有名な競馬の名言で「新聞は買うもんやない、拾うもんや」っていうのがあるので今回はルアー拾いについてちょっと紹介してみよう。
私とルアー拾い
金が無かった頃、ルアー拾いはライフワークだった。
樹の枝に引っかかっているルアーを取るために必死で頑張ってやっとの思いで取ったものの大した値段しないルアーだった時のがっかり感・・・。
その頃の名残か今でもゴミ溜まりを見つけると魚よりも先にルアーを探してしまう。。。
ルアー拾いの掟その一、クランクは結構拾える
バスルアーで一番拾いやすいのはクランク。なぜなら浮くからである。
大体のラインブレイクは岩と岩の間に挟まって身動きが取れなくなるのが原因で針でガッツリかかっていないことが多い。その為ラインが切れた瞬間に支えがなくなり岩の間から外れるのだがクランクは浮くので流されて岸にたどり着く場合がある。だからクランクは結構拾いやすいのである。
他にも浮くルアーならこういう理由でシャッド、ミノーなどもちょいちょい浮いている。
一度浮いているルアーを拾うとその記憶がこびりつき葉っぱや枝が流れていてもルアーに見えてしまうという呪いを背負うことになるので覚悟が必要だ。
ルアー拾いの掟その二、謎のルアーは名前を確認
拾ったものの落ちているルアーは結構汚れていて針が錆びていたりする。
そんなルアーをわざわざ再生してまで利用する価値のあるルアーなのかどうかを見分けるには名前を確認。
そこそこいいルアーなら必ずボディーの何処かに名前が入っている。入っていないルアーは基本的に外国産の安物である場合が多いので再生させずにゴミ箱へ捨ててしまおう。(どうしても使いたければ使えばいいが)
今はネットがあるので名前を検索に打ち込んで検索すればすぐにどんなルアーかわかるだろう。
ルアー拾いの掟その三、ルアーの汚れは意外とすぐ取れる
時々ドロとか藻がついてとんでもなく汚れているルアーがある。
でも実はこんなにドロドロでも意外と水につけて一晩置くと汚れが浮くのか手でこすれば大体取れたりする。
ドロドロでも諦めずに洗ってみることをおすすめする。
もちろん長年水中に沈んでいたルアーなどは塗装が剥がれて来てしまい洗っても取れない場合があるが耐水ペーパーを使って塗装を外し塗装し直すとか塗装を取ってしまってマジックで「test」とか「prototype01」とか書くとまるでまだ世に出回っていない新作ルアーを使っているかのような気分を味わえる。
ルアー拾いの掟その四、潮時表を使えば効率よくルアー拾い出来る
海や河口の場合干満差を利用したルアー拾いが出来る。
満潮時は水底であるが干潮になるとかなり沖まで陸になる場所などではルアー回収は簡単でルアー拾いの中では最も効率よく回収出来る手法。
自分のルアーが引っかかった場合でも場所を覚えておいて干潮時に取りに行けばいい。ラインを手元で切って陸に結んでおけば簡単にルアーを探すことが出来る。
その際だが潮時表は結構重要でいつが干潮かをしっかりと見ておくのがコツ。潮の満ち引きは毎日違う時間に起こり、潮が動かない日などは潮位差が無く干潮でも陸にならなかったりする。基本的に春は大潮の干潮が昼間でちょうど潮干狩りの頃が一番干潮の潮位が低い。潮干狩り感覚で春はルアー拾いに明け暮れるのもよいだろう。
逆に秋は夜に最も潮が大きく動くので夜釣りのベストシーズンになるわけである。
ルアー拾いまとめ
こうして今回は非常にダーティーな記事を書いてしまったがルアーを無くしたがわからしてみれば俺のルアーを拾いやがって!と反感を買うかもしれないのでルアー拾いはリスクを伴うということにも注意しておかなければならない。
まぁ引っかかってるルアーとか流れているルアーはそのままではゴミなので是非とも拾って再利用してあげるのが一番いいとは思うのだが。
ルアー拾いおすすめアイテム
流れてきたルアーをキャッチするならこれ。管理釣り場では結構流れてくるのでこれは必需品。