を紹介してきたが初心者は中々簡単には捕まえることが出来ないだろう。オイカワやウグイなどは泳ぐのが速く全くついていけない。
そんな魚を捕まえる最終兵器がセルビンというアイテム。
中に小魚の餌となるバラケエサ(フナ用の練り餌など)をいれて魚のたまっているところへ沈めておくだけで簡単に捕まえることが出来る仕掛けだ。
仕組みは仕掛けの入り口が内側に入っている“かえし構造”になっていて入る時は簡単に入ることができるが出るのは難しいという仕組みになっている。
ペットボトルを使って自作するというのも良いだろう。
セルビンに似たアイテムとしてハヤとりランプというガラス製のグッズが昔使われていたようだが今は製造中止となっていてあまりに取れすぎることから使用禁止になっている場所も多いとか。
小魚やエビなどを簡単に捕まえる方法まとめ
網を使って魚を取るのは意外と難しく中々初心者には捕まえることが出来ないかもしれないが今回紹介した方法は私がたくさんのオイカワやタナゴ、川エビを捕まえてきた方法なので参考にしてもらえたら幸いである。
※漁業権の関係で漁獲が規制されている場合があります。魚取りをする河川などでの注意事項をよく読んでお楽しみください。