今回は大阪中心部から非常に近いのに毎年60センチ級のブラックバスが釣れている城北ワンドを紹介していこう。
目次
城北ワンドのおすすめポイント
大阪駅から車で20分ぐらいで到着する
このあたりは都会の中心ということもあり、信号が多くて混雑しやすい道路が多い。
歩くと52分ほどかかる
歩くのはあまり現実的ではないが自転車などで行けば20〜30分ほどで行ける。
参考梅田のレンタサイクル“UMEGLE-CHARI”
とにかく大阪の北の中心地、梅田辺りからものすごく近い場所だということがわかるだろう。そんな場所でランカーバスが釣れると考えると魅力的スポットだと感じる。
規模がデカイ
城北ワンドは区切られた野池のようになっている。淀川という河川なのだが城北ワンドは野池に非常に近い釣り場だと言える。
ただ、この野池はざっと数えて10個以上は存在しており、全体としてこの釣り場はすごくキャパがデカイ!。この野池群は大きさもそれなりにあり、城北ワンドの一番上流部から一番下流部までの直線距離で2キロぐらいある。
全部攻めようと思ったら丸一日かかるし丁寧にやったら多分一日じゃ攻めきれない。それだけ規模がデカイ。
淀川とつながっているので常にフレッシュな魚が供給されることを考えると相当規模の大きな釣り場だということがわかると思う。その辺のダム湖なんかよりよっぽど巨大な釣り場。
ポイントも淀川に面したポイントから野池になったポイント、クリーク(水路)など様々。フロッグで攻めたい浮草ゾーンやバックスライド系のワームで攻めたいオーバーハング、フィーディングゾーンであるであろう流れのあるシャローと攻める場所も攻略法も山ほど考えられる。
巻物でやれる場所、ライトリグでやれる場所とポイントが無数にあるので誰がどんなスタイルでやっても釣りが成立しそう。(ディープは少ないのでメタルジグとかは無理か)
ベイトが多い
オイカワ、ハス、ブルーギル、フナとパッと見ただけでもかなりいろいろな魚が確認できた。琵琶湖とつながっているので魚種で言うと恐らく日本でも有数なレベルで多いと感じる。
ほとんどのワンドというか池が川の本流とパイプでつながっているので、ベイトの量はどこの池でもかなりの量がストックされている(一部絶滅危惧種のタナゴを守るために外来種が入らないように区切られた場所もあり)。
基本的に上流から栄養が常に供給される川という釣り場は野池などに比べてベイトは多く魚のコンディションは非常に良い場合が多い。
釣れる魚の魚体の良さというところも城北ワンドの魅力の一つだろう。私の予想だが城北ワンドのバスを見ると琵琶湖のバスに非常に近いものを感じる。恐らく普通のノーザン系だけではなく、フロリダバスの血も入っているのではないだろうか?(最近はスモールマウスバスも釣れだしている)
見えバスが多い
春から夏にかけてスポーニングでワンドに大量にバスが入ってくるのだがそのバスが丸見えで大興奮出来る。中には明らかに60センチを超えているバスもちらほら見かけられ、かなり楽しい。
何度も言うが大都会にこれほどまで近い場所でこれほどコンディションの良いバスを間近で見ることの出来る釣り場が他にあるだろうか?
とにかく、バス釣り好きなら釣れなくても十分に楽しめる釣り場と言えるだろう。
駐車場が無料
河川敷駐車場があり、開門時間内なら無料利用できる。朝9時から夕方は季節によって閉門時間が変わるので調べて行ってほしいが夏は7時まで、冬は5時までとなっている。
駐車場から釣り場まで歩いて1分以内に到着するほど近くて便利。時間制限があるのが辛いが無料というのは庶民の味方である。
管理状態が結構いい
バス釣りの超メジャースポットであり、ヘラ師やコイ釣りのメジャースポットでもあるこの場所は人が多いおかげで通常草が生い茂っているであろう場所の草刈りが行われていて足場がいい。
私が行った日もおじいさんが個人的に草刈り機で自主的に草刈りをされていた。おかげで池がほぼ釣り堀のようにきれいに管理されている。
ぶっちゃけ勝手に草刈りしたり、ヘラ台設置したり道作ったり畑作ったりするのは違法に違いないが釣りをする者としてはありがたいこと。感謝しながら釣り場を回ろう。
プレッシャーは高いのでバスのスレかたは日本最高レベル
はっきり言ってここのバスは日本一ルアーを見慣れていると言ってもいいレベルでスレている。ポイントには人が入れ代わり立ち代わり入ってきて様々なルアーを投げ込むのでバスも警戒心がとても高くそう簡単にはルアーに反応しなくなっている。
見えバスが大量にいて釣れそうではあるが簡単に口を使うような魚は一匹もいないと考えて行ったほうがいいだろう。子バスすらルアーに付いてくるだけで口を使わない難しさ。
坊主は覚悟の上、仕留めることが出来れば運がいいというレベル。
写真で紹介コーナー
今回は残念ながらあまり時間が無くてバスはゲットできなかったので釣り場の写真を紹介していく。
まず駐車場から。キャパはそこそこあるのでGWとか連休じゃなければ止められそう。平日はガラガラ。
遊歩道脇が釣り場。取り込みは気をつけないとダメだけど基本的に足場はいいので初心者も安心。
フロッグで攻めたいポイント。ライギョとかも出そう。
水路の流れ込み。ウィードもあってベイトが多い。デカイバスも回ってきそう。
橋脚のポイント。流れが当たっていて恐らく深くなっているので回遊スポットになりそう。じっくり粘って釣りしてみたい。
ヘラ師の作ったヘラ台。ヘラ師がいない時はストラクチャーとしてバスがついていると思われる。ヘラ師がいる時は迷惑をかけないように注意。
淀川で自給自足生活をおくっていると思われる住人の農園もあるので注意。
オイルフェンスの奥は淀川。フレッシュな魚が常に供給される。
野池はパイプでつながっている。どこの池も出入り自由。
管理の行き届いた道。長靴はあったほうがいいと思うがスニーカーでもそれほど問題ないところがほとんど。
釣り場から梅田の高層ビル群が見える。とても近い。
城北ワンドの紹介まとめ
梅田から一番近いランカーバススポット城北ワンドは春のスポーニングシーズンがベストシーズンとして有名だが、これだけ大規模な釣り場ならいつでもちゃんとバス釣りは成立すると感じた。
大阪観光や出張のついでにランカーバスというのもおすすめである。
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